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人工木ウッドフェンスの魅力とは?支柱の注意点も解説

2022年06月25日

住宅や施設の周りをおしゃれにしたいなら、ウッドフェンスがおすすめです。
特に耐久性の強い人工木のウッドフェンスは、長期間にわたって建物の周りを彩ってくれるでしょう。
さらに、ウッドフェンスを建てるなら要になる支柱にもこだわりたいところです。
この記事では、人工木ウッドフェンスの魅力や支柱を建てる際の注意点について解説します。

ウッドフェンス
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《目次》

ウッドフェンスのメリット

建物の周りを囲むフェンスは、さまざまな素材で作られてきました。その中でもウッドフェンスにはどのようなメリットがあるのでしょうか。ここで見ていきます。

あたたかみがある

まずは、景観にあたたかみを加えられる点です。
フェンスそのものはコンクリートや石材などでも作ることは可能です。
ただし、これらの素材でできたフェンスは冷たい印象になり、人によっては「立ち寄りにくい」と感じてしまうでしょう。
木材でできたウッドフェンスは穏やかな雰囲気があり、見る人に親近感を与えます。一般の住宅はもちろん、店舗や公共施設のフェンスとしてもおすすめです。

ウッドフェンス

植物との相性がいい

庭があったり、ガーデニングをしている場合にもウッドフェンスを建てることは珍しくありません。
なぜなら、ウッドフェンスの有機的で優しい色合いが植物の美しさを引き立てるからです。
ウッドフェンス自体が木材でできていますので、木々や草花との相性は抜群です。
植物の多い家や建物にはウッドフェンスを選んでみましょう。

ウッドフェンス
ウッドフェンスセット

デザイン性が高い

フェンスにデザイン性を取り入れたい場合も、ウッドフェンスが採用されることが多いです。
木材は石材やコンクリートに比べて、加工の手間がかかりにくいと言えます。
そのため、他の素材では難しいデザインも木材なら実現できる可能性があります。フェンスを曲線的にしたり、先端まで細かくデザインしたいときに木材はぴったりです。

ウッドフェンス

初期費用を抑えやすい

石材やコンクリートでフェンスを作ると、どうしても費用は高くなってしまいます。
大がかりな工事が必要で、素材も人件費もかかってしまうからです。それに比べると、ウッドフェンスは簡単な施工で建てられます。
そのため、初期費用を抑えたいのであればウッドフェンスが適しているでしょう。

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どうしてウッドフェンスには人工木がおすすめなのか

ウッドフェンスを新たに建てるなら、人工木がおすすめです。
ここでは、人工木でウッドフェンスを作るメリットについて解説していきます。

木材のウッドフェンスにもデメリットはある

人工木のメリットを知るには、まず純粋な木材のウッドフェンスのデメリットを理解しておきましょう。
景観を豊かにしてくれるウッドフェンスは、その反面耐久性があまり優れていません。木材はコンクリートや石材に比べて、風や雨などに弱いと言えるでしょう。
台風などが来たら破損したり、飛ばされるリスクもあります。
さらに、木材は経年劣化を起こしやすいのも特徴です。
腐ったり折れるまでの年月が短く、破損したらすぐに補修をする必要があります。
そして、補修を繰り返していると、当然ながら費用も増えてしまうでしょう。

ウッドフェンス

人工木でデメリットを解消

こうした木材のデメリットを解消するために、用いられるようになったのが人工木です。
人工木とは、木粉と樹脂等を混ぜて作られた人工的な建材です。
つまり、厳密には木材ではありません。人工木は純粋な木材よりも耐久性が高く、風雨にも長期間耐えられます。
防水処理や防腐処理を施さなくても、経年劣化が起きるまでにかなりの時間を要します。また、シロアリやネズミなどの害虫も人工木には侵食しません。
木材では長持ちするか不安なら、人工木でウッドフェンスを建てることを検討しましょう。

ウッドフェンス

人工木にすると景観は劣る?

木材よりも人工木は「見た目が美しくない」という意見もあります。
確かに天然の木材が作り出す質感、木目などは人工木にない魅力です。
ただし、人工木も種類によっては天然の木材に似せて加工されています。
さらに、天然木材にはかなわなくても、コンクリートや石材よりはあたたかみのある色合いをしています。
そのため、「人工木の景観はよくない」とはけして言い切れないでしょう。

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ウッドフェンスの構造は?どの部分が重要なのか

実際にウッドフェンスを建てるのであれば、構造や部分についても調べておきましょう。ここからは、ウッドフェンスの立て方について解説していきます。

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デザインによって構造は異なる

どのようなデザインでウッドフェンスを作るかにより、構造も変わってきます。例えば、一般的なウッドフェンスは支柱を立ててからその間隔に横木を詰めていきます。
これは、支柱を傾かせず垂直さを保てるようにするためです。その後、支柱から支柱に横板を張っていき、隙間を埋めます。
横板を張り終えたら、ウッドフェンスは完成です。

一方で、縦方向に木版を並べて立てていくタイプのウッドフェンスもあります。この場合も、最初に太い支柱を立てなくてはなりません。そして、支柱から支柱までの間隔を縦方向の木材で埋めていきます。その後で、縦方向の柱を横向けの木材で補強し、完成となります。

ウッドフェンス

支柱が重要な役割を担う

いずれのタイプのウッドフェンスも、支柱が重要な役割を担っていることは変わりません。支柱は地面に埋めて固定する方式がよく知られています。
支柱が高くなるほど、埋没部分も深くする必要があります。

例えば、支柱が150センチメートル以上の高さなら9センチメートル四方の太さが必要です。支柱が150センチメートルよりも低ければ、7センチメートル四方の太さが求められます。

ウッドフェンス

支柱は埋めなくてはならないのか?

地面に支柱を深く埋めなくても、専用のブロックに支柱を挿入して固定する独立基礎という方法もあります。
ただし、この方法は支柱を埋めるよりも安定性を欠いてしまう可能性があります。また、ブロックや固定するための金具が増えることで費用も増えてしまいます。
しかも、独立基礎は敷地境界との間に余白を作らなければならず、埋没させるよりも内側に建てなくてはなりません。そのため、敷地のスペースを広く取りたいなら支柱を埋没させる方が効率的です

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人工木ウッドフェンスの支柱を選ぶときに注意するポイント

もしウッドフェンスの支柱に問題があれば、耐久性は弱まってしまいます。
また、ゆがんで立てられた支柱もフェンスの景観を損なってしまうでしょう。
ここからは、人工木ウッドフェンスの支柱選びにおける注意点について解説します。

ウッドフェンスポイント

■色味■

支柱はウッドフェンスの中で大きな比率を占めます。そのため、支柱の色味はウッドフェンス全体の印象を左右すると言えるでしょう。建物そのものとのバランスが取れているかどうかも重要です。建物が黒っぽかったら、人工木も暗い色にすると調和しやすくなります。一方で、あえて支柱を明るい色にして、建物の雰囲気を中和する方法もあります。

ウッドフェンス

■サイズ■

作りたいウッドフェンスに見合ったサイズの人工木を選びましょう。
基本的に支柱が高くなればなるほど、太さも必要です。
さらに、支柱を地面に埋没させるのであれば、その長さも計算してサイズを検討しなくてはなりません。
なお、ウッドフェンスは高ければいいというものではなく、建物や庭とのバランスが重要です。ウッドフェンスに建物を覆い隠すほどの高さがあると、威圧感が強くなりますので注意しましょう。
下記施工例はとてもバランスが取れていて素敵です。

ウッとフェンス

■木目の有無■

多くの人工木が加工によって木目を再現されています。
木目がある支柱は自然な雰囲気を演出できます。

そのため、可能であれば木目のある人工木で支柱を立てたいところです。
ただし、木目の加工方法もいろいろですので、じっくり検討しましょう。

例えば、木目が人工木に刻み込まれているタイプなら経年劣化が起こりにくいと言えます。一方で、木目が塗料で描かれているタイプだと、時間とともに色あせていきます。風や雨などで木目が剥げてしまうリスクも出てくるでしょう。
長い間使うつもりの支柱なら、しっかり刻まれている木目がおすすめです。

ウッドフェンス

ウッドフェンスにおける人工木の加工!天然素材よりも切りやすい?

加工がしやすいのも人工木の魅力のひとつだとされてきました。
ここからは、人工木を加工する方法や注意点について説明します。

ウッドフェンス 注意点

■基本的には木材と同じ工具を使う■

人工木を加工する際には、木材と同じ工具を使います。例えば、大小のノコギリ、金ノコなどで問題ありません。そして、人によっては「天然の木材よりも人工木のほうが切りやすい」と感じることもあります。

なぜなら、人工木には天然素材と違って節がないからです。節があるとノコギリの刃が流れたり、つっかえてしまいます。

経験の豊富な人でないと、スムーズに加工するのは難しいでしょう。その点、本人の経験に関係なく人工木は手軽に扱えます。

ウッドフェンス 工具

■人工木は重い?■

一部では、「人工木は天然素材よりも重いので扱いにくい」という意見もあります。確かに高級な天然素材になると、頑丈でありながら重量がそれほどないものも少なくありません。
こうした天然素材と比べれば、人工木を重く感じる可能性はあります。ただし、人工木の多くは一般的な天然素材とほとんど同等の質量であり、飛び抜けて「取り扱いにくい」とは言えないでしょう。

ウッドフェンス

■やすりがけには注意を■

人工木を加工するときに注意したいのは、やすりがけのときです。
ウッドフェンスに細かい傷がついてしまった場合、通常の木材の場合はやすりがけを行ってきれいにします。それは人工木でも変わりません。
そして、やすりがけをすれば人工木の表面はある程度平らになりますが、そのかわりに人工木によってはやすりがけの痕が白く残ってしまいます。

その理由は、人工木の表面の塗料がやすりにとって剥がれ落ちるからです。細かい傷をきれいにするなら、やすりがけよりも塗料を使うのが得策です。傷の上から人工木と同じ色の塗料を施せば、傷は目立たなくなります。

ウッドフェンス やすり

選び抜いた人工木で素敵なウッドフェンスを建てよう

ウッドフェンスは雨風にさらされ続けるため、耐久性が重要です。
腐敗の心配のない人工木なら、メンテナンスの手間が大幅に軽減されます。
さらに、人工木は加工もしやすく、繊細なデザインを生み出せるメリットもあります。

木目のある人工木でウッドフェンスを建てれば有機的な印象を演出でき、天然素材のようなあたたかみが生まれるでしょう。

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