人工木ウッドデッキ|アートウッド

人工木ウッドデッキのメンテナンス、お手入れ

21/09/29

本当に人工木ウッドデッキのメンテナンスは不要?

人工木ウッドデッキ メンテナンス

人工木ウッドデッキは天然木ウッドデッキのようなメンテナンスは必要ないと聞くけど本当?何か体に悪いものでできているんじゃないか?等でお悩みの方が多いのではないでしょうか?そんな方のために原材料やメリット・デメリットを踏まえより美しく人工木ウッドデッキを保つ方法をご紹介いたします。

人工木ウッドデッキのメリット・デメリット

人工木ウッドデッキ メリットデメリット

人工木ウッドデッキは天然木ウッドデッキのような経年劣化による腐りや、ササクレ、トゲなどが発生しないメリットがあります

これは人工木の原料に天然の木粉と高密度ポリエチレンを含んでいるからです。高密度ポリエチレンは優れた耐久性や耐候性の効果があるため、100%木でできた天然木ウッドデッキより高耐久ウッドデッキとなります。

また人工木ウッドデッキのデメリットとしては、熱がこもりやすくデッキ表面の温度が高温になる場合があることです。プラスチック系材料(高密度ポリエチレン)が配合されていると、直射日光が当たる場所等は素足で歩けないほどの高温になってしまう可能性もあるので注意が必要です。必ず履物等を使用して歩くようにしてください。

ただ、天然木材で作るウッドデッキも温度は上がるので、実際のところ人工木との温度差も数度しかありません。

詳しくは弊社の「人工木ウッドデッキの表面温度テスト」をご覧ください。

人工木ウッドデッキのメンテナンス

人工木ウッドデッキ材は先述にある通り、材質に高密度ポリエチレンを含んでいることから高耐久素材になります。

人工木ウッドデッキは色や防腐材の塗装は必要なし!

人工木 色落ち

人工木ウッドデッキはデッキ材自体に色を混ぜているので天然木ウッドデッキのような色の塗装は必要ありません。全く色落ちが無いわけではありませんが、1週間程で色が馴染んできます。そのため色を塗装をするメンテナンスは必要ありません。

また、同様に高密度ポリエチレンを含むことにより、腐りの心配もいらないので防腐剤の塗装メンテナンスも必要がありません。

このことから人工木ウッドデッキはメンテナンスは必要なく、さらに「耐久性」にも優れた材質なのです。

しかし、使用していると「チリ」や「ほこり」「かび」等の汚れは天然木同様発生するため簡単なお手入れは必要になります。

人工木ウッドデッキはちょっとした汚れなどは天然木に比べて落ちやすいため、簡単なお手入れをしていただければ、綺麗な状態でのウッドデッキを長くご使用いただけます。

人工木ウッドデッキの寿命

人工木ウッドデッキ

ウッドデッキの寿命は材質によって大きく変わっています。一般的に天然木ウッドデッキだと5~10年、人工木ウッドデッキは20年以上といわれています。しかし天然木はメンテナンスなどをしての年数です。人工木デッキはメンテナンスをしなくても20年以上となっています。
人工木ウッドデッキはメンテナンスをしなくてもご使用いただけますが、簡単なお手入れをしていただくだけでより長く美しい状態でご使用いただけます。

人工木ウッドデッキのお手入れ方法

人工木ウッドデッキの日々のお手入れからその他のよくある汚れの対処方法をご紹介いたします。

汚れの種類によってお手入れの方法が変わるのでご注意ください。

人工木ウッドデッキの日々のお手入れ方法

ウッドデッキお手入れ

人工木ウッドデッキは屋外に設置するとチリや土埃などの汚れが付着します。

まずは、人工木ウッドデッキの表面を箒などで簡単に掃除します。

その後、雑巾、デッキブラシなどでデッキ材の長手方向に沿って水洗いしてください。
最後に乾いた雑巾で水をふき取って下さい。

日々のお手入れをお時間のある時にしていただくだけでより長く美しいウッドデッキを楽しむことが可能です。

雨染みなどによる汚れ

ウッドデッキ 雨染み
人工木ウッドデッキ 雨染み

人工木ウッドデッキは人工木の表面についた木粉から木の成分が染み出し、「雨染み」が発生いたします。ご使用頂く上で異常はございませんが速やかに洗い流し下記方法にてご対応ください。

【方法】水洗いによる洗浄方法

【用意するもの】
洗浄道具(デッキブラシ・たわし・雑巾など)

人工木ウッドデッキ お手入れ

【対応方法】
①人工木ウッドデッキ表面を掃き掃除したあと、雑巾、デッキブラシなどでデッキ材の長手方向に沿って水洗いをする。(水洗いでも雨染みが取れない場合は中性洗剤をご使用ください。)
②固く絞った雑巾で人工木ウッドデッキ材の長さ方向に沿って水をふき取る。

コーヒー・ジュース・醤油・油汚れなど

人工木 汚れ

人工木ウッドデッキでバーベキューで楽しんでいるときに誤って、飲み物を零し汚れるケースが多々あります。そんな場合は以下の方法で速やかに汚れを落として下さい。

【方法】台所用中性洗剤による洗浄方法

【用意するもの】
台所用中性洗剤・洗浄道具(デッキブラシ・たわし・雑巾 など)

【対応方法】
①人工木ウッドデッキの表面を掃き掃除したあと、使用する台所用中性洗剤の使用方法に従ってデッキブラシ・たわしなどでデッキ材の長さ方向に沿ってこする。次に、台所用中性洗剤を水で洗い流す。
②最後に固く絞った雑巾でデッキ材の長さ方向に沿って水を拭き取る。

カビ取り方法

人工木ウッドデッキは湿気の多い場所や使用環境下によっては表面にカビが発生いたします。次亜塩素系のカビ取り剤の使用方法に従って、汚れを落として下さい。

【方法】次亜塩素酸系漂白剤による洗浄

【用意するもの】
次亜酸素系漂白剤・洗浄道具(雑巾 など)

【対応方法】
①人工木ウッドデッキの表面を掃き掃除したあと、使用する次亜塩素酸系漂白剤に使用方法に従って一定期間放置する。
②次に次亜塩素酸系漂白剤が完全に取れるまで十分に水で洗い流す。
③最後に固く絞った雑巾でデッキ材の長さ方向に沿って水を拭き取る。

キズ・焦げ跡・頑固な汚れなど

「バーべキューをしていると飛び火で火の粉が人工木ウッドデッキに落ち、焦げてしまった」「タバコを誤って落としてしまった」「ひっかき傷を作ってしまった」等のお声も沢山いただきます。このような場合は下記方法で表面を削ってご対応ください。

人工木キズ・焦げ跡・汚れ

【方法】サンドペーパーによるサンディング法

【用意するもの】 サンドペーパー(#60)・あて木・軍手・掃除機など

【対応方法】

①人工木ウッドデッキ表面を掃き掃除したあと、サンドペーパーをハンド研磨機(ベルト式のもの)に取り付け、またはあて木に巻いてデッキ材の長手方向に沿って直線方向に一定の力で調整しながらこする。

※ポイントとしては全体をぼかすように擦ると綺麗に仕上がります。

※表面が削れた後は色の濃さが違う場合がありますが、数週間程度で周りの色と馴染みます。

②次にサンディングした粉を除去するために水洗いする。

③最後に固く絞った雑巾でデッキ材の長さ方向に沿って水を拭き取る。

※サンディングに対応できる人工木は中までしっかりと人工木で作られたものに限ります。人工木の種類によってはアルミにプリント加工をしたもの等もあるのでご注意下さい。

お手入れにお困りの方はお気軽にご相談下さい 0120-555-167

人工木ウッドデッキお手入れの注意事項

※汚れは人工木ウッドデッキを使用している環境に大きく影響され発生します。

※使用している中で人工木ウッドデッキ表面に付着した汚れやシミは、早めの洗浄をお勧めします。(特に油汚れに関しましてはウッドデッキに油が染み込み変色する恐れもあるのですぐに拭き取ることが必要です。)

※長時間汚れを放置しておきますと、頑固な汚れや黒い斑点(カビ)の原因となります。

※汚れが軽度の場合はお湯や水で濡らした布で拭き取つだけで問題ありません。

 汚れが重度の場合はカビが取れるまで上記方法を繰り返し行ってください。

※汚れを落とす際に中性洗剤、漂白剤を使用する時は、草花などの周辺環境への配慮をお願いします。

※人工木ウッドデッキ表面はキズがつくおそれがありますので、洗浄道具は”金属製のブラシやスチールウールなどの硬い材質のもの”を使用しないでください。

※化学モップ、ダスキン等も油分が浮き上がってくるおそれがあるため、使用しないでください。

おすすめの人工木ウッドデッキはコレ!

人工木材専門店のアートウッドでは天然木の様な風合いを意識して作った人工木ウッドデッキ材「Eee-Deck」を直接販売しています。弊社の人工木材は高級な天然木粉を50%含むことで、見た目やカラーはもちろん質感までより天然木に近づけた商品です。見た目、質感共に天然木の様でメンテナンス不要・お手入れ簡単なウッドデッキをご希望の方にぴったりの商品です。

自社倉庫にて豊富な在庫があるので迅速な対応が可能です。

 

 

Eee-Deck DM140(139×35×2000mm)

DM135 高耐久無垢デッキ材

従来のリブ付無垢デッキ材よりも厚みが30%以上アップしたデッキ材です。これまでにない超高強度高耐久の極厚人工木ウッドデッキに仕上がります。

Eee-Deck D140(139×22×2000mm)

D140 無垢デッキ材

天然木と同様の加工ができる人工木ウッドデッキです。斜めやアール加工など複雑な形にも対応します。

 

Eee-Deck DM135(133×26×2000mm)

DM140 リブ付き無垢デッキ材

強度や耐久性が必要な場所用に開発されたリブ付無垢デッキ材なので、強度を必要とする人工木ウッドデッキの材料に最適です。

Eee-Deck D135(133×26×2000mm)

D135 中空デッキ材

中をくりぬき軽量タイプに仕上げた人工木ウッドデッキ材です。重量制限のあるベランダや屋根上などに適しています。

デッキ材だけでなく根太や束材まで人工木を使用することで、より高耐久な人工木ウッドデッキに仕上がります。

人工木ウッドデッキでより良いエクステリアライフを

人工木ウッドデッキは天然木のウッドデッキの様にメンテナンスをしなければ真っ白(白銀化)になったり、シロアリ被害にあうことがありません。

防腐材の塗装、色の塗装、害虫対策などの定期的なメンテナンスの必要がなくなり、お施主様の負担は軽くなります。

しかし、人工木ウッドデッキにしたからと言ってカビや砂埃などの汚れは天然木同様発生します。さらにその汚れは人工木ウッドデッキを使用している環境に大きく影響され発生します。付着した汚れには適切なお手入れ方法で対応し、汚れをしっかり落とす必要があります。

もちろんお手入れをしなくても天然木よりは耐久性が高く長持ちしますが、少しでも長く美しいウッドデッキがご希望ならば定期的なお手入れを実施してください。

人工木ウッドデッキのメンテナンスについての関連リンク

ウッドデッキのお手入れ・メンテンナンスについて

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