人工木材「Eee-Wood」とSDGs
持続可能な開発目標（SDGs）とは，Sustainable Development Goalsの略で、2015年9月の国際サミットで採択された「持続可能でよりよい世界を目指すための国際目標」のこと。 17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない（leave no one behind）」ことを誓っています。 SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル（普遍的）なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。
アートウッドでは創業時に3つのE（Ever/Ecology/Economicalの頭文字）を合わせ、「ずっと長持ちして環境にやさしく経済的な人工木材」という思いを込めたEee-Woodを販売しております。
弊社のオリジナル人工木材Eee-Woodは、家具を作る際に出た廃材予定の端部の木材を木粉にし、リサイクルしたものと樹脂（プラスチック）を混合し押し出し成型した人工木材で、SDGsや脱炭素の実現にも貢献する環境と人にやさしい製品です。再生木材を中心とした「環境素材」の開発・製造を通し、SDGsの目標に多くの点で合致する企業活動を今後も行っていきます。
1）リサイクル材の活用
貢献する目標
目標12：持続可能な生産消費形態を確保する
アートウッドではご購入いただいた際の商品保障だけではなく、商品ご購入後10年間は製品保証をさせて頂いております。また、Eee-Woodは本来捨てる予定であった端材をリサイクル木材として使用しているので、無駄なごみを減らし、資源を活かすことに繋がっています。さらに素材が高耐久のため、天然木材で作るエクステリアよりも耐用年数が長いことから、長期間使用できる点でも資源を大切にしていることに繋がります。
目標13：気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる
地球温暖化を防ぐためには二酸化炭素を出さないように工夫をすることが大切です。そのためにも光合成のできる木々の伐採を少しでも少なくするため、100％の天然木材で作るエクステリアではなく、木を何パーセントか含めた人工木材で作るエクステリアを今後も弊社では推奨していきます。地球温暖化を防ぐためにも最重要課題だと考えます。
2）森林伐採を必要としない
国連の報告によると、森林の純損失率は1990年以降大幅に改善されているものの、減少しているのは変わらず、また人工木の増加スピードは以前よりも鈍化している傾向となっています。森林面積が減少していることに変わりはなく、1990年以降に世界が失った面積はリビアの国土全体の面積に相当します。今後このような状況が続けば大気汚染をはじめ、地球温暖化の加速、生物の絶滅・減少に繋がります。
アートウッドのオリジナル商品人工木材Eee-Woodは、樹脂(プラスチック)に木粉を混合することで、より天然木の様な風合い・質感を出していますが、本来廃棄されるであろう材木などを木粉として再利用し活用しているため、新たな森林伐採を必要としません。
貢献する目標
目標15：陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・ 回復及び生物多様性の損失を阻止する
アートウッドの製品は、使用している木粉を家具などを作る際に余った端材の木材（リサイクル木材）から作った木粉を使用しています。このいわゆるリサイクル木材を使用することにより、無駄な森林伐採を防ぎ自然を守るよう努めています。
3）耐久性が優れ、長く使用できる！
人工木材は木粉に加えて樹脂(プラスチック)を混合したものでできており、天然木と比べた際に耐久性・耐候性が良いだけでなく、水の吸水率が低いことから腐りにくく、シロアリなどの虫害も防ぐことができます。廃棄物の削減に加え、天然木の様なササクレが発生しないことから環境と人どちらにも優しい商品です。
貢献する目標
目標9：強靱（レジリエント）なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る
アートウッドでは持続可能な仕組みの一つとして、産業の発展のために、日々新たな商品開発に努めています。商品の質に見合った適正価格での販売と、安定供給を目指し在庫の確保に努めています。また、お客様にとって安心・安全に使用できる価値を持つ商品の開発を進めています。
目標11：包摂的で安全かつ強靱（レジリエント）で持続可能な都市及び人間居住を実現する
Eee-Woodは、質感・品質を重視して開発した人工木材で、高耐久素材なため、天然木材よりも長く綺麗にご使用いただけます。また、面倒なメンテナンスも必要なく、お施主様がどの年代の方でも使用しやすく、維持負担の少ないエクステリアを作ることができます。少しでも長く同じ場所、同じ環境で住み続けられるためにもこれからも品質、お施主様の負担等様々な事を考慮した商品を開発していきます。
