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庭にウッドデッキを作ろう!diyのすすめ

2023年01月16日

ウッドデッキの増設は、お金や時間、工務店に依頼する手間がかかると思われがちです。しかし実のところ、ウッドデッキは自作することが可能です。

今回は、ウッドデッキをdiyで作るメリット必要な材料具体的な作り方ウッドデッキに最適な木材などについて解説します。

この記事の内容を参考にして、芝生の庭にもピッタリなウッドデッキの自作に挑戦してみましょう。(下記写真商品:リブ付き無垢デッキ材 BL(モダンブラック)無垢ボード材 NB(Hナチュラル)

ウッドデッキdiy
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<この記事のポイント>

✔︎ウッドデッキdiyのメリットや方法がわかる

✔︎ウッドデッキに適した木材や施工事例をご紹介

<目次>

ウッドデッキをdiyで作るメリット

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ウッドデッキをdiyで作るメリットはいくつか存在します。まず何よりも、自分が思い描いた形状そのままのウッドデッキを作ることができる点が挙げられるでしょう。(上記写真商品:中空デッキ材D135中空柱材L100専用キャップ無垢ボード材B100

もちろん、複雑な形状や凝ったものを作るには相応の技術が要求されますが、即ち技術さえあれば自由にウッドデッキを作ることが可能ということを意味します。

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そして、その技術の習得のハードルもそこまで高いものではありません。慣れてしまえばどんなウッドデッキも思いのままに作ることができるでしょう。(上記写真商品:無垢床材 LB(ライトブラウン)、NB(Hナチュラル)無垢ボード材  NB(Hナチュラル)無垢柱材 NB(Hナチュラル)無垢35角材NB(Hナチュラル)

費用を安く済ませることができるのも魅力です。

工務店やエクステリア専門業者に依頼する場合、材料費に加えて工事費用がかかります。材料を自分で購入し、組み立てを自分で行ってしまえば、工事費用の負担がなくなるのです。

自分でウッドデッキを作る技術があるのならば、わざわざ業者に依頼するよりも安上がりとなるでしょう。

ウッドデッキdiy

diy向けのキットの中には、予め材料がカットされており、組み立てを行うだけというものも存在します。

こうしたdiy向けキットは特別な電動工具や材料の加工を行うことなく、ただパーツを組み立てていくだけでウッドデッキを作ることが可能です。

初心者にとっては強力な味方となることでしょう。もちろん、ある程度技術を持っている人ならば、材料の加工や調整、パーツの追加などを行うことで自分なりのアレンジを行うことも可能です。

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まとめると、「作成における自由度が高く、価格を抑えられる」という2点がdiyで作るウッドデッキのメリットと言えるでしょう。

予算をかけたくない、自分なりのウッドデッキを作りたいという人にとっては、まさにdiyがうってつけの選択肢となります。

diyでウッドデッキを作る下準備

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以下では、diyでウッドデッキを作るにあたって何をすればよいか、準備に何が必要となるのかについて解説します。単に材料を揃えるだけではウッドデッキを作ることができません。ウッドデッキの作成に着手する前に、以下のことをやっているかどうかをしっかりとチェックしましょう。(上記写真商品:無垢柱材 NB(Hナチュラル)リブ付き無垢デッキ材 NB(Hナチュラル)無垢ボード材 NB(Hナチュラル)

プランニングを行う

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まず、どんなウッドデッキを作りたいか、という計画を立てる必要があるでしょう。図面を書いてみるのも良いかもしれません。

何人が利用することが想定されるか、ウッドデッキの用途には何が考えられるか、庭のどこにウッドデッキを作るか、などといった具体的な事柄を考えていくことで、どれくらいの広さが必要になるか、どんなパーツを用意すればよいかといったことが自ずと明確化できます。

必要なパーツや工具、完成形のイメージを確定させるためにも、プランニングは入念に行いましょう。

工具を揃える

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実際にウッドデッキを作るにあたっては、工具が無ければ作業ができません。作業用の工具として、水平器、差し金、メジャー、鋸、電動ノコ、電動ドライバーを用意しましょう。

また、地面や木材に位置を記すためのチョークや鉛筆、柱の基礎となる束石を設置するためのスコップも必要となります。いずれもホームセンターやdiyショップ等で入手することができるため、何が必要か、不足しているものがあるかどうかを確認し、一通りの工具を揃えた上で作業に入れるようにしましょう。

材料を入手する

ウッドデッキ材料

材料の中でも初心者におすすめなのが、すでにカット済みの組み立てキットです。パーツを組み合わせて組み立てていくだけで簡単にウッドデッキを作ることができるため、日曜大工に不慣れな人にとっても安心と言えるでしょう。

ビスが同梱していたり、ジョイント式になっていたりと手軽に組み立てられる一方で、自由度はやや低いため、凝ったものを作りたいという経験者にとっては物足りなさを感じる可能性があります。

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diyにある程度慣れていて、自分の思い通りに工作できる場合は、デッキ用の木材とビスを用意しましょう。木材は天然木材と人工木材の2種類が存在します。両者の特徴については後述しますので、耐久性や加工性、質感などからどちらが自分の作りたいウッドデッキに合っているかを判断して選ぶと良いでしょう。

一般的なウッドデッキには、床板用の「2×6」と根太用の「2×4」の2種類の規格材を使います。また、デッキ材を固定するビスは「コーススレッド」と呼ばれるタイプがおすすめです。

コーススレッドのビスの特徴としては、スクリュー部分の山と山の間が広く、ビスの先端が尖っています。これにより、ビスの回転が早く、かつ下穴を開けずに直接ビスを打ち込むことができるため、作業を効率よく行うことが可能です。

ウッドデッキ基礎

設置場所が不安定な場合には、柱の基礎となる束石が必要になります。コンクリート製の部材であり、ホームセンターなどで購入することが可能です。施工を楽に行いたい場合は羽子板付きのタイプを用意するとよいでしょう。

また、デッキの高さが低く束石をはめ込むには柱の高さが足りない場合、コンクリート製の平板が使用できます。プランニングの際に必要となる束柱の分だけ束石やコンクリート平板を用意しましょう。

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diyでウッドデッキを作る方法

ウッドデッキdiy
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diyでウッドデッキを作るにあたっては、先述した出来合いのキットを組み立てる方法と、木材を加工して組み立てる方法の2つがあります。以下ではそれぞれの手順について解説します。(上記写真商品:リブ付無垢デッキ材 LB(ライトブラウン)無垢柱材 LB(ライトブラウン)無垢デッキ材 LB(ライトブラウン)

キットを組み立てる方法

キットを組み立てる場合は、キットに同梱されている説明書に従ってパーツを組み合わせていくだけでOKです。予め設置場所を決めておいて、その場所で組み立てるようにしましょう。ビスが同梱されている場合は、組み合わせたパーツをビスで止めていきます。電動ドライバーを使うことで、楽にビスを止めることが可能です。

ウッドデッキdiy

多くのキットは束石に束柱を差し込み、束柱の上にデッキの骨組みとなるフレームを組み立て、フレームに板をはめ込むという流れで組み立てることになります。板をはめ込む際には、無理にはめ込もうとするとパーツが破損してしまう恐れがあるため、必ず説明書に記載の方法に従うようにしましょう。

また、キットを開梱した際にはパーツに擦れた跡がある場合がありますが、その際は紙やすりで優しく拭き取るようにこすることで跡を目立たなくさせることができます。束石の代わりにコンクリート平板を使用する場合は、束柱の位置とコンクリート平板の位置のズレが起こらないように注意しましょう。

ウッドデッキdiy

木材を加工する方法

木材を加工する場合は、まず根太を組んでフレームを作ります。事前のプラン通りに根太を並べ、長すぎる部分はカットするなどして調整しながら、ビスで止めていきましょう。基礎になる束柱ではなく、根太から先に組むことで、束柱を正確に配置できるだけでなく全体を水平に整える調整が容易になるというメリットが存在します。その後、束石を仮置きしてその上にフレームを置きましょう。

ただし、四隅の束石はこの段階ではまだ置きません。全体が水平になるように高さを調整して、設置位置を確定させます。壁側の高さを基準にすると良いでしょう。なお、壁にサッシの水切りがある場合はその下に床板が収まるように調整してください。

ウッドデッキ作り方

仮置きしたフレームの四隅の地面に穴を掘り、砕石や砂利を入れて突き固めることで束石を固定します。コンクリート平板を使う場合は穴は掘らずに、地面をよく均して突き固めましょう。土台となる束石やコンクリート平板を固定したら、その上に束柱を立てます。上に平板が乗る場合は、フレームの上端から5mmから10mmほど低い位置に束柱の上端が来るように調整します。

フェンスの支柱として束柱を利用する場合はある程度の高さを確保しておきましょう。四隅を固定できたら、残りの束石と束柱を設置します。ここまででウッドデッキの土台部分が完成しました。

ウッドデッキ作り方

土台の次はフレームに床板を張っていくのですが、この時の張り方にはコツがあります。まず、床板は壁側から張っていくようにしましょう。仕上がりを綺麗にするためには床板が庭側に張り出す形が理想的であるためです。

また、床板はぎっしり敷き詰めるのではなく、1枚ごとに3~5mmの隙間を開けて板を張っていくようにしましょう。メンテナンスで床板を剥がす際に剥がしやすくするためには重要な措置です。庭側の床板の張り出しは50mm程度が見栄えが良くなる目安となります。床板の端部分について、張っていく最中は不揃いのままでOKです。ビスはフレームが通る場所に、間隔を揃えて打ち込むようにしましょう。

また、束柱を伸ばしている場合、床板が干渉する部分は束柱の形に合わせてカットします。最後に床板の端部分を切り揃えて仕上げを行えば、床板張りは完了です。後は、事前のプランに応じてフェンスを取り付けたり、ステップを設置したりすることで、ウッドデッキは完成となります。

※使用する材料によって部材やサイズ、隙間を開ける間隔などは変わります。

ウッドデッキ作り方
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ウッドデッキに適した木材を比較

先述したように、ウッドデッキに使用する木材は大きく分けて天然木材と人工木材の2種類があります。天然木材は、ヒノキやスギなどといった自然に生えている木を切り出した木材です。一方、人工木材は木の粉末と樹脂を混ぜ合わせて成形を行ったもので、木材とプラスチックの特性を併せ持ちます。

Eee-Wood成分表

天然木材には元々の木の種類に応じてソフトウッドとハードウッドの2種類が存在します。ソフトウッドは柔らかく、加工性が良好ですが衝撃や腐食に弱く壊れやすいという特徴があります。

一方、ハードウッドは耐久性に優れていますが、電動工具を使わないと加工は非常に難しいです。天然木材を使う場合、加工のしやすさを考えるならばソフトウッド、メンテナンスの手間をかけたくない場合はハードウッドを選ぶことになるでしょう。

対して、人工木材は加工しやすく、経年劣化による色褪せこそ発生しますが衝撃にもある程度耐性があります。加工の際には、天然木材の場合ささくれなどでケガをしてしまう可能性がありますが、人工木材の場合はささくれが発生しないためケガの心配はありません。

Before→After

風合いに関しては、天然木材は木そのものの香りやザラつきのある手触りを楽しむことが可能です。一方、人工木材は表面が滑らかであり、天然木材とはまた別の使い心地の良さを感じる人も少なくありません。天然木材は内部の気泡が断熱効果を生み、夏場は熱くなりにくく冬場は暖かさを感じることができますが、人工木材は気泡がないため、夏場は熱くなり冬場は冷たくなるため、断熱性能の面では天然木材に軍配が上がるでしょう。耐久性に関しては、天然木材は長期間風雨に晒されたり、虫食いによる腐食が発生するリスクがありますが、人工木材の場合は腐食の心配はありません。

ウッドデッキ 人工木

総じて、加工がしやすく耐久性もあり、メンテナンスの手間もかからない人工木材がウッドデッキに向いていると言えます。天然木材の風合いにこだわりが無いのであれば、ウッドデッキには人工木材を使うことをおすすめします。

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ウッドデッキに適した人工木材「Eee-Wood」

人工木材はメーカーや商品によっても様々で、どのメーカーのどの商品を購入すればよいか悩んでしまうという人も少なくありません。そんな人におすすめなのが、アートウッドの人工木材「Eee-Wood」です。Eee-Wood最大の特徴は、人工木材でありながら天然木材に限りなく近い風合いを実現していることにあります。もちろん人工木材の加工のしやすさと腐食への強さ、耐久性はしっかりと持っている優れものです。ささくれやとげも発生しませんから、ケガをする心配もありません。

天然木人工木比較画像

販売も1本単位で行っているため、割付次第では材料のロスが無くなります。「diyのために木材を買ったはいいが、使わない木材が丸々1本発生してしまい置き場に困ってしまった」という事態を防ぐことが可能なのです。

腐りや割れ、著しい変形や利用困難な割れに対する10年間保証も存在し、10年以内に利用が困難になるほどの不具合が発生した場合は無償交換してもらえます。ウッドデッキのdiyに挑戦する際には、アートウッドの「Eee-Wood」を選ぶのがおすすめです。

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ウッドデッキの人気商品ランキング

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住宅や建物の見栄えも良くなり、暮らしに大きな変化をもたらしてくれるウッドデッキ。中でも「Eee-Wood」は素材自体を着色しているため塗装が不要。塗料代もかからずお得です!ここでは、メンテナンスが簡単で人気のある商品をご紹介します!

第1位:天然木との比較なら!無垢デッキ材 EWH-D140

ウッドデッキ D140

天然木と同じように加工ができると人気の無垢デッキ材EWH-D140は、施工性が高いのも大きなポイントです。デッキ材はリバーシブル加工されており、天然木の風合いある柾目加工と板目加工をお選びいただけるため、住宅周りのインテリアに合わせた、おしゃれな空間作りが楽しめます。

第2位:強度抜群!リブ付無垢デッキ材 EWH-DM135

ウッドデッキ DM 135

衝撃にも強いEWH-DM135は公共施設や大型案件等のウッドデッキにおすすめです。専用クリップを使用することでビスが表に出ないのでお子様やペットにも安全にご利用いただけます。クリップは簡単に外すことが可能なため、修繕などの際も安心できます。

第3位:メンテナンスの知識不要!中空樹脂デッキ材 EWH-D135

ウッドデッキ EWH-D135

高密度ポリエチレンを材質の半分に使用しているEWH-D135の特徴はメンテナンスフリー!水をほとんど吸収せず、防腐剤を塗らずとも腐食しにくい高い耐候性があります。シロアリなどの害虫被害を受けにくいのも嬉しいポイントです。軽量タイプで木目無地とアールストライプのリバーシブル加工されており、同じデッキでも面の選び方次第で違う表情を見せてくれます。

第4位:強度に対する不安も解決!高耐久無垢デッキ材 EWH-DM140

ウッドデッキ EWH-DM140

35mmの厚みをもつEWH-DM140は、従来のリブ付き無垢材デッキよりも極厚仕様の超高強度高耐久のため、学校を始め公共施設や店舗でも安心してご利用いただけます。リアルな風合いの木目無地と滑り止め効果のあるアールストライプのリバーシブル加工ですので、設置場所に合わせてお選びいただけます。

Eee-Wood 販売数 画像
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diyのウッドデッキで生活空間に彩りを

ウッドデッキdiy
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diyでウッドデッキを作るのは大変ですが、出来上がった時の満足感と興奮は格別のものがありますし、末永く愛用したいという気持ちもより強くなります。

アートウッドの人工木材「Eee-Wood」はそんなウッドデッキのdiyに挑戦する人の強い味方です。「Eee-Wood」でウッドデッキを自作して、生活空間に新たな彩りを加えてみてはいかがでしょうか。

この記事を監修した人

一級建築士事務所サーロジック株式会社 高尾 裕稔

人工木で作るウッドデッキは、天然木のウッドデッキよりも長持ちします。さらに施工方法も天然木とさほど変わらないため、気軽にdiyに挑戦してみませんか?
自分で作ったウッドデッキでくつろぐ時間は、格別なものになると思います。

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