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人工木をウッドデッキに使うメリットと施工方法

2022年07月23日
ウッドデッキdiy

ウッドデッキに使用する木材として、天然木ではなく、人工木を選択するという手もあります。そして、人工木を使用したウッドデッキは、天然木とは異なる機能性を発揮しますでは、ウッドデッキに人工木を使用した場合、どのようなメリットが生まれるのか、人工木を使用する際にはどういったことに注意すれば良いのかなどを確認していきましょう。

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<この記事のポイント>

✔︎人工木ウッドデッキのメリットがわかる。
✔︎人工木ウッドデッキの施工内容や注意点がわかる。

更新日:2023/9/24
初稿:2022/7/23

<目次>

人工木はウッドデッキに使用できる?

人工木 ウッドデッキ

人工木とは、自然にできた木を切り出したタイプのものではなく、人の手によって作られた木材のことです。ほとんどの人工木は、木粉をプラスチック樹脂で固めて作られます。

つまり、木材とプラスチック両方の性質を兼ね備えている素材ということですまた、製造する際には、木粉とプラスチックだけではなく、有害物質を含まない防カビ剤、UVカット剤などの様々な添加物を混ぜることができます。そうして、腐らずに色々な機能を持たせられます。 人工木は数多くのメーカーが製造していて、メーカーごとに使用する木粉と樹脂の種類や割合が異なります。

Eee-wood 原材料

また、添加物の種類も異なるため、選択肢が非常に豊富です。そして、サイズの大きな仕上がりにできるため、ウッドデッキにも問題なく使用可能です。広すぎないウッドデッキであれば、長さの不足によって、途中で継ぎ足さなければならないということにはならないでしょう。

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悩みも解決!人工木は様々なメリットがある

寿命が長く耐久性が高い

人工木は、プラスチックの粘り強さを兼ね備えているため、耐久性が高いです。多少の衝撃が加わった程度であれば、破損してしまうことはないでしょう。そして、寿命が長いという特徴もあります。人工木は、乾燥した木粉と樹脂をセットで混ぜ合わせ、成形していきます。つまり、内部に含まれる水分が少ないです。そのため、水分を元にしてカビが発生したり、腐食したりするリスクが少なく済みます。

人工木 ウッドデッキ

腐りに強く耐久性・耐候性に優れ、長寿命という性質を持っているため、人工木のウッドデッキはメンテナンスの頻度が少なく済みます。もちろん定期的な掃除は必要ですが、掃除よりも大掛かりなメンテナンスは不要です。アクシデントによって破損しない限り、専門家にケアをしてもらうこともないでしょう。さらに、長期的に使用しても、退色しにくいため、塗料で保護する作業はせずに済みます。

有意義な時間を過ごしたい人向けにウッドデッキを置くと丈夫な作りになり庭の前後のスペースの調整もできます。

人工木 ウッドデッキ

価格が安い

コスト

人工木は天然木と比較すると、メンテナス等の費用がかかりにくいため、コストが安くなる場合があります。

また、人工木材は天然木材と遜色なく加工ができるのも特徴です。天然木のハードウッド並みの固さはあるものの、加工の手間としては天然木と同様に作業していただけます。

工具

そのため、切断加工をする際に特殊な機械が必要なく、一般的な加工機で十分賄えます。さらに、加工時間も短く済むため、加工にかかるコストは安いです。その上、同じ規格のものを工場で大量生産できる点も、安さに繋がっています。そのような、低価格を実現できる要素が数多くあるため、素材に人工木を選ぶと、ウッドデッキを作る際の金額を大幅に抑えられます。

デザインのバリエーションが豊富

Eee-wood メンテナンス

人工木は、木粉と樹脂を混ぜて製造する際に、顔料を加えることで色を変えることが可能です。一般的な木材のようなブラウン系統の色だけでなく、黒や明るめの色などの仕上がりにもできます。そのため、特殊な色のウッドデッキも手軽に作ることが可能です。さらに、木目のデザインを加えて、天然木のような見た目となっている人工木も少なくありません。人工木は、天然木よりも見た目が劣るというイメージを持たれることが多いですが、天然木と遜色ない見た目にできる人工木はあります。おしゃれでナチュラルな見た目の人工木を選択すると、低コストでありながら、天然木とほぼ同等のウッドデッキをdiyすることも不可能ではありません。

耐久力も抜群、心配無用で安心なウッドデッキを選び、

自分好みの風合いを自由に選んで最大限にお家ライフに時間を使いましょう。

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白アリの悩みもコレで解決!

シロアリ ウッドデッキ

木製のウッドデッキを設置すると、白アリの被害に遭うリスクが高いですけれど、人工木のウッドデッキは、白アリに強いという性質を持っています。樹脂を含んでいるため、白アリが寄り付きにくいです。もし、ウッドデッキが白アリの巣になってしまった場合、そこから住宅へと被害が及ぶ可能性もあります。しかし、人工木を使用していれば、そもそもウッドデッキが白アリの巣になることがありません。したがって、ウッドデッキ経由で白アリの被害が住宅に及んでしまうことを防げます。

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人工木をウッドデッキに使った方が良い場合

ウッドデッキdiy

ウッドデッキを作る際に、素材として人工木を選んだ方が良いのは、後々の費用を抑えたい場合です。住宅を建築する際に、ウッドデッキを一緒に作る場合、初期費用も掛かりますが後々のメンテナンス費用も掛かります。

また、リフォームでウッドデッキのみを作る場合も同様に、初期費用に加えてメンテナンス費用がかかるでしょう。そのような場合に、天然木を選択すると、後々のメンテナンス費用が掛かってきます。。そこでメンテナンス費用が抑えられる人工木を使用すると、最終的に費用を抑えられます

人工木 ウッドデッキ

また、1年を通して湿度が高い場所にウッドデッキを作る場合も、天然木材と比較すると人工木をおすすめします。湿度が高い場所で天然木を使用すると、カビが生えたり腐ったりする恐れがあります。そのため、塗料で保護したり、こまめなメンテナンスをしなければなりません。そして、湿度が高い場所は、白アリが発生する可能性が高いです。それに対して、人工木は、湿度が高くてもカビや腐食が発生しにくく、白アリが発生するリスクも低く、天然の木製ウッドデッキと比べて長持ちです。耐久性を維持するために、特殊な処理を施す必要もありません。

人工木 ウッドデッキ

そのように、人工木は単体でも強く、基本的には放置しておいても劣化しにくいです。汚れや水分を適度に取り除いてあげるだけの簡単なお手入れで、良好な状態を維持できます。そのため、こまめなメンテナンスをする体力がない人や、メンテナンスが億劫で疎かになってしまいそうな人も、人工木を選択しておいた方が無難でしょう。

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人工木使用のウッドデッキの施工内容

人工木 ウッドデッキ

一般的な人工木を使用したウッドデッキは、全てが人工木で構成されるわけではありません。施工をする際にはまず、基礎としてアルミなどの金属で骨組みを作り、その周りを人工木で囲っていく方法があります。基礎部分が金属であることは、白アリが暮らしづらい環境構築にも役立っています基礎部分はあくまでも金属ですが、周囲を全て人工木で囲ってしまえば、無機質な金属が見えることもまずありません。

人工木 ウッドデッキ

しかし、基礎を金属にした場合、軋む音が出たり、錆が出てしまう等のデメリットが生じる場合もあります。
一方、ウッドデッキ全てを人工木で構成するという選択肢もあります。アートウッドの人工木は、まるで天然木のように加工することが可能です。ウッドデッキに使用する人工木の加工は、現場で行う場合もありますが、設計図に合わせてあらかじめ加工しておいたものを、現場で組み立てるということも可能です。そうすると、施工にかかる時間は少なく済みます。

手すり台も取り付けるなどして気軽に安心して、ウッドデッキを使えるようにすることも可能です。

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<徹底比較>人工木を使用する際の注意点

人工木 ウッドデッキ

ウッドデッキの素材として人工木を選ぶ場合、製品をしっかりと吟味することが大切です。ひと口に人工木と言っても、メーカーごとに様々な製品があり、それぞれ具体的な特徴が異なります。そのため、良質であり、なおかつウッドデッキに合っているリアルな人工木を選ぶようにしましょう設計事務所や工務店としっかり相談しながら、慎重に決めると良いです。 

比較表 人工木 ウッドデッキ

人工木を選ぶ際にはまず、価格が相場に合っているものを選ぶことが大切です。人工木の低コストという強みを活かすためには、安さを重視した方が良いですが、安すぎるのも良くありません。安すぎる人工木は、質が良くない可能性が高いからです。ウッドデッキに使用する人工木には、人が上に乗っても壊れることなく、雨風に晒されても長い間状態を維持する強さが求められます。したがって、安さだけで選ぶのではなく、機能性の高さなどにも注目し重要視しましょう。 

人工木のメーカーには、長期間使用しても、腐りや変色などをしないという実験結果を公表していたり、万が一劣化した際に利用できる保証を用意しているところもあります。そのようなメーカーが提供している人工木であれば、安心して使用することができるでしょう。 

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そして、大抵の場合、ウッドデッキには直射日光が当たります。そのため、熱くならないことを考える必要があります。かつて人工木は、天然木と比べて熱くなりやすい素材として有名でした。しかし、現代では、天然木と同じくらい、熱くなりにくい人工木も少なくありません。ただ、屋内で使用することを想定しているなど、一部の人工木は屋外での直射日光によって熱くなる可能性があります。特に、樹脂が多い人工木だと、熱を溜め込みやすいです。したがって、樹脂の含有量が少なく、熱くなりにくい人工木を選びましょう。

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また、熱くならないような特殊加工が施されている人工木を選択するという手もあります。 そして、熱くならないウッドデッキにするのであれば、色は薄い方が良いです。濃い色のウッドデッキは、天然木と人工木に関係なく、日の光を吸収して熱くなりやすいからです。

そのため、どうしてもインテリアに合わせたブラックなどのダークな色にしたい!などの場合を除いて、ホワイトなどの薄い色を選んだ方が無難です。人工木はカラーのバリエーションが豊富なので、薄い色の中でも数多くの選択肢があります。したがって、熱のことを考えて薄い色を選ぶとしても、とても少ない色の中から選ぶということにはならないでしょう。

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人工木ウッドデッキには数多くの強みがある

人工木 ウッドデッキ

人工木には、数多くの強みがあります。そして、熱を持ちやすい、質感が天然木に劣るという弱点を克服した人工木も数多く登場しています。木目調の見た目も、本物の天然木と見違えるほどです。そのため人気が高く、ウッドデッキの素材として使用されることが非常に多いです。

もし、ウッドデッキにかかる費用を抑えたいメンテナンスが少なく済む本格的な仕上がりにしたいというような希望を持っているのであれば、人工木を選択すると良いでしょう。

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アートウッドのウッドデッキを取り付けることで想像以上に日常に新しい生活を送ることが出来ます。

ぜひ、人工木のウッドデッキでご自宅の庭を素敵な空間へと変身させてみてはいかがでしょうか

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