ニチニチソウの育て方について
キョウチクトウ科
別名:ビンカ、ニチニチカ
原産地:マダガスカル島
耐寒性:弱い
花言葉:友情、思い出
ニチニチソウの特徴
暑さと乾燥に強く、炎天下でも元気に成長します。
花びらは綺麗な5弁花をひらきます。
名前の由来である通り、毎日新しい花が咲くということからニチニチソウと言われています。
枝先に毎日新しいつぼみをつけます。
開花時期の夏は、次々と花が咲きます。
品種はたくさんあり、
高生種、わい性種のほか、匍匐性の品種もあります。
原産地のマダガスカルでは宿根草としてありますが、
寒さに弱く日本では一年草として扱います。
排気ガスに強いという特徴もあるので、
道路脇の花壇などにもよく植えられているのを見ます。
種まき・植え付けについて
4月~6月頃
暖かくなってから、日当たりと水はけのよい場所にタネを直まきします。
なぜ、直まきというと、
根がまっすぐに伸びるタイプなので、移植を嫌うからです。
植え付けをする場合も、4月から6月頃にしてください。
育てる際に、気をつけるポイント
●花が咲いた後は、株が弱るので花がら摘みをこまめにしてください
●肥料は、開花時期は月に2回ほど液肥で追肥してください
●かかりやすい病気として、アブラムシが媒体となるモザイク病が発生します。
発病したら元には戻りません。株を抜いて処分し、殺虫剤で周囲のアブラムシを駆除してください。
●キョウチクトウ科の特徴として、アルカロイド系の毒性があります。
抗癌剤として近年研究が進められていますが、家庭での使用は危険ですので決して食べないでください。