「人工芝を敷くと水たまりができて困るかも…」そんな不安を抱えていませんか?
せっかく雑草の悩み解決の庭に仕上がったのに、水はけの悪さでぬかるんだり、カビが生えたりしたら本末転倒ですよね。
でも安心してください。実は人工芝そのものが原因ではないケースがほとんどなんです。
「えっ、そうなの?」と驚いた方こそ、この記事がぴったり。
施工前にちょっとしたポイントを押さえるだけで、人工芝でも快適な屋外空間をつくることができます。


✔この記事でわかる3つのポイント
- 人工芝の水はけが悪くなる原因
- 排水性を良くする具体的な方法
- ベランダ・室内など場所別の対策ポイント
初稿:2025/6/16
《目次》

人工芝の水はけは本当に悪いの?
人工芝=水はけが悪い。そんなイメージを持っている方は意外と多いのではないでしょうか?しかし、実際は「人工芝そのもの」に大きな問題があるケースはごく一部です。多くの場合、水はけの悪さは施工方法や下地の環境によるものなんです。この記事では、よくある誤解を解きながら、なぜ水たまりができるのか?そしてその解決方法をわかりやすく解説していきます。

人工芝で水たまりができるのはなぜ?
人工芝の上に水たまりができてしまうのは、人工芝自体が原因とは限りません。多くの場合、地面の勾配不足や排水経路の不備が原因です。たとえば、敷地が平坦すぎると水の逃げ場がなくなり、そのまま芝の上に溜まってしまいます。排水溝が近くにない、または高低差がない場所では、どんなに高品質な人工芝を敷いても水はけが悪くなります。

さらに、人工芝の裏側に排水穴がないタイプや、排水性能の低い下地材を使用しているケースも水はけ悪化の一因です。特に「真砂土」や「固まる土」は見た目がきれいでも水を通しにくく、施工ミスとしてよく見られる例です。
人工芝は基本的に通水性がある構造ですが、排水を意識しない設計や施工を行うと、どうしても水たまりの原因になります。

「うちの庭でも水たまりができるんじゃ…」と不安になった方も安心してください。しっかりした勾配設計と、排水穴付きの人工芝を選ぶことで、この問題は十分に回避できます。
水はけが悪いと何が起きる?トラブル事例を紹介
人工芝の水はけが悪いと、思った以上に多くのトラブルが発生します。以下に主な事例を紹介します。

- 人工芝がぬかるんで滑りやすくなる
- カビやコケが発生して見た目が悪くなる
- 異臭の原因になり、不衛生な環境になる
- 人工芝の裏地が傷みやすくなり、耐久性が低下
- ペットや子どもが遊ぶのに不向きな環境になる
たとえば「子どもが庭で遊ぶと、足元がすべって転びそうになった…」という声もよく聞かれます。さらに、人工芝の裏側に湿気がこもると、素材の劣化や剥がれの原因にもなります。こうしたトラブルは、見落とされがちな水はけの悪さから始まっていることがほとんどなんです。
人工芝の水はけが悪くなる原因
「人工芝の水はけが悪い…」という悩みのほとんどは、実は人工芝そのものよりも施工条件や環境の問題によって引き起こされています。見た目には分かりにくい要素が原因になっているケースが多いため、事前にチェックしておくことが大切です。ここでは、特に多い3つの要因をご紹介します。
主な原因リスト:
- 勾配が不十分で水が流れない
- 排水性の低い下地材を使っている
- 元の土壌が水を吸収しにくい

勾配が足りないと水はけが悪化する理由
1つ目は、勾配の不十分さです。勾配(こうばい)とは、地面にどれくらいの傾きがあるかを指します。この傾きがない、あるいは足りない状態で人工芝を敷いてしまうと、雨水が流れずに芝の上で滞留してしまいます。特に排水溝が近くになかったり、施工時に全体の傾きを考慮していないと、排水がうまく機能せず水たまりの原因になります。

プロが施工する場合は、雨水が自然に排水マスへ流れていくよう角度を調整してくれますが、DIY施工ではこの勾配調整が見落とされがちです。「見た目は平らでキレイ=理想的」ではなく、水が流れるルートをつくることが第一。勾配設計が上手くできていないと、どんなに高性能な人工芝を使っても水はけは改善されません。

下地材の種類が不適切だとどうなる?
2つ目は下地材によるものです。人工芝の施工では、人工芝の下に「下地材(したじざい)」を敷くのが一般的です。これは地面の凹凸をなくすためだけでなく、排水性にも大きく関係しています。しかし、真砂土や固まる土など排水性の低い素材を使ってしまうと、雨がしみ込まず、結果として水たまりができやすくなります。

おすすめなのは、再生砂や山砂などの透水性に優れた素材。これらは粒が細かすぎず、水が通りやすい構造になっており、人工芝の排水性をしっかりサポートしてくれます。また、下地は「敷いて終わり」ではなく、きれいにならして圧縮し、平らに固める工程も重要です。これを怠ると、長期的に芝の表面が凹んでしまったり、水の流れが滞る原因になります。

元の土壌が排水に不向きなケース
3つ目は、人工芝を敷く前の「もとの地面の土」が原因で水はけが悪くなるケースです。もともと水たまりができやすい土地や、粘土質で水を吸い込みにくい土壌では、人工芝を敷いても改善されません。こうした場所に人工芝を施工すると、雨のたびに水が溜まり、芝の下がぬかるんで沈み込みやすくなるのです。

この場合の対策としては、砕石や砂利などを混ぜて地面を強化する方法や、水はけのよい素材で地盤改良をすることが効果的です。加えて、透水シートや排水パイプなどを導入することで、さらに排水性能を高めることができます。
「土が原因だなんて思ってもみなかった…」という声も少なくありませんが、実はとても重要なポイントなんです。
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人工芝の選び方と施工のコツ
人工芝を長く快適に使うには、製品選びと施工の両方が非常に重要です。見た目の美しさや価格だけで決めてしまうと、後から水はけの悪さに悩まされることも…。ここでは、水はけに優れた人工芝の見極め方と、失敗しない施工のコツを具体的に紹介します。これから施工する方も、すでに敷いていて困っている方も、ぜひ参考にしてみてください。

排水穴の有無で変わる水はけ性能
人工芝を選ぶ際、必ずチェックしてほしいのが「排水穴」の有無です。この小さな穴があるかないかで、水はけの性能が大きく変わります。排水穴は、人工芝の裏面に複数開けられていて、雨水や汚れた水を地面へスムーズに逃す役割を果たします。

排水穴がない人工芝は、見た目がリアルでも、雨が降るたびに水が芝の表面に溜まりやすくなります。特に屋外やベランダで使用する場合、水が抜けにくいと滑りやすくなり非常に危険です。
一方、排水穴付きの人工芝なら、雨が降っても表面がすぐに乾き、快適に使用できます。特に「Eternal Turf(エターナルターフ)」のような高品質な人工芝は、排水穴がしっかり設計されているため安心です。
ポイントまとめ:
- 排水穴がない人工芝は避ける
- 穴の数・配置が多いほど排水効率が良い
- 屋外利用には排水穴付きが必須
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専用の下地材とは?再生砂・山砂がおすすめ
水はけの良さを左右するのは、人工芝だけでなく「下地材の種類」も大きなポイントです。下地は人工芝の下に敷く土台のようなもので、これによって雨水の流れ方や排水スピードが変わってきます。

最もおすすめなのが再生砂や山砂。これらは粒の大きさが均一で、隙間から水がしみ込みやすく、排水性に優れています。逆に、真砂土や固まる土などは水はけが悪く、水が芝の上に留まる原因になりやすいです。
また、施工の際は下地をただ敷くだけでなく、転圧してしっかり固める作業も重要です。これを怠ると、表面がデコボコになったり、経年で沈み込みが発生する恐れがあります。
おすすめ下地材リスト:
- 再生砂(コスパ◎で排水性も高い)
- 山砂(自然な見た目と排水性を両立)
- 砕石(耐久性が欲しい場所向け)
勾配づくりはDIYでもできる?プロに任せるべき?
人工芝の水はけにおいて「勾配」は非常に重要ですが、「DIYでできるの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。結論から言うと、簡単な傾斜づくりはDIYでも可能です。ただし、広い面積や、複数方向への排水ルートをつくる必要がある場合はプロに依頼するのがおすすめです。

DIYで勾配をつける際には、1mあたり1〜2cmの傾斜を目安にすると良いとされています。水の流れを想定し、排水溝やマスの方向へ自然に流れるように地面を整えていきます。水平器や糸を張って計測しながら進めると比較的うまくいきます。

しかし、屋上やベランダなど施工スペースが限られていたり、すでに水たまりができている場合は、勾配の調整が難しいため専門業者への相談が安全です。施工後に後悔しないためにも、現場の状況に合わせて適切に判断しましょう。
人工芝の水はけ対策ガイド
人工芝は庭だけでなく、ベランダ・室内・グラウンドなどさまざまな場所で使われています。ですが、設置場所によって水はけのリスクと対策は大きく異なります。誤った施工をすると、ぬかるみやカビなどのトラブルにつながることも…。ここでは場所別に気をつけたい水はけのポイントをまとめました。

設置場所 | 水はけリスク | おすすめ対策 |
庭 | 勾配・下地の不備 | 再生砂+勾配設計+排水穴付き芝 |
ベランダ | 滞水による傷み・滑り | 水はけシート+勾配+通気性確保 |
室内 | 湿気・カビの発生 | 通気+こまめな乾燥+湿度管理 |
グラウンド | 雨天時のぬかるみ | スポーツ用芝+専用排水設計 |
ベランダに敷く場合の注意点と工夫
ベランダに人工芝を敷く場合、最も注意したいのが水が溜まって滑りやすくなることです。屋根があっても雨風の影響で水が入り込むことは多く、うまく排水されないと芝が傷みやすくなります。
対策としては、まずベランダ自体の勾配が確保されているかを確認しましょう。水が流れる方向にちゃんと傾斜があるかどうか、DIYの場合は水平器で確認するのがおすすめです。

さらに効果的なのが、人工芝用の水はけマットを併用すること。これは人工芝の下に敷くだけで、通気性を確保しながら水を逃がしてくれます。また、安価な人工芝には排水穴のないものもあるので注意が必要。芝自体も必ず排水穴付きの製品を選びましょう。
「ベランダだから大丈夫」と思わず、湿気対策を徹底することが快適さのカギになります。
室内で使用する際の湿気・カビ対策
最近は室内に人工芝を敷いて、遊びスペースやインテリアとして使うケースも増えています。しかし、室内では外のように自然排水ができないため、湿気とカビのリスクに特に注意が必要です。

バスルームや洗面所の近くなど、湿度の高い場所では水分が人工芝の裏にたまりやすくなります。これがカビや臭いの原因になることも…。そのため、水気が残ったときはすぐに拭き取ること、そして**通気性を確保する工夫(すのこ状の土台を使うなど)**が効果的です。
また、エアコンや除湿器を活用して室内の湿度を一定に保つのもポイント。見た目のデザイン性だけでなく、衛生的に使える環境づくりも大切にしましょう。

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スポーツ用グラウンドでの排水設計の考え方
サッカー場やテニスコートなど、広大なグラウンドに人工芝を敷く場合、排水設計はより高度になります。特に屋外スポーツ施設では、突然の雨でもすぐに使える状態を保つ必要があります。
そのためには、芝そのものの排水性能に加え、専用の排水パイプや暗渠排水(あんきょはいすい)といった設備を組み合わせた設計が一般的です。これは地下に水を逃がす構造で、水たまりを防ぐのに非常に有効です。

また、芝の素材もスポーツ向けに設計されたものを使うことで、水はけと耐久性を両立させることができます。一般家庭とは異なり、プロの施工業者による設計が必須となりますので、利用目的に応じて専門業者に相談するのが確実です。

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人工芝「エターナルターフ」の魅力
人工芝を選ぶとき、見た目や価格だけで決めていませんか?
長く快適に使いたいなら、「排水性・リアルさ・耐久性」の3つは絶対にチェックすべきポイントです。
そのすべてを高水準で満たしているのが、アートウッドが提供する「エターナルターフ」。
ここでは、実際に使って感じた魅力を3つの視点からご紹介します。
エターナルターフの魅力:
- 優れた排水構造で水たまり知らず
- 天然芝そっくりのリアルな見た目
- 高密度&高耐久の安心素材

水はけ性能を徹底解説!排水穴の構造とは?
「エターナルターフ」は、裏面全体に排水穴がしっかり配置されているため、雨が降っても水がたまりにくいのが特徴です。この排水穴からスムーズに水が地面へ流れ、表面にたまる前に排出してくれます。
しかも、排水穴の数・大きさ・配置バランスが非常に優秀。一般的な人工芝よりも早く水が抜け、ぬかるみや悪臭が起こりにくくなっています。特に水はけを気にするベランダや日陰の庭でも、快適な使い心地を保てます。

「子どもがプール遊びをしてもすぐに乾くから安心」
「ぬかるみがなくなって、ペットも喜んで走り回っています」
そんな声が多数寄せられているのも納得の機能性です。
長く使う人工芝だからこそ、排水性能は妥協できない。その点、「エターナルターフ」は安心しておすすめできる一枚です。

天然芝そっくり!見た目と質感のリアルさ
人工芝はリアルさが命。遠くから見ると自然だけど、近くで見ると明らかに“つくりもの”…そんな経験ありませんか?「エターナルターフ」はその点で、本物の芝と見間違うほどのリアルさを実現しています。
その理由は、「4色2種類の芝葉をミックス」して作られているから。これにより、単色の人工芝では出せない、自然なグラデーションや光の当たり方まで再現されています。しかも芝葉の長さや形にもばらつきがあり、さらに自然な印象に。

手で触れてもチクチクせず、裸足で歩いても芝生の気持ちよさを感じることができます。お庭やベランダに敷くだけで、ガーデンの雰囲気がぐっとナチュラルに仕上がります。
「見た目も質感も妥協したくない」という方には、まさにうってつけの人工芝です。

耐久性とクッション性も兼ね備えた高品質素材
人工芝に求められるのは「見た目」や「排水性」だけではありません。毎日使う場所なら、耐久性やクッション性も非常に重要です。「エターナルターフ」はその両方を高いレベルで実現しています。
まず、高密度な芝構造によって、踏んでもすぐにヘタれない強さを持ちつつ、柔らかな感触をキープ。クッション性が高いため、お子さんが転んでも安心な柔らかさがあります。これがスポーツ用途でも使われる理由の一つです。

また、高温・雨・紫外線に強い素材を使用しているため、経年劣化も最小限に抑えられます。「数年でボロボロになった…」というよくある不満も、「エターナルターフ」ならほとんどありません。
「施工して3年経っても、見た目は新品みたい」
そんな実体験が物語るように、長期使用にもしっかり耐えてくれるのが嬉しいポイントです。

さらに、防カビ・抗菌・消臭・静電気抑制仕様で、日本防炎協会が実施している防炎性能試験にも合格しており、燃え広がりにくい人工芝で安全安心です。
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人工芝の水はけ問題はコレで解決!
人工芝の水はけに悩んでいる方、もしくはこれから設置を検討している方にとって、最も大切なのは「人工芝自体の性能」だけでなく、「正しい施工と下地づくり」の知識を身につけておくことです。
水たまりやぬかるみは、勾配不足・排水性の低い下地材・排水穴のない人工芝を使ってしまったことが原因である場合がほとんどです。

今回ご紹介した「エターナルターフ」は、排水穴がしっかりついていて、しかも見た目もリアル。さらに耐久性とクッション性も兼ね備えた、非常にバランスの取れた高品質人工芝です。
設置する場所によっても対策は変わりますが、庭でもベランダでもグラウンドでも、ポイントさえ押さえれば水はけの問題は解決できます。業者に頼るのも選択肢のひとつですし、DIYでも正しい情報と手順があれば十分対応可能です。

あなたも、もう「水はけが悪いから人工芝はやめよう」と悩まなくて大丈夫。
選び方と施工次第で、人工芝はもっと快適に、もっと長く楽しめます。
あなたも理想の屋外空間づくり、始めてみませんか?

この記事を監修した人
一級建築士事務所サーロジック株式会社 高尾 裕稔
アートウッドの人工木材「Eee-Wood」は耐久性・耐候性ともに優れており、ササクレなどもできにくいため、小さなお子様やペットがいるご家庭でも安心です。ぜひ住宅の外構工事やリフォームをご検討の方は、品質の高い人工木材「Eee-Wood」をご利用ください!
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