新築のお家の外構としてお庭やテラス、べランダにウッドデッキを設置したり、既存のウッドデッキのリフォームをしたいと思っても、どれぐらいの費用が掛かるのか、人工木と天然木で値段の差はあるのかなど、ウッドデッキの費用面で気になることが多いのではないのでしょうか。
ここではウッドデッキに必要な材料別の費用比較、コスパの良い材料、費用を抑える方法をご紹介いたします。
目次
- ウッドデッキを作る木材の種類
- ウッドデッキの材料別費用比較
- ウッドデッキ材でコスパが良いのは?
- ウッドデッキに「Eee-Wood」がおすすめな理由
- おすすめウッドデッキ材のEee-Woodをご紹介
- ウッドデッキのリフォーム事例・設置費用
- Eee-Woodは4つの安心保証付き!
- まとめ
ウッドデッキを作る木材の種類
多くの方がウッドデッキを作るうえで一番気になるものは、費用ではないでしょうか?そんなウッドデッキの費用は使用する素材で大きく変わります。
ウッドデッキに使用する材は大きく分けて3つあります。
1つは天然木材ソフトウッドタイプです。
こちらはホームセンターなどで一般的に販売しているため、業者様はもちろんdiyなどをする一般の方でも手に入りやすい材となります。
また、販売価格も安価でさらにやわらかい材なので加工もしやすいため、費用面・作成面ともに手が出しやすいので、初心者の多くの方がソフトウッドを利用しているのではないでしょうか?
しかし、こちらの材はやわらかい木材なので耐久性があまりなく、毎年ウッドデッキのメンテナンス対応が必須となります。仮にメンテナンスをしながら使用しても、数年の寿命の場合が多いです。
そのため、初めて作るウッドデッキはソフトウッドで作ってみても手入れの時間や耐久性、費用の事を考慮して、「次は違う材で作ろう」とリフォームする流れになることは多いです。またリフォームの際は必要になってくるのが、追加の材料費だけではなく、既存ウッドデッキの撤去費用上乗せになります。
2つめに天然木材ハードウッドタイプです。
こちらはウリンやアマゾンジャラ、セランカンバツなどになり、ホームセンターでも販売しており簡単に手に入ります。
ハードウッドという名の通り、硬い木材にあたるため、ソフトウッドとの違いは高耐久の素材でできており、平均費用も上がります。
この特性を活かし、ウッドデッキのメンテナンスの原因となる虫害や腐食などに強いため、費用と時間がかかるメンテナンスをソフトウッドのように毎年行う必要がなく楽に長持ちします。
しかしデメリットとして、非常に硬い材なので加工がしにくく、加工の際も専用の工具が必要となり、diy初心者はもちろん素人が簡単に扱える材ではありません。
3つめに人工木材です。
人工木材とは近年一般的になってきた、天然の木材に似せて作られている人工的な建材です。
木粉等の他に樹脂(プラスチック)を混合し製作しているので、天然の木材よりも遥かに耐久性、耐候性が高い物になります。また、一番のメリットがメンテナンスフリーな点です。
高耐久素材なので腐り、虫害に強くメンテナンスをしなくても綺麗に長持ちするウッドデッキに仕上がります。さらに、加工も通常の天然木と同じ道具でできるため、素人の方も手に取りやすい建材となっています。
しかし人工木材はホームセンターなど店舗で取り扱っている量や種類がまだまだ少ないので、上質で本格的な人工木材はインターネットのみの販売がほとんどです。
インターネットで購入する場合は「費用を抑えるために安価な人工木材を購入してみると、プラスチックそのものだった」「色が思っていたのと違うかった」などのお声をよく聞くので、認識の相違がないように必ずサンプル請求をし、実物を確認してからの購入をおすすめします。
また、サンプルと同様に寸法さえわかれば、無料で見積りをしてくれるところが多いので、費用面でのイメージを掴むためにも無料見積りのサービスを利用することをおすすめします!
ウッドデッキの材料別費用比較
上記三種類の材料を業者様にリフォームなどの材料費のみの場合は、1㎡あたり以下の費用が目安となります。
材料 | 費用目安(材料費のみ) |
---|---|
天然木材(ソフトウッド) | 約1万円前後 |
天然木材(ハードウッド) | 約2.7~3万円前後 |
人工木材(中空材) | 約2.7~3万円前後 |
※昨今の価格変動等が激しいので、大幅に平均費用が変わる場合がございます。
※人工木材は「Eee-Wood」のインターネット価格を使用した場合の予想平均です。
※既存のウッドデッキ撤去費用等は含まれていません。
あくまでも目安となることをご了承ください。
ウッドデッキ材でコスパが良いのは?
これまでご説明した価格で考えると木材だけの初期費用は人工木材よりも天然木材の方が圧倒的に安かったですね。
しかし天然木材(ソフトウッド)には初期費用として、塗装費用も必要です。
なぜならば、天然木材(ソフトウッド)は水に弱い材質なので、この塗装をしておかなければすぐに腐ったり、色褪せたりするので必須の作業になります。
そのことを踏まえると以下の様な価格比較になります。
今回は天然木材のソフトウッドにSPF材、ハードウッドにイペ、人工木材に弊社オリジナルのEee-Woodで比較してみました。
初期費用が高い順でみると天然木材(イペ)、人工木材、天然木材(SPF材)です。
一般的なイメージとして人工木材の価格が一番高いと思われがちですが、コロナ禍やロシアのウクライナ侵攻などの影響によるウッドショックにより木材の価格がここ数年で急騰し、天然木材(イペ)で作るウッドデッキは人工木材ウッドデッキと同等の費用、もしくはそれ以上が必要になっています。(2022年6月現在)
では天然木材(ソフトウッド)が一番コストパフォーマンスがいいという結果なのでしょうか?
その答えは「いいえ」です。
もし、ウッドデッキを1年だけ使用するのであれば天然木材(ソフトウッド)が確かに一番費用を抑えることができますが、そんなウッドデッキを作る人はいませんよね。
そのことを踏まえて、5年間同じウッドデッキを使用した際の費用比較グラフが以下の様な結果になります。
天然木材(ソフトウッド)を綺麗に長く維持するには、定期的なメンテナンスが必要になってくるので、維持費用(塗装費)が毎年発生します。
また天然木材(ハードウッド)は基本的にメンテナンス(塗装)が必要ないものにはなりますが、数年に一度塗装することでより綺麗に長持ちするので、メンテナンス費用が掛からないとは言えません。
そのことを踏まえて上記グラフを見ると、下記グラフを見ていただくと分かるようにウッドデッキの使用期間が長ければ長い程、木材費用のみで施工後の塗装費用が掛からない人工木材が天然木材に比べて実は一番お得なのです。
さらにコスト的には2㎡の場合で考えると、5年間で天然木材(ソフトウッド)と人工木材の価格比は約40,000円にもなります。
これはウッドデッキのサイズが大きくなればなるほど、使用年数が長くなればなるほど、この差はどんどん大きくなります。
このことより「一番コストパフォーマンスが良い商品は人工木材である」といえます。
もし、天然木のウッドデッキをお考えの場合は、長い目で見た時の費用負担が全く違うので、今後必要になってくる塗装費用も忘れずに計上するようにしてください。
ウッドデッキに「Eee-Wood」がおすすめな理由
先ほどのグラフでご紹介した弊社Eee-Woodをご紹介いたします。
Eee-Woodは人工木材はもちろん人工木材に必要なビス等が1本、1個単位でご購入いただけます。
大手のメーカー様などではキット販売が主流なので、決まったサイズのウッドデッキしか作れず、自由な設計が難しくなっています。
しかしEee-Woodはどのお客様にも必要な分だけ必要な時にご購入いただけるので、無駄なく人工木材を使用することができます。ロスを少なくすることで、その分費用を抑えることができます。
またどの部材をどれだけ準備したらいいのかわからない方には、弊社でもウッドデッキのセット販売を行っております。
セット販売にて展開している3種類のウッドデッキサイズから、希望のサイズが合えば、特別価格でのご提供になるので費用を抑えるのにピッタリです。
セット内容にはウッドデッキを作成するうえで必要な根太束床材やビス・金具など全てが入っているので、プロの業者様はもちろん、diyをする方向けの商品でもあります。
おすすめウッドデッキ材のEee-Woodをご紹介
人工木材Eee-Woodはウッドデッキを作るのに様々な種類の材があります。その中でも人気の高い2種類のデッキ材、1種類の柱材をご紹介いたします。
おすすめ材1.リブ付無垢デッキ材 DM135
リブ付無垢デッキ材は断面図を見ていただいて分かるように、板の側面に凹型のリブがついています。
このリブ部分にT字型の専用クリップを使用して設置していきます。
ビスではなく専用のクリップを固定していくことで、施工が簡単なのに加え、工事期間を短縮することも可能です。
また、ウッドデッキ表面にビスが見えない構造で仕上がるので、すっきりとした綺麗な仕上がりになります。
おすすめ材2.無垢デッキ材 D140
無垢デッキ材は天然木材と同じ板状の材になります。
両面に木目加工を施しているので、見た目も天然木そのものです。
さらに中がしっかりと詰まっている無垢タイプなので、天然木と同様に加工することができる、施工性抜群の高強度なデッキ材です。
おすすめ材3.無垢柱材 L90
無垢柱材は使用しやすい39×89の2×4サイズです。
無垢仕様の材のため一般的な柱材と同様の加工ができるのはもちろん、端部の木口処理も必要がないため、作り手の手間を省くことのできる柱材です。
メンテナンスのしにくい基礎部分である根太や束まで同じ人工木材で作ることで、腐食の心配が減ることはもちろん、さらに費用を抑えることに繋がります。
その他人工木材の初期費用を抑えるために、基礎部分をホームセンターなどで簡単に手に入る安価な鋼製束等を使用して作成される方もいます。
耐久性なども申し分ないですが、やはり鋼製束は無機質な仕上がりになり、人工木ほど木の様な温かみのあるナチュラルな仕上がりではないので、仕上がりデザインにこだわりのある方は人工木材で基礎部分まで作るのをお勧めします。
ウッドデッキのリフォーム事例・設置費用
Eee-Woodを使用したウッドデッキは初期費用として、材料費のみが必要ですがどのくらいの規模でどのぐらいの金額になるのか分かりやすいよう、実際のリフォーム事例を通して設置費用をご紹介します。※工事費は含まれていません。
事例1:最高級デッキ材を使用したテラスデッキ(材料費:約55万円)
最高級の超高耐久無垢デッキ材をテラスに使用した低床ウッドデッキの事例です。
デッキ材表面にしっかりと木目加工を施しているので、樹脂とは思えない高級感で本物の木で作ったウッドデッキさながらの仕上がりです。使用している材が商業施設などで使用される最高級なモノなので、材料費が相場よりも高いですが、その分耐久性が高く、存在感のあるエクステリアになっています。
【使用材料】
・根太材:無垢柱材 EWH-L90
・幕板材:無垢デッキ材 EWH-D140
事例2:壁と窓の形に合わせたL型デッキ(材料費:約14万円)
窓と壁の形を活かしたL型デッキの施工事例です。ウッドデッキは広々としたスペースにしか設置できないとお考えの方が多いと思います。しかし1本単位で購入でき、自由な形に施工できるEee-Woodだからこそ、ちょっとした空間でも設置することができます。
必要な分を必要なだけ購入できるので、キット製品のデメリットである形が合わなければ余材が出て、費用の無駄が出る心配がありません。
【使用材料】
・床板・幕板材:無垢デッキ材 EWH-D140
・根太・束材:無垢柱材 EWH-L90
事例3:コスト減・作業負担減を考慮したDIYウッドデッキ(材料費:約26万円)
個人様が自作したウッドデッキの施工事例をご紹介いたします。
掃き出し窓の高さに合わせた高さのウッドデッキなので、部屋の一部化のように使用でき、広々とした空間の有効活用ができています。
さらに外側の見える部分の束材以外は鋼製束で作成することにより、費用を抑えるのはもちろん、DIYなので作業工程の短縮につなげています。
【使用材料】
・床板:中空デッキ材 EWH-D135
・根太・束材:無垢柱材 EWH-L90
・幕板材:無垢デッキ材 EWH-D140
※基礎石、鋼製束等は別途自身でご用意いただきました。
※費用はネット価格をベースに計算しています。
Eee-Woodは4つの安心保証付き!
メンテナンスをしなくても大丈夫と言っても、実際にウッドデッキを使用しているとメンテナンスをしないせいでササクレが発生したり、腐って使用できなくなったら困りますよね。
そんな時のために、10年間無料で4つの保証が付いております!
ご覧の通り腐りの他にも、割れや変形に対しても保証が付いております。
さらに、費用を少しでも安くするために自分で施工したが、間違った設計でしたため割れ(変形)が起こったという場合でも、保証が付いています!
この保証があるので、初めて人工木材を使用してDIYする方も、万が一何かあっても安心なのではないでしょうか?
Eee-Woodは10年という長期間保証が付いているので、施工後もメンテナンスをしていないからもしかしたら...という不安なくウッドデッキを安心してご使用ください!
まとめ
エクステリアとして代表的なウッドデッキですが、作る材によって費用が異なるため、しっかりとした下調べが必要です。
初期費用は天然木材(ソフトウッド)で作るウッドデッキが安かったですが、長い目で見たトータルの費用が安く上がるのは人工木で作るウッドデッキということが分かりました。
特に人工木材の中でも天然木の様に仕上がるEee-Woodを使用すれば、費用を抑えるだけではなく見た前も綺麗に長持ちする美しいウッドデッキが作成できます。余計なメンテナンスの手間暇はもちろんメンテナンス費用を抑えることもできます。万が一のことがあっても、10年間は無償で保証が付いているので、安心して使用できるところも一つのポイントですね!
自分だけのオリジナルウッドデッキをお考えの方は是非Eee-Woodで一度ご検討ください。
お手元で実際の現物を確かめたい場合は、無料のカットサンプルをお送りしておりますので、少しでも気になった方はお気軽にご請求下さい。