「隣地との境界線が分かりにくい。」という悩みを持っている人はいませんか？境界線にフェンスを利用すると様々なメリットがあります。そこで今回の記事では、境界線にフェンスを利用するメリット、おすすめのフェンス素材をご紹介します。それぞれの素材を利用するメリット・デメリットも解説するので、「魅力的なフェンスを作りたい。」という人は是非参考にしてください。
＜この記事のポイント＞
✔︎フェンスを利用するメリットがわかる。
✔︎おすすめのフェンスの素材や人工木材の魅力がわかる。
更新日：2023/7/20
初稿：2022/10/20
＜目次＞
フェンスを利用するメリット
戸建てに限らず、隣家や道路との境界線にフェンスを利用するメリットはとても多いです。自宅の敷地を明確にするだけではなく、目隠しの効果やエクステリアをおしゃれに変化する効果、風害から住宅を守るなど様々なメリットがあります。
自宅の敷地が明確になる
フェンスを利用する一番のメリットは、自宅の土地の敷地が明確になることです。例えば、隣家との境界線にブロックや樹木を用いる場合があるかと思います。樹木の場合、定期的に手入れが必要となります。樹木が隣家に接していると、落ち葉や枝がお隣の庭部分や敷地に入りやすく、様々なトラブルの要因にもなりかねません。しかしフェンスを利用すると除草の境界線が明確になり、枝葉が隣の家に侵入するという心配もなくなります。自宅の敷地が明確になることで、様々な境界線の悩みを解決できるケースが多く、フェンスを用いるメリットと言えるでしょう。
目隠しの効果がある
フェンスを利用すると、隣の家や通行人からの視線が気にならなくなるという効果があります。境界線に樹木を用いる場合は、「隙間から見られているかもしれない。」という不安はつきものです。特に庭木の剪定後は想像以上に目隠しができなくなってしまいますが、フェンスを使用するといつも変わらない目隠し効果を得られます。高さがあるフェンスを利用すると周囲の視線が一層気にならなくなり、より開放的なプライベート空間を実現できるというのもメリットです。
エクステリアをおしゃれに変化
フェンスを利用するとエクステリアをおしゃれに変化させられるというのもメリットです。エクステリアが充実しているだけで本当に家全体の格式や雰囲気が変わり、自宅のイメージが一変します。「マイホームの建て替えはできないけれど、リニューアルしたい。」「自分の家を気軽におしゃれな雰囲気に変化させたい。」という人にもおすすめです。
強風から家を守る
強風から家を守ることもフェンスを利用するメリットです。実際に台風などで強い風が吹いているときは、いつ何時家に物がとびこんでくるか分かりません。しかしフェンスがあると家の外周を守ってくれるので、強風時に起こりえる家の破損を未然に防げる確率がアップします。家だけではなく家族を強風による事故から守るためにも、フェンスの使用は有意義であるといえるでしょう。
人の侵入防止
フェンスを設置するメリットは人の侵入防止もあります。外に樹木を設置し、境界線をつくったとしても、樹木であれば中に侵入しようと思えば敷地内に入ることは可能です。また、樹木同士の間隔が広い場所があれば難なく侵入することができるでしょう。しかしフェンスがあれば、容易に敷地の中に入ることはできません。高さがあるフェンスを用いていれば、より侵入防止に役立ちますし、横や縦など張り方によっても効果を発揮します。
フェンスを利用するデメリットは？
フェンスを利用するデメリットはほとんどありません。中には、「フェンスを利用すると圧迫感がある。」と思う人がいるかもしれませんが、フェンス素材は実に多様化し、デザインも多彩にそろっています。ナチュラルな素材を利用した開放感あふれるフェンスも多いので、「プライベートな空間と開放感のどっちも実現したい。」という人にもピッタリです。
フェンスを立てる際の一時的な工事や費用の負担は大きいですが、ランニングコストで考えるとリーズナブルに利用できます。それが例えば樹木を用いた場合には、定期的に剪定業者に依頼する費用、消毒剤を散布する費用などが必要です。コストパフォーマンスが良いフェンスだからこそ費用面の負担を軽減できるといえるでしょう。
フェンスのおすすめ素材とは？
フェンス素材は人工木材や天然木材、アルミなどが主で、魅力や特徴などそれぞれに異なります。「自宅周囲にフェンスを作りたい。」と思っている人は、まずそれぞれの素材が持つメリット・デメリットについて知っておくことが大切です。
アルミ
おすすめのフェンス素材の一つであるアルミは、自宅周囲に使うフェンスとして多く用いられています。アルミは軽量でありながら耐久性があることが最大のメリットです。そのため、台風などの自然災害が多い地域や潮風が強い海沿いなどでも用いられています。経年によるサビや腐食の心配もないので、長期にわたり利用できる点もメリットの一つです。
デメリットはデザインが単調になりやすいということです。最近はアルミフェンスのカラーバリエーションも豊富になりましたが、デザインが画一的になりがちな素材でもあります。アルミは金属であるために、柔らかみや温かみに欠けるという点もデメリットといえるでしょう。ただし、「金属が持つ風合いを生かしたシックなエクステリアにしたい。」「フェンスはシンプルにまとめたい。」という人には、逆にアルミ素材が持つ独特の雰囲気がおしゃれ感を演出してくれます
天然木材
天然木材もおすすめのフェンス素材です。天然木材はやはり唯一無二の魅力があり、木目や素材感一つひとつが躍動的な生命力にあふれています。天然木材を利用するメリットはナチュラルな風合いが醸す柔らかさや温かみ、小さな子どもや高齢の方も不安なく触れ合える素材としての安心感、経年劣化により趣と格式がプラスされる独特の重厚感です。断熱性と吸湿性が高い天然木材は、自宅周囲に快適な空間を提供してくれるということもメリットの一つといえるでしょう。
天然木のデメリットは、雨風や日光により傷みやすいので定期的なメンテナンスが必要になることです。天然木材をきれいに保ち、独自の魅力を長期にわたり維持するためには、相応の費用が必要となるため注意が必要です。そのほかには、防火性に劣ること、比較すると価格が高いことも天然木材のデメリットです。
人工木材
おすすめのフェンス素材には人工木材もあります。人工木材はアルミと同様の耐久性と強靭性、良好なコストパフォーマンスを持った素材です。耐水性にも優れているので、雨天が続いても腐食しにくくカビなどの発生もほとんどありません。天然木材と比較すると遥かに汚れが付きにくいので、日常の清掃やメンテナンスにかかる負担が少ないです。アルミ素材と変わらない手入れの容易さは、人工木材の大きな魅力といえるでしょう。
手軽にdiyに活用できるのも人工木材のメリットです。人工木材は樹脂素材と粉末の天然木材を混合して作られているので、天然木材のように事前に腐食防止の塗装をする必要もなく素のままでdiyの素材として対応できます。「湿度の高い場所にフェンスを作りたい。」という人にもおすすめのdiy素材です。
また、「人工木材はアルミのように簡単に加工することができない。」と思っている人が多いかもしれません。しかし、人工木材は天然木材同様の素材感であるために、ガーデンラックやフラワーポケットを直接フェンスに装着することもできます。比較的自由度も高く、「フェンスをおしゃれにdiyしたい。」「定期的にフェンスをリニューアルしたい。」という人にもピッタリの素材です。天然木材の場合、水や土などによって腐食やカビの要因となるケースもあるので、長く維持しつつ、楽しみたいという方には人工木材がおすすめかと思います。
次に、優れたコストパフォーマンスも人工木材を利用するメリットの一つに挙げられます。天然木材は購入時も高価ですが、美しい風合いを維持するためにメンテナンス費用も継続的に対策が必要です。初期費用だけではなく長期的に見ても天然木材は多くの費用が掛かりますが、人工木材は天然木材よりもリーズナブルで後々のメンテナンス費用もほとんどかかりません。コストパフォーマンスが高いということも人工木材を利用するメリットです。
また、人工木材は天然木材のように白アリが発生することもありません。天然木材は水分や日光による腐食も考慮しなければいけませんが、白アリから侵食される恐れもあります。しかし、人工木材は樹脂を含んでいるので、白アリによる被害をほとんど受けません。白アリだけではなく、ガシンクイムシなど天然木に発生する害虫は複数存在します。これら害虫の被害を受けにくい点も人工木材を利用する大きなメリットです。
一方、人工木材を利用するデメリットは、天然木よりも若干通気性が悪いということです。暑い季節などは熱がこもりやすいですが、フェンスの間に隙間を設けることで問題点は解消されます。そのほかは経年により変色する恐れがあるということもデメリットの一つです。
人工木材で人気のEee-Woodとは？
天然木のような質感を持った人工木材・Eee-Woodを提供している店、アートウッド。Eee-Woodは天然木材と遜色ないリアルな風合いと高い耐久性、加工も手軽という魅力的な素材です。Eee-Woodは厳しい基準をクリアした厳選木粉を100％使用し、高密度ポリエチレンという樹脂材を混合して作られています。腐食防止加工や表面をコーティングする塗装処理も必要ないので、工期が短くスピーディに施行できるのも魅力です。
天然木材をフェンスに使用すると風雨や日光の影響で、徐々に劣化してしまいます。フェンスは家族だけではなく通りを歩いている人が触れる可能性がある場所です。そのため、経年により木材にささくれやひび割れが生じてしまう可能性があり、通行時などに思わぬ事故を招きかねません。
しかし、アートウッドが提供しているEee-Woodを用いれば、ひび割れなどの心配がないので安心です。Eee-Woodは天然木材のようにメンテナンス費用が掛かりません。経年劣化による汚れや使用感が気になるという人にも、長期にわたりきれいな状態をキープできるEee-Woodがおすすめです。
天然木と同じように、スクリュードライバーや電動のこぎりなどの工具やビスなどの金具を使用できるのもEee-Woodの魅力です。木材の強度はハードウッドと変わらないので、「人工木材だから加工ができないのでは？」という心配もいりません。アートウッドでは購入後10年間、利用困難なヒビや割れ、腐食や著しい変形に対する保証期間を設けています。ただし故意の破損や施行中の事故、天災等による破損は保証対象外です。
魅力的なフェンスは人工木材で作ろう
アートウッドの人工木材・Eee-Woodはアルミ素材の強靭さと天然木の風合いを兼ね備えた魅力的な素材です。「天然木材のようなナチュラルで温かみのあるフェンスにしたいけれど、メンテナンスやコストパフォーマンスが気になる。」という人にもEee-Woodはピッタリです。アートウッドのEee-Woodを用いて魅力的なフェンスを作ってみてはいかがでしょうか？相談や問い合わせもお気軽に！
ウッドフェンス商品はこちら
ウッドフェンス施工事例はこちら
