「せっかく外構に木の柵をつけたのに、数年で腐ってボロボロに…」
そんな経験がある方も少なくありません。ナチュラルで温かみのある木製フェンスはとても人気ですが、雨や紫外線、虫による劣化に悩まされがちです。
そこで今、外構の木の柵として注目されているのが「人工木」。見た目は本物の木そっくりなのに、腐らず、ささくれず、メンテナンスもほぼ不要という優れものです。
とはいえ、天然木との違いがよくわからない、人工木は高いんじゃない?といった疑問もありますよね。

この記事では、天然木と人工木の違いやメリット・デメリットをわかりやすく比較しながら、
実際の施工事例やおすすめ商品も交えて「なぜ人工木が正解なのか?」をしっかり解説していきます!

【今回の記事のポイント】
- 木の柵選びで後悔しないための判断軸が手に入る
- メンテナンスに悩まされない素材を見つけられる
- 商品購入や施工の具体的なイメージが湧く
初稿:2025/10/22
《目次》
- 外構に木の柵を選ぶなら人工木?その理由とは
- 天然木 vs 人工木|4つの比較ポイントで徹底検証
- 実際の施工事例|人工木でつくる外構の木の柵
- おすすめ商品|目隠しルーバー材 EWH-L35の魅力
- 後悔しない柵選びのために|検討ポイント
- まとめ|長く使うなら人工木の柵が“正解”

外構に木の柵を選ぶなら人工木?その理由とは
外構をおしゃれに演出してくれる「木の柵」。自然な風合いと温もりが魅力で、家の印象を柔らかくしてくれる人気のアイテムです。ですが、設置後数年で腐ったり、ささくれたりして見た目が台無しに…という声も少なくありません。そんな悩みを解決してくれるのが「人工木の柵」。ここでは、人工木がなぜ今“正解”と言われているのか、その理由を深掘りしていきます。

木の柵はやっぱり憧れる。でも現実は…
「外構にはやっぱり“木の柵”がしっくりくる」
多くの方がそう思うのも無理はありません。天然木の持つナチュラルな質感は、アルミや樹脂にはない魅力があり、温かくやわらかい雰囲気を演出してくれます。特にウッドデッキやガーデンと組み合わせると、全体に統一感が出てとてもおしゃれに仕上がりますよね。
ですが、その一方で天然木には大きな弱点もあります。

それは、劣化の早さと手間の多さです。
雨や湿気に弱いため、数年で腐る・カビる・変色するといった症状が出やすく、さらに防腐剤の塗布や塗り直しなど、定期的なメンテナンスも必要です。「せっかく取り付けたのに、5年後には撤去…」というケースも珍しくありません。
特に小さなお子さんやペットがいる家庭では、「ささくれ」や「とげ」によるケガのリスクも見逃せません。見た目は理想的でも、現実的には課題が多いのが天然木フェンスの実情なんです。


天然木 vs 人工木|4つの比較ポイントで徹底検証
天然木と人工木、どちらの「木の柵」が外構に向いているのか?これは非常に多くの方が悩むポイントです。見た目や価格だけでなく、耐久性やお手入れの手間、長期的なコスパも含めて比較しないと「思っていたのと違った…」と後悔することも。ここでは、両者を4つの観点からわかりやすく比較していきます。

①耐久性|腐らないのはどっち?
まず最初にチェックしたいのが「耐久性」です。木材は屋外に設置するだけで風雨にさらされ、時間とともに劣化していきます。とくに外構フェンスは常に紫外線と湿気にさらされる場所。だからこそ、「どちらが長く使えるか」は大切な判断材料になります。
◼︎天然木と人工木の耐久性比較
天然木
- 3〜5年で塗装剥がれや変色が起きるケースが多い
- 雨や湿気で腐食が進みやすく、放置するとカビや虫害の原因に
- 気候や日当たりによって寿命に差が出やすい

人工木
- 木粉と樹脂を混ぜた素材で、水を吸いにくく腐らない
- 紫外線にも強く、10年以上使っても劣化しにくい製品もあり
- カビ・白アリ・ささくれの心配も少なく、安心して使える
「腐らない外構フェンスが欲しい」と思ったとき、人工木が第一候補になるのは、この耐久性の高さが理由です。

②メンテナンス性|手入れの手間を比較
見た目が美しくても、維持するためにこまめな手入れが必要では負担が大きくなります。ここでは、メンテナンスの手間を比べてみましょう。
天然木フェンスは基本的に「塗装ありき」の素材です。定期的な防腐処理や塗り直しを行わないと、すぐに劣化が進みます。さらに、雨風にさらされたあとは、汚れの拭き取りやカビ防止の掃除なども必要です。

一方、人工木は防腐処理も塗装も一切不要。汚れても水拭きや中性洗剤で簡単に落とすことができます。しかも日光や湿気による色落ち・ささくれの心配もほぼなし。
「放っておいてもきれいを保てる」
これが人工木の大きなアドバンテージです。忙しい方や高齢の方には特に嬉しいポイントでしょう。

③価格とコストパフォーマンス
価格面では、「初期費用は天然木の方が安い」と思っている方が多いかもしれません。実際に、ホームセンターなどで販売されている天然木材は比較的リーズナブルなものもあります。
ただし見逃してはいけないのが「維持費」です。天然木は数年ごとの再塗装や修繕が必要で、手間もコストもかかり続けます。

一方、人工木は初期費用がやや高めに感じるかもしれませんが、長期間メンテナンス不要で交換の頻度も少なくて済むため、トータルで見るとむしろコスパは良好です。
長く住む家ならなおさら、10年・15年単位で考えたときに人工木の方が経済的という結論になることが多いのです。

④デザイン性|見た目のリアルさは?
「人工木って、やっぱり見た目が不自然じゃない?」という疑問、よく聞かれます。でも最近の人工木は、そんな心配をくつがえすほどリアルな木目や質感を再現できるようになっています。
特にアートウッドの人工木材は純度100%の天然木粉を使用しており、「木の温もり」にこだわって作られているので、表面はもちろん断面も綺麗な仕上がりです。


カラーバリエーションも豊富で、ナチュラルカラーからダークカラーまで選べるため、外構デザインにも合わせやすくなっています。単色の使用はもちん、組み合わせ使用することでオリジナリティに溢れた外構に演出することも可能です。
また、人工木はささくれが起きないため、手触りもなめらか。安全性と美しさを両立した素材と言えるでしょう。

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実際の施工事例|人工木でつくる外構の木の柵
今回ご紹介するのは、住宅の外構に設置された人工木フェンスの施工事例です。用途はなんと、ドッグランの囲い。ワンちゃんが安全に走り回れる空間をつくるため、外構に「木の温かみ」と「腐らない安心感」を兼ね備えた人工木が採用されました。

今回使用しているのは
フェンス材・笠木に無垢フェンス材EWH-B100(ライトブラウン)、柱材・扉枠材に無垢柱材EWH-L90(モダンブラック)です。
水分の吸収率が極めて低い人工木なので、雨ざらしの目隠しフェンスでもトゲやささくれの心配がありません。ワンちゃんがフェンスに触れても怪我の恐れがなく長く使用することができます。
またこの施工では、目地をやや広めに取ることで通気性と開放感を両立。さらに、お散歩へお出かけする際に便利なドアも設置されており、ワンちゃんへの愛情と細やかな工夫が随所に感じられます。

天然木に近い見た目ながら、メンテナンスは最小限。ドッグランやペットスペースを検討している方にも、人工木フェンスはとてもおすすめです。
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おすすめ商品|目隠しルーバー材 EWH-L35の魅力
「外構に木の柵をつけたいけど、腐ったり劣化したりしないか不安…」という方におすすめなのが、アートウッドの「目隠しルーバー材 EWH-L35」です。見た目は天然木のような美しさを保ちつつ、耐久性・安全性・お手入れのしやすさに優れた素材として、多くのご家庭や店舗の外構に採用されています。

デザイン・耐久性・安全性を兼ね備えた一本
「目隠しルーバー材 EWH-L35」は、“使いやすさ”と“見た目の良さ”を両立した人工木材フェンスです。単に腐らないだけでなく、細かなこだわりが詰まった設計で、さまざまな外構シーンにフィットします。
中がしっかりと詰まった無垢素材なので扱いやすくDIYでも設置しやすいのがポイント。また純度100%の高級天然木粉が使用されているので、本物の木のような木肌感が感じられます。

加えて、ささくれが出にくく、手触りもなめらかなので、小さなお子さまやペットがいるご家庭でも安心。雨風や紫外線にも強く、年数が経っても色あせしにくい耐候性も魅力のひとつです。フェンス材としてはもちろん、屋内外のルーバーデザインにも採用されています。

ルーバーデザインに重宝するアルミウッド
ルーバーデザインを演出する際に、「目隠しルーバー材 EWH-L35」の他にも重宝するのが、アルミウッド45角とアルミウッド70角です。
45角はコンクリートブロックに直接埋め込むことができるサイズなので、外構のルーバーフェンスにも最適です。
70角は最大1.8mのフェンスまで対応可能。高さのあるフェンスの柱にオススメです。


アルミウッドの特徴は、見た目は本物の木のようでありながら、軽さと耐久性を兼ね備えていること。この特徴を活かし、屋外では強度の求められる場所の柱として、屋内では重量制限が気になる天井装飾としても活躍しています。
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後悔しない柵選びのために|検討ポイント
外構に設置する木の柵は、見た目の印象はもちろん、使いやすさや安全性、手間のかからなさなど、選ぶポイントがたくさんあります。天然木・人工木の素材選びだけでなく、デザインの工夫によって、満足度は大きく変わってきます。ここでは、後悔しない柵づくりのために押さえておきたい実践的なポイントをまとめます。

外構デザインに合わせたカラー・高さの工夫
木の柵を取り入れる際は、素材の機能性だけでなく「外構全体との調和」も意識することで、仕上がりがぐっとおしゃれになります。とくに人工木フェンスはカラー展開や板の幅、高さなどが豊富なので、家や庭のスタイルに合わせて自由にコーディネートできます。
たとえば、ナチュラルな雰囲気の家にはライトブラウンや木目調カラーがよく合いますし、モダン系の建築にはダークグレーやチャコール系の落ち着いた色味が映えます。

高さについても、目隠しをしたい場所は180cm前後、庭との仕切りは120cm程度など、使い分けが効果的です。完全に視線を遮るタイプと、ルーバー状で通気性を確保するタイプなど、用途によって選べるのも人工木の強みです。
また、人工木は時間が経っても色ムラや剥がれが起きにくいため、最初に選んだデザインが長く維持されるのも安心ポイントです。
「どんな柵を選ぶか」だけでなく、「どう見せたいか」まで考えることで、外構はもっと素敵になるでしょう。

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まとめ|長く使うなら人工木の柵が“正解”
外構に木の柵を取り入れることで、住まい全体の雰囲気がグッと柔らかく、あたたかみのある印象になります。ですが、天然木にはどうしても「腐る」「ささくれる」「手入れが面倒」といった弱点がつきものです。
その点、人工木は天然木のような美しさを保ちながら、腐らない・劣化しにくい・メンテナンスがほぼ不要という圧倒的なメリットがあります。
「せっかくの外構だから、長くきれいに使いたい」
そんな方こそ、是非人工木フェンスを検討してみてください!

アートウッドでは良質な人工木を全国に向けて販売しております。
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この記事を監修した人
一級建築士事務所サーロジック株式会社 高尾 裕稔
アートウッドの人工木材「Eee-Wood」は耐久性・耐候性ともに優れており、ササクレなどもできにくいため、小さなお子様やペットがいるご家庭でも安心です。ぜひ住宅の外構工事やリフォームをご検討の方は、品質の高い人工木材「Eee-Wood」をご利用ください!
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