外構や建物の目隠し、通気性の確保などに使われる「ルーバー材」。パッと見ておしゃれなだけでなく、実は住まいの快適さや耐久性にも大きく関わる重要な建材なんです。
でも「ルーバーって何?」「天然木と人工木、どっちがいいの?」「おすすめの商品は?」といった疑問、ありますよね。

この記事では、そんなルーバー材の基本から、人工木材を使うメリット、そしてアートウッドがおすすめする人工木ルーバー材【EWH-L35】の魅力まで、実例を交えて徹底解説していきます。
読者の方が「これなら自分の家にも合いそう!」と思えるように、専門的な話もやさしく、わかりやすくお届けします。

✔この記事でわかる3つのポイント
- ルーバー材の基礎知識と使われる場面がわかる
- 天然木と人工木の違いと、人工木ならではのメリットが明確に
- アートウッドの人工木ルーバー商品「EWH-L35」の特徴が理解できる
初稿:2025/3/26
《目次》

ルーバー 材 とは?用途と特徴
ルーバー材とは、細長い板(羽板)を一定の間隔・角度で並べて構成された建材のことです。通気性や採光を確保しながらも、視線を遮ることができるため、フェンスや外壁、室内の間仕切りなど、さまざまな場面で活用されています。特に最近では、デザイン性の高さから住宅や商業施設の外構に使われることが増えており、見た目と機能性を兼ね備えた建材として注目されています。

◆ ルーバー材の構造と仕組み
ルーバー材は「羽板(うはん)」と呼ばれる細長い板を、一定の間隔と角度で並べて作られています。この独特な構造によって、光や風を通しながら、外からの視線は遮るという機能が生まれます。たとえば、羽板の角度を斜めにすることで、外からは見えにくく、内側からは光や風を取り込むことができるという仕組みです。

「通気性は欲しいけど、外からの目線は気になる…」というシーンにぴったりなのが、このルーバー構造の魅力です。さらに、角度や間隔の調整によって、採光量や目隠し効果をコントロールできるため、機能性とプライバシー性を両立した建材として、住宅の快適性を高めてくれます。

◆ どこで使われている?ルーバー材の主な用途
ルーバー材は、屋外・屋内を問わずさまざまなシーンで活用されています。その多くが「目隠し」「通気」「採光」といった目的を兼ねて設置されており、現代建築では欠かせない存在です。以下は、主な使用例です。
- 外構フェンス:通行人からの視線を遮りつつ、通風を確保
- ベランダやバルコニーの目隠し:外からの視線を防ぎつつ、採光を保つ
- 建物の外壁装飾:立体感やデザイン性を加える
- 室内の間仕切り:圧迫感を与えず空間を区切る
- カーポートや駐輪場の囲い:風通し良く、でも見えすぎない工夫に
このように、ルーバー材は“おしゃれな目隠し”としての役割だけでなく、建物の快適性・意匠性を高める重要なアイテムとして活用され、住宅やマンション、商業施設やオフィスでも採用されています。

人工木材と天然木の違い
人工木材とは、木粉と樹脂を混ぜ合わせて作られた再生木材のことで、「WPC(Wood Plastic Composite)」とも呼ばれます。見た目は天然木のような質感を持ちながら、腐食や反りが起きにくく、メンテナンスの手間も大幅に軽減されるのが特徴です。特に外構やエクステリアでは、雨や紫外線に強い素材として、天然木の代替として注目を集めています。

人工木材の主な特徴と素材構成
人工木材は、木粉(木くずなどの天然素材)とプラスチック樹脂(ポリエチレンなど)を混ぜ合わせ、高温高圧で成形された複合素材です。天然木のような手触りと外観を再現しつつ、素材としての耐久性や安定性を持たせています。以下は人工木材の主な特徴です。
- 耐久性に優れる:腐りにくく、シロアリなどの害虫被害も起こりにくい
- 反り・割れに強い:乾燥や湿気による形状変化が少ない
- お手入れが簡単:塗り直しや防腐処理が不要
- 天然木の風合い:表面に木目調の加工が施され、見た目がリアル
- エコ素材:廃材や再生樹脂を使っているため環境負荷が少ない
これらの特徴により、人工木材は「見た目は木、でも性能はそれ以上」という評価を得ており、近年では住宅や公共施設でも広く利用されています。

天然木とどう違う?人工木のメリット比較
人工木と天然木、それぞれにメリットはありますが、屋外で使用するルーバー材としては人工木材に軍配が上がるケースが多く見られます。以下の表に、両者の違いをまとめました。

このように、天然木の風合いは魅力的ですが、長く使う・外で使うという観点では、人工木材のほうがメンテナンス性や耐久性で優れています。見た目のクオリティも年々向上しているため、「パッと見では人工木って気づかれない」なんて声もよく聞かれます。「実際の質感を確かめてみたい」という方はぜひアートウッドの無料サンプル請求をご活用ください!カットサンプルの他、初めて人工木材を施工する方にも分かりやすいイラスト付きの資料など13点以上の資料もご一緒に無料でお届けします!
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ルーバー材に人工木を選ぶ理由
ルーバー材は屋外に設置されることが多く、紫外線や雨風にさらされる環境で使われる建材です。だからこそ、素材選びがとても重要。そこで注目されているのが「人工木材」です。天然木に比べて耐久性やメンテナンス性に優れ、見た目もナチュラルで美しいことから、近年ではルーバー材として人工木を採用するケースがどんどん増えています。ここでは、人工木材がルーバーに最適な理由を詳しくご紹介します。

▶︎セット商品でルーバーデザインのフェンスを気軽にDIY
アートウッドのウッドフェンスセットの中にはルーバータイプの商品もございます。ルーバー材・柱材の他、必要なビスなども全て揃っており、1から資材を調達する必要がありDIY初心者の方にもおすすめです。自作で気軽にルーバーデザインを取り入れてみてはいかがでしょうか?割引価格でお求めいただけるお得なセット商品ですのでぜひチェックしてみてください!
耐久性が高くて長持ち!屋外使用に最適
人工木材は、屋外での過酷な環境に耐えられるよう設計されています。特にルーバー材のように常に外気にさらされる構造では、耐久性の高さが非常に重要です。天然木だと、湿気で腐食したり、紫外線で色あせたり、数年ごとに塗装が必要になったりと、維持するのがなかなか大変。しかし人工木材は、木粉と樹脂が混合された構造であるため、水を吸い込みにくく、腐ることもなく、シロアリなどの虫害にも強いという特長があります。
「できるだけ長く使いたいけど、こまめなメンテナンスは面倒…」という方には、まさに理想的な素材なんです。長期間にわたり美しさを保ちながら使用できる点が、人工木が選ばれる理由のひとつです。

雨や紫外線にも強い!劣化しにくさが魅力
屋外に設置するルーバー材にとって、避けて通れないのが「雨」と「紫外線」です。特に夏場の直射日光や台風の雨風は、木材の劣化を早める原因になります。その点、人工木材はWPC構造により、雨水をほとんど吸収せず、表面が紫外線による色あせや割れにも強くなっています。

また、アートウッドの人工木材製品のようにUVカット成分が練り込まれているものもあり、変色や変形を防ぐ加工が施されています。結果として、天然木に比べて見た目の劣化スピードが圧倒的に遅く、長期間にわたって安心して使い続けられるのです。「せっかくお金をかけるなら、長持ちする方がいい」そんなユーザーの心理に、人工木材はしっかり応えてくれる素材です。
人工木材の他にも、アルミならではの軽さと耐久性を誇るアルミウッドも、エクステリアとしてはもちろん内装でも活躍。重量制限のかかる天井に採用されることもあり、使い勝手は抜群です!
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見た目は木そのもの!おしゃれな外構に
人工木材と聞くと、「安っぽく見えない?」「木製の質感は感じられるの?」と心配される方もいます。ですが最近の人工木材は、その見た目や手触りの再現度がとても高く、パッと見ただけでは天然木と見分けがつかないほど。特にアートウッドの製品では、木目調のデザインにこだわり、ナチュラルで高級感のある外観を実現しています。
さらに、人工木材ならではのカラーバリエーションや質感の安定性も魅力のひとつです。以下のようなポイントが、おしゃれな外構を実現してくれます。
・天然木風のリアルな木目加工
・色あせしにくく、美しさが長持ち
・ナチュラル系〜シックな色味まで選べる
・どんな外観デザインにもなじむ万能さ
「おしゃれだけど、実用的」そんな理想の外構を叶えたい人に、人工木材はぴったりなんです。

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ご希望の外構デザインでどのくらいの費用がかかるのか、お気軽にご相談ください!1本単位でご購入できますので、作業の際に部材が足りなくなっても追加でご購入いただけます。
ルーバー材EWH-L35の魅力
ここまで人工木材を使用するメリットをご紹介してきましたが、「具体的にはどんな商品があるの?」と気になる方も多いはず。そこでご紹介したいのが、アートウッドの人工木ルーバー材『EWH-L35』です。木製の質感と高い耐候性を兼ね備え、住宅や施設の外構に幅広く対応できる人気商品です。ここからは、EWH-L35のスペックや設置事例を通して、その魅力を詳しくご紹介します。

商品スペックとサイズ展開の詳細
『EWH-L35』は、木目の美しさと機能性を両立した人工木ルーバー材です。サイズ展開やカラーも豊富で、さまざまな施工ニーズに対応できる点が特徴。主なスペックは以下の通りです。
項目 | 内容 |
商品名 | EWH-L35 |
材質 | WPC:再生複合材(天然木粉+高密度ポリエチレン) |
サイズ | 35×35×2000mm(定尺) |
重量 | 3.6kg/本 |
カラー展開 | 3色(ナチュラル・ライトブラウン・モダンブラック) |
支持スパン | 最大 縦・横666mm以内 |
EWH-L35は使いやすさと高級感を兼ね備えたスペックになっており、外構リフォームや新築住宅にも幅広く対応できます。

設置事例と使い方アイデア
「実際にどう使われているの?」と気になる方のために、EWH-L35の設置事例や活用アイデアをご紹介します。さまざまなシーンにマッチする柔軟さが人気の理由です。
- 外構フェンスとして設置
目隠し効果を保ちながら、通風性・採光性のあるスタイリッシュな仕上がりに。 - バルコニーの目隠し
プライバシーを守りつつ、重たくなりすぎない開放感を演出。 - 室外機カバーとして使用
住宅設備の見た目を自然に隠す、実用的でおしゃれな方法。 - 店舗の装飾外壁にも
商業施設の外観に木目の温かみをプラスし、印象アップ。
このように、EWH-L35はルーバーとしての基本性能だけでなく、デザイン性の高さから幅広い施工に使われているんです。

住宅や店舗などで採用された実際の施工事例を多数ご紹介しております。外構デザインのイメージ作りに役立つものばかりです。気になるエクステリアのタイプから検索できますので、こちらからご覧になってみてください。

人工木ルーバー材のQ&A
人工木材を検討する中で、多くの方が共通して抱く疑問があります。ここでは、実際にアートウッドに寄せられる質問の中から、特に多い2つをピックアップしてお答えします。施工前に知っておくことで、より安心して商品を選ぶことができますよ。

Q1. 人工木のフェンス材で、屋内にルーバーを設置することはできますか?
はい、可能です。
空間に自然素材の温かみをプラスしたい方にとって、人工木ルーバーの室内利用はとても魅力的な選択肢になります。

Q2. フェンスをルーバーのように斜めに施工したいのですが可能ですか?
斜め施工は可能ですが、施工方法に工夫が必要です。
固定元に角度を付ける事が必要となります。方法は様々でアングル等の金物・加工した人工木材の固定元もございますが少し難しい施工となります。
業者様のノウハウやアイディアにより施工されております。

ルーバー材は人工木が最適!
ルーバー材は、通気性や採光性を保ちながらも目隠しができるという機能性と、外構のデザイン性を引き立てる見た目の美しさを兼ね備えた、非常に魅力的な建材です。とくに屋外で使う場合は、耐久性やメンテナンスの手間を考慮すると、人工木材を選ぶメリットはとても大きいと言えるでしょう。

アートウッドが提供する人工木ルーバー「EWH-L35」は、まさにその魅力を体現する商品です。木製の質感と高い耐候性、そして柔軟な活用シーンに対応できる万能さは、多くの利用者に選ばれている理由そのもの。見た目にもこだわりつつ、長く快適に使いたいという方にはぴったりの選択肢です。専門店ならではの自社倉庫で全ての商品を豊富に在庫しており、最短当日発送です!配送やサービスに関することなど、気になることがありましたらお気軽にお問い合わせください!


この記事を監修した人
一級建築士事務所サーロジック株式会社 高尾 裕稔
アートウッドの人工木材「Eee-Wood」は耐久性・耐候性ともに優れており、ササクレなどもできにくいため、小さなお子様やペットがいるご家庭でも安心です。ぜひ住宅の外構工事やリフォームをご検討の方は、品質の高い人工木材「Eee-Wood」をご利用ください!
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