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人工木材を使った格子の目隠しフェンスの勧め

2022年11月27日

「外からの視線が気になってリビングで寛げない」などといった悩みを解決してくれるのが、周囲からの視線を遮る目隠しフェンスです。格子状に組まれたフェンスは風や光も通すことから、人気が高いエクステリアのひとつ。目隠しフェンスはアルミや木材など様々な素材が用いられますが、人工木材を使うのもおすすめです。ここでは、人工木材のフェンスについて解説します。

フェンス おしゃれ 格子
(上記写真商品: 無垢柱材 NB(Hナチュラル)
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<この記事のポイント>

✔︎フェンスを設置するメリットがわかる。

✔︎目隠しフェンスの種類や素材を選ぶコツがわかる。

更新日:2023/5/23
初稿:2022/11/27

《目次》

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人工木材の特徴とは?

■フェンスに用いられる素材

フェンスなどのエクステリアは、アルミなどの金属製のものや無垢材などの天然木など様々な素材が用いられ、それぞれ特徴を持っています。家を風雨や日差しから守りプライバシー対策としても役割を果たす目隠しフェンスは、屋外に設置されることから、耐久性が求められます。

境界線 フェンス
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フェンスにアルミなどの建材が使われるようになったのは、耐久性の高さとメンテナンスが容易であることが大きな理由と言えるでしょう。アルミは耐久性に優れていますが、表面の汚れを放置していると腐食する恐れがあります。汚れをためないように1年に1~3回くらい、やわらかい布やスポンジなどで水洗いをすることが求められます。ただし、金属製のブラシなどでこすってしまうとキズがついてしまうので注意が必要です。

アルミフェンス

一方、天然木は自然の木が持つ温かみや風合いが魅力的ですが、日常的にこまめなメンテナンスが必要なことや腐食しやすいというデメリットがあります。また、樹種や塗装によっても異なりますが、天然の無垢材は紫外線の影響によって変色する場合が多く、キレイを保つためには定期的に塗装することなども必要になってきます。

ウッドデッキ無垢材

■人工木材の特徴

天然木の風合いを持ちながら腐食しにくい建材として注目されているのが、人工木材です。人工木材は、人工といっても天然木を原料としています。人工木材は高密度ポリエチレンと木粉の配合率で質感や強度が変わりますが、人工木材であるEee-Woodは最適な配合率と、厳選された純度100%の高級天然木粉を使用することで天然木の質感を実現しています。木粉に樹脂を混ぜることで、吸水率が低下し腐食する心配がなく安心して使用することが可能です。

成分表

人工木の大きな特徴のひとつに「ササクレができない」ことが挙げられます。天然の木はどうしてもササクレができてしまいケガをしてしまう心配があります。人工木は、ササクレやトゲがないので小さなお子さんがいる家庭でも安全に利用できます。

境界線 フェンス
(上記写真商品:無垢ボード材 NB(Hナチュラル)LB(ライトブラウン)
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Eee-Wood原材料に高密度ポリエチレンを含みます。ポリエチレンはエチレンが多数重合したもので、ポリプロピレンに比べると比重も重く、耐薬性や耐衝撃性に優れていると言われています。また、吸水性が低く安定性も高く朽ちにくいという特徴があります。人工木材の中にはポリエチレンではなくポリプロピレンを使用しているものもありますが、Eee-Wood純度の高い高密度ポリエチレンを使用していることで、対候性も高くなっています。

フェンス おしゃれ
(上記写真商品:無垢ボード材 LB(ライトブラウン)無垢柱材  BL(モダンブラック) )
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天然木は腐食を防ぐことや見た目の美しさを保つために、施工後も何度も塗装を繰り返す必要があります。アルミは耐久性は優れていますがキズや汚れを放置しておくと腐食する恐れがあり、防腐処理を施さなければならない場合も発生します。

ウッドデッキ塗装

人工木材は、素材そのものに着色してあるため、再塗装や防腐処理の必要がないのがメリットと言えます。施工後は多少の退色はありますが、腐食しにくく水をかけて洗うことができるため手間がかかりません。また、人工木材は天然木と同じように木工用の工具で加工することが可能です。市販されている金具も使用できるためDIYなどにも向いています。

工具

コストパフォーマンスの良さも人工木材を利用する大きなメリットです。Eee-Woodの場合は、高品質なエクステリア材でありながらメーカー直販のため比較的リーズナブルな価格で購入することが可能です。インターネットによる販売のみなので営業コストがかからないことや下請けを挟まないため中間マージンがないこと、営業所を持たないため固定費が削減できていることなどがリーズナブルな価格で購入できる理由です。

また、天然木などと比べてフェンスを設置した後の再塗装やメンテナンスが必要ことを考えると、長い目で見れば人工木材のコストパフォーマンスの良さがわかるでしょう。

コストダウン

人工木材は、天然木の問題点でもあるシロアリ対策も施されています。家がシロアリの被害に遭う原因のひとつがエクステリアからの侵入と言われています。屋外に設置されている天然木のエクステリアは腐食が進むとシロアリが侵入してしまい、短期間で家の強度や耐久性を奪ってしまいます。人工木材の場合は腐食するリスクが少ないため、シロアリの被害を軽減することが可能です。

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目隠しフェンスの種類

人通りの多い住宅街や隣家が近い場合など、外からの視線が気になる時に効果的なのが格子状の目隠しフェンス。フェンスの高さや間隔によって庭やリビングなどの目隠しになりプライバシーを確保するためにも有効です。格子状の目隠しフェンスは、格子状になっていることで程よく風や光を通し圧迫感を感じないことが大きな特徴です。格子状の目隠しフェンスには、大きく分けて「縦格子」と「横格子」の2つの種類があります。それぞれ特徴をみていきましょう。

格子フェンス

■縦格子フェンス

縦格子フェンスは土台となる基礎を地中に埋めて設置されることが多く、地面からの直線的な縦のラインが美しいフェンスです。モダンでスタイリッシュな家に似合うでしょう。縦の直線なので足や手をかけるところがないため、侵入者を防ぐ効果があるのも縦格子フェンスのメリットと言えます。

縦貼りウッドフェンス

止まった状態から見ると隙間があるため、立ち止まっている人や隣の家からの視線は完全に遮ることは難しいですが、斜めから見ると隙間が埋まっているように見えるため、動いている歩行者や車からは家の中が見えることが少なく目隠しの効果があります。また、隙間があるので、雨水や汚れがたまりにくくお手入れがしやすいのも特徴のひとつです。

フェンス 縦格子
(上記写真商品:無垢ボード材 LB(ライトブラウン)中空柱材 LB(ライトブラウン)無垢柱材
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■横格子フェンス

横格子は、横に長いため庭が広く感じられます。和風の家や庭に似合いますが、シンプルな横格子フェンスは比較的どのような家にも馴染むデザインが多い傾向にあります。縦格子と比較すると目隠し効果も高いのが特徴です。ただし、足や手をかけやすいため、防犯対策としては効果が低くなってしまうことがデメリットのひとつ。雨水や汚れもつきやすく、こまめなお手入れが必要になります。

境界線 フェンス
(上記写真商品:無垢ボード材 NB(Hナチュラル)2×4無垢柱材 NB(Hナチュラル)35角材 NB(Hナチュラル)
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■ラティス

縦格子フェンスや横格子フェンスだけでなく、ガーデニングアイテムとしても人気が高いラティスも目隠しフェンスとして利用することができます。ラティスはウッドデッキの囲いなどにも活用されるなど、工夫次第で幅広い用途があります。

ラティスフェンス

ラティスの場合、ガーデニングと併用して考える方が多い傾向にあります。引っ掛けるタイプのプランターを設置したり、ツタ系の植物を纏わせてグリーンカーテンにする方もいらっしゃいます。また、ホームセンターなどでも販売されているため、気軽に購入もできます。

ラティス

どの種類もそれぞれに使い道や特徴が異なります。お好みのタイプを選ぶも良し、外観に合わせておしゃれにするも良し、いづれも目隠しと言う用途に沿って選択することが重要です。

中でも人工木材のウッドフェンスは、景観も機能性も兼ね備え、長くキレイな状態で愛用いただけるので好評いただいております。まずは無料サンプルにて実際の質感や色をご覧になってみてはいかがでしょうか。

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フェンスを選ぶコツ

■目的に応じて選ぶ

家の周囲にフェンスを設置するのか、玄関やウッドデッキに設置するのかでも、選ぶフェンスは違ってきます。また、フェンスを設置する際には「何から視線を遮りたいのか?」という目的によっても適したフェンスが違うため、目的に応じたフェンスを選ぶことが大切です。

境界線 フェンス
(上記写真商品:無垢柱材無垢ボード材
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外からの視線を完全に防ぎたい場合には、目線の高さよりも高いフェンスが必要になるでしょう。また、隣家との仕切りや動物の侵入を防ぐことが目的であれば、それほど高くないフェンスでも十分といえます。隣の家からの視線を遮りたい時には、目隠し効果の高い横格子フェンスが適しています。一方、道路からの通行人や車などからの視線を遮りたい時には、斜めからの目隠し効果の高い縦格子フェンスが向いています。

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■家の雰囲気に合わせた選び方

フェンスは目隠しだけが目的とは限りません。家の外観や庭などに合わせたアイテムとして利用するのもおすすめです。縦格子フェンスも横格子フェンスも、フェンスの隙間の間隔によって見た目も機能も変わります。見通しや風通しを良くしたい場合には、隙間の間隔が広いフェンスを設置するのも良いでしょう。目隠しフェンスを設置することで、家の外観も変わります。

フェンス おしゃれ
(上記写真商品:無垢フェンス材(B100)
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また、周囲の視線を遮ることが目的であれば、家の外構全てを囲わなくても、視線が気になる窓やドアなどにフェンスを設置することで対応いただけます。その場合、採光性や通風性にも配慮すると家の中が暗くならずに済むでしょう。

フェンス 目隠し おしゃれ
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■目隠しフェンスの設置に向かないケース

いろいろな目的に合ったフェンスがある一方で、防音や遮音を目的としている場合には、格子状のフェンスやルーバータイプは音漏れする場合があるので向いていないと言えます。台風などの大きな風も通してしまうため、風の強い場所などに設置する際には注意が必要です。各々、目的に合ったフェンスを選択することで、フェンスを最大限に活用できます。

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目隠しフェンスのメリット

■圧迫感を感じない

フェンス

建材が隙間なく並べられたフェンスは、高い目隠し効果はありますが圧迫感を感じてしまうこともあるでしょう。格子状のフェンスであれば、完全に目隠しできるわけではありませんが、隙間があるので圧迫感を感じることが少なくて済みます。また、隙間があることで「さりげない目隠し」にもなり、風通しも良く自然の風の流れを感じることもできます。(左記写真商品:無垢板材EWH-B100

■おしゃれな雰囲気を演出してくれる

ラティスフェンス

ラティスはガーデニングアイテムとしても人気があり、植物や雑貨などと相性が良いのが魅力のひとつです。格子状のデザインが醸し出す独特のおしゃれ感が庭全体を惹きたててくれるでしょう。つる性の植物などを組み合わせれば、オリジナルの目隠しになります。一方で、ラティスはそのままでは外からの目隠し効果は低いと言われます。ただし、室内からの見通しが良くなることで、侵入者に死角を与えないため外からの侵入者を防ぐことにも繋がります。

■境界線がはっきりする

フェンス おしゃれ 格子

隣の家や道路などとの境目が明示されることで、敷地への侵入などのトラブルを防ぐことにも繋がります。フェンスを設置する際には、隣家にも挨拶などをしておくとスムーズに工事が進むでしょう。設置した後で揉めることがないように配慮することも大切です。(写真商品:無垢ボード材 BL(モダンブラック)

人工木材の特徴を活かそう

目隠しフェンスは、家の雰囲気に合わせたものを設置したいものです。天然木の質感のある人工木材であれば、おしゃれで温かみのあるフェンスに仕上がるでしょう。格子状のフェンスは、外からの視線を遮りプライバシーを保護しながら、風や光を適度に取り入れられます。

アートウッドの人工木材Eee-Woodは、人工木材の持つメリットと天然木の風合いを併せ持ち、目隠しフェンスに最適な素材としておすすめです。

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この記事を監修した人

一級建築士事務所サーロジック株式会社 高尾 裕稔

ウッドデッキを作るには、たくさんの木材の種類が存在します。中でも耐久性やメンテナンス性に優れている人工木材「Eee-Wood」。「Eee-Wood」は、ささくれなどの心配もないため、小さなお子様やペットがいるご家庭でも安心してご利用いただけます。

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