ウッドデッキの寿命は、どの種類の木材を使うか、材質は何なのかで変わってきます。
ウッドデッキの寿命で、まずは天然木材から説明します。
ウッドデッキの寿命が短いと考えられるのは、ソフトウッド系です。
例えば
- 杉材
- SPF材 ※SPF材とは、Spruce(スプルース、唐松) pine(パイン、米松) fir(ファー)の3種類で、頭文字をとって、SPFと呼ばれています。
- レッドウッド
などが、ウッドデッキの寿命が比較的短いと考えられます。
特長として、加工がしやすく、安価で購入できます。
しかし、毎年の塗装が必要など、ランニングコストがかかることもあります。
ウッドデッキの寿命が長いと考えられるのは、ハードウッド系です。
例えば、
- ウリン
- イペ
- サイプレス
- セランガンバツ
などが、ウッドデッキの寿命が長いです。
特長としては、腐りに強いというのがあります。
ハードウッドなので、素材が堅く、加工しにくい。
また、天然木材特有のアクがでたり、ササクレやトゲが危ないという反面もあります。
ウッドデッキの寿命が長いものとしては、人工木材もあります。
人工木材は、木粉とプラスチックを混ぜ合わせたものです。
天然木材のデメリットであったウッドデッキの寿命が大幅に改善されています。
従来のプラスチックっぽかった人工木材も、今ではほとんど天然木材と変わらないものもでてきました。
人工木材ウッドデッキの寿命は20年以上と言われています。
天然木材の木質感と、今までにないメンテナンス性を求めたものが人工木材です。
加工性について
ソフトウッド系は、ウッドデッキの寿命は短いですが、
その分加工性は抜群です。
DIYが初めての方や、ちょっとした日曜大工ならソフトウッド系は最適です。
ウッドデッキの寿命は長いけど、ハードウッド系、人工木材は施工が大変です。
ネジをつけるときは下穴が必ず必要です。
ウッドデッキの寿命や施工性を考えると、どの部材もメリットデメリットがありますね。