アルミ角材の魅力と利用法について

アルミ材と聞くと配管用のパイプやフレーム、フラットバーやレールなど様々な建材があります。その中でもアルミ角材は規格としては珍しく、一般的にはパイプなどの円柱が多いでしょう。アルミ角材は、軽量で耐久性があり、さまざまな用途に使用される人気のある建築材料です。今回の記事では、軽量性と耐久性が建築材料として注目される理由や、その特性や利点について詳しく説明し、アルミ角材の使用方法や注意点についても触れていきたいと思います。

【今回の記事のポイント】

✔️アルミ材の利点や特徴がわかる
✔️アルミ角材の利用方法や注意点がわかる

更新日：2023/9/25

《目次》

・アルミ角材の特徴と特性とは？
・アルミ角材のメリットについて
・アルミ角材の注意点について
・アルミ角材に関するまとめ

アルミ角材の特徴と特性とは？

アルミ角材は、アルミニウムを主成分とする材料であり、その軽量性と強度が特徴です。アルミニウムは鉄やステンレスと比較して軽く、しかも錆びにくいため、屋内外を問わず長期間にわたって使用することができます。また、アルミニウムは耐久性にも優れており、変形やひび割れのリスクが少ないという利点も持っています。

アルミ角材は、その多様な形状とサイズにより、さまざまな用途で使用されています。例えば、建築業界では、建物の外装や内装、フレームワーク、柱や梁の補強などに使用されています。また、DIY愛好家やホビープロジェクトの製作にも広く利用されています。アルミ角材は切削や加工が容易であり、ボルトやナット、溶接などによる固定も簡単に行うことができます。

アルミ角材のメリットについて

ここからはアルミ角材のメリットについて紹介していきたいと思います。アルミ角材のメリットを知ることで最適な使用方法が見つかります。

メリット①軽量性による利便性
アルミ角材の大きなメリットの一つが軽量性です。重い材料ではなく、軽量なアルミ角材を使用することで、搬送や取り扱いが容易になります。
また、施工や設置の際にも負担を軽減することができます。
さらに、軽量性により、建物や構造物の負荷を軽減することができ、寿命を延ばすことにも繋がります。

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メリット②耐久性による信頼性
アルミ角材は耐久性にも優れています。
アルミニウムは錆びにくく、湿度や温度の変化にも強いため、屋外環境でも優れたパフォーマンスを発揮します。
特に海辺や湿潤な地域など、錆の問題のある場所での使用においては、アルミ角材は非常に有用です。長期的な使用を考えると、アルミ角材はコストパフォーマンスにも優れています。

メリット③加工と取り扱いの容易さ
アルミ角材の取り扱いや加工は非常に容易です。
切削や穴あけ、曲げなどの加工が比較的簡単に行えます。さらに表面処理を行うことで各分野に特化したり、塗装を施すことも可能。

これにより、アルミ角材は自由度の高いデザインや設計に対応することができ、多様な用途に適した建材として重宝されています。

アートウッドで取り扱っているアルミ角材（アルミウッド）は45角と70角の使いやすいサイズでご用意。また、アルミ素材とは思えない、天然木のような見た目を追求し、特殊な技術で表面をコーティング。カラーはナチュラル・ライトブラウン・モダンブラックの3色。立体的な凹凸もリアルにすることで質感までも再現しました。

アルミウッド45角材

アルミウッド70角材

今まで述べてきたように、軽量性・耐久性・加工性に優れ、さらに木目調で木のような見た目をしているアルミウッドで内装や外装をデザインしてみてはいかがでしょうか。
天井の装飾や壁面のデザイン、外構フェンスにだっておしゃれをプラスすることができます。

アルミ角材の注意点について

アルミ角材を使用する際には、適切なサイズや強度の選定が必要です。
また、溶接時には専門的な知識と技術が必要となる点にも注意が必要です。続いてはアルミ角材の使用時の注意点についてお話ししていきます。

アルミ角材の注意点①
まず、アルミ角材は軟らかい材料であるため、過度な荷重や衝撃には弱いです。そのため、設計や使用場所に応じた適切なサイズや強度の角材を選定する必要があります。内装のデザインの一部としての使用であれば、特段大きな衝撃などを受けるケースは少ないかと思いますが、屋外・外構周りでフェンスなどに使用する際には台風などでモノが飛んできたりした際には傷や凹みが付く可能性もございます。

アルミ角材の注意点②
アルミニウムは溶接時には特別な注意が必要であり、専門的な技術や知識が求められます。薄いものであれば専用のハサミで切断できるものもありますが、角材となると一般的には電動ノコギリなどを使用してカットします。DIYが好きで使い慣れている方などは大丈夫かもしれませんが、初心者では難しく、危ないので、なるべく業者様や慣れている方に依頼してカットしましょう。

また、工具を使ってドリルビスで設置する際にも熱を持ったり、火花が散るケースもあるので注意しながら施工しましょう。
アルミの資材としてはホームセンターなどでも手軽に購入は可能ですが、金属を扱う場合は、通常は専門的な施工となりますので、不安な方は迷わず業者様へ依頼・相談をするようにしましょう。

アルミ角材に関するまとめ

今までアルミ角材に関する基本的な情報をお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。アルミは金物（シルバー）と言われる資材の中でも型や長さ、寸法など比較的自由度が高く、価格も比較的安い傾向にあります。
アルミの製品や部材を検索してみても色々なタイプのモノがあり、角柱・支柱からキャップやネジといった部品にまで及んで販売されています。

アルミ角材は軽量性と耐久性、多様な用途に使えるといったことをご理解いただけたかと思います。
建築や製作において、軽量で丈夫な材料をお求めの場合、アルミ角材を視野に入れて考えるのもいいかもしれません。
もし、屋内のデザイン装飾や目隠し、仕切りといった用途でお探しの場合もアルミウッドはおすすめです。屋外の外構フェンスや目隠しにも向いています。