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面格子とアルミで作るルーバーについて

2024年04月13日

春になり温かくなると空き巣の被害が増えるとされており、防犯対策の見直しを検討される方も多いかと思います。

面格子は防犯の機能だけではなく、目隠しや転落防止、災害時の窓を保護する効果など、住まいの安全を守る様々な機能がある建材です。

多くの役割を持つ面格子について、そしてその素材として人気のアルミで作るルーバーについてご紹介していきます。

面格子イメージ

【今回の記事のポイント】

✔︎面格子の役割について考える

✔︎アルミで作るルーバーの魅力がわかる

初稿:2024/4/15

《目次》

電話番号画像

面格子ルーバーがもたらす効果とは

面格子とは主に窓に取り付ける格子のことです。

まずは面格子がもたらす効果についてまとめてみましょう。

アルミ製面格子

=防犯対策=

格子がついているキッチン勝手口のドアを見かけたことはありませんか?それは勝手口が人目のつきにくい死角にあることが多いからです。死角となりやすい場所からの不審者の侵入を防ぐ防犯の目的で1階のサッシに面格子を取り付けるケースが多くあります。

しかしながら、面格子は完璧な防犯対策ではありません。バールで曲げられたり、取り外されたりすることも考えられます侵入に5分かかる場合は、約7割の侵入者が犯行を諦めると言われているため、面格子は大きな抑止力が期待されます。

空き巣対策

=窓ガラスを保護=

年々増える異常気象や大型台風時には突飛物によりガラスが割れる心配があります。特に台風の通り道となりやすい地域では、こうした被害に備えて面格子を設置している建物も少なくありません。

=目隠し=

風呂・トイレなどの小さな窓の目隠しとしても活用されています。
隣接する住宅との距離が近い場合や、マンションの共用通路沿いに窓がある場合、外からの視線を遮断したい方も多いかと思います。特に視線を遮りつつも、換気の際には風を通したい浴室には最適です。

マンション通路

=日除け=

面格子は直射日光が強く当たる場所の日除けとしても役立ちます。日差しが強い夏や、西陽が強い時など、その時々に合わせて羽の角度を調節できる可動式のルーバー面格子を取付けているケースも多く見かけられます。

=転落防止=

子どもが窓に近づくと転落の恐れがあります。網戸があったとしても、重みで破れてしまったり網戸自体が外れてしまうかもしれません。面格子はそうした転落事故を未然に防ぐ効果もあるため、一階部分だけではなく、マンションや高さのある小窓にも設置されています。

子どもと窓

様々な効果がある一方で、取り付けの際には注意したい点がいくつかあります。

◼︎面格子を設置する際の注意点◼︎

緊急時の避難路の妨げになる

取付けの方法によっては壁に穴を開ける場合もある

取付ける窓やドアのサイズに適したデザインを選ぶ

このようなことを踏まえて、使用する用品や取付・交換の際には慎重に検討することをおすすめします。

商品紹介

面格子に使われる素材

面格子として使われる素材は、防犯の観点からアルミやステンレスなど金属製のものが主流です。その他に、木製の面格子を取付けている建物もあります。


面格子の素材を選ぶ際には、設置する目的に合わせて素材を選ぶことが大切です。
今回はアルミステンレス木製を取り上げて、それぞれのメリット・デメリットをご説明します。



メリットデメリット

◼︎アルミ面格子◼︎


=メリット=

アルミのメリットは、軽量であり、耐久力が極めて高いというところです。

雨風よって引き起こされるサビや腐食に強く温度や湿度の変化にも対応できるため、エクステリアのルーバーフェンスとして採用されることの多い素材です。


低い価格帯と取扱いのしやすさから、面格子で一番よく見かけるのがアルミ面格子です。

=デメリット=

過度な荷重や衝撃に弱いという弱点があるため、セキュリティの高さという観点からするとステンレス製のものに劣る面があります。


アルミ素材

◼︎ステンレス面格子◼︎

=メリット=

ステンレスはアルミ同様耐久性に優れています

アルミとの違いは強度がより優れているというところです。簡単に切り破りができないので防犯目的で使用するのに適した素材です。一度設置したら長期的に使用することができ、メンテナンスのしづらい場所へ設置しても安心です。

=デメリット=

アルミに比べて初期コストが高い傾向があります。


ステンレス面格子

◼︎木製面格子◼︎

=メリット=

木製の面格子は軽くてデザイン性があり、特に和のテイストの建物に好んで使われます。金属製の面格子では無機質な印象になりがちですが、木製の面格子は木の温かみがあります。

=デメリット=

強度に関しては金属製に比べて劣る面があります。金属製の目的とは違い、防犯用というより窓の保護や、目隠しなどが目的の主となるでしょう。


また木製の物は雨風にさらされる場所で使用すると腐食が心配なため、まわりへの影響も考え、定期的なメンテナンスが必要です。


木製面格子

アートウッドでは5種類のデザインから選べる、人工木のウッドフェンスセットを通販しております!DIY初心者の方、チャレンジしてみたいけど必要な資材を揃えるのが難しいという方でも安心のセット商品です。

お手軽に目隠しフェンスを設置できる人気商品なので、是非チェックしてみてください!

ウッドフェンスセット

アルミウッドという選択肢

アートウッドでは、素材はアルミでありながら見た目は天然木そのものの、アルミ角材『アルミウッド』を製造しました。


建物の景観に馴染む木製の面格子を設置したいが、定期的なメンテナンスは避けたいという場合にはアルミウッドを選択肢の一つにしてみるのも良いでしょう。サイズは45角70角の2種類あり、スリムで細やかなルーバーデザインから、存在感のあるデザインまで、使い方の工夫次第で様々な仕上がりになる商品です!

メール・FAXは24時間受付けておりますので、在庫の確認や配送・納期に関するサービスなど、気になることがありましたらいつでもお気軽にお問合せください!

問い合わせ

アルミウッドの特徴①見た目は天然木そのもの!

アルミウッドは木目模様をグラデーションカラーにさせたことで、まるで天然木のような色調です。

また最新の技術で立体的な凸凹までもリアルに再現されています。


金属でありながら冷たい印象がなく、インテリアにもよく馴染みます。そのため屋内外問わず格子やルーバーを作る際に大変好評をいただいております。

アルミ角材

アルミウッドの特徴②紫外線にも強い耐候性


アルミウッドのコーティングは全てPVDF(ポリフッ化ビニリデン)です。PVDFはポリ塩化ビニルやポリプロピレンなどに比べて耐候性が高く、特殊な静電吹き付け塗装でコーティングすることで、強力な紫外線にも強い15年以上の耐用性があります。


天然木で心配な雨風や紫外線等による劣化がほとんどないので、外で使用する面格子の部材に適しています。アートウッドはご購入後もサポート。10年間のメーカー製品保証もついておりますので、安心してご利用いただけます。

性能表

アルミウッドの特徴③アルミならではの軽さ

アルミウッドは天然木の重量の役2分の1という軽さです。

天然木では重量制限の面で使用できなかったデザインが、場所を選ばず使用することができるのも魅力です。屋内では天井部分のルーバーにも使われており、メンテナンスのしづらい高さのあるような場所にも最適です。

ルーバー 天井

アルミウッドの特徴④選べるカラーバリエーション

アルミウッドのカラーはナチュラルライトブラウンモダンブラックと人気の3色展開。(※ブラックのみ木目模様が異なります。)温かみのある雰囲気から上品で落ち着いた雰囲気にも演出可能で、洋風・和風問わず設置したい箇所のテイストに合わせてお選びいただけます。

アルミウッドカラー

アートウッドでご用意しているアルミ商品の一つ、100角柱材専用アルミ芯材 Eee-Alumi(イーアルミ)は、中空柱材の芯材としてご利用いただける商品です。100角柱材をアルミの化粧材として使用することで、高さが2mあるフェンスの柱を作ることができます。

アルミ芯材
高さのある柱

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見積もり

ルーバーのデザイン例

ルーバーとは羽板と呼ばれる細長い板を平行に並べて作られるものですが、設置する場所により機能や使い方は多種多様です。アルミで作るルーバーの魅力を活かした使い方をご紹介しましょう。

◼︎壁のアクセントに◼︎

ストライプ 

目隠しの目的で使われることの多いルーバーですが、壁面に使用すると空間のアクセントになります。

アルミルーバーなら大がかりなメンテナンスの必要なく長期的に使用できるので、商業施設・公共施設にも適しています。

◼︎空間の間仕切りに◼︎

角材ルーバー

室内の間仕切りとしてルーバーを取り入れると、視線を程よく遮りつつ空調や光を共有することができます。

縦に並んだアルミルーバーは、より圧迫感を軽減した空間の演出に役立ちます。アルミは経年劣化の心配が少なく、長期間使用しても変形することがほとんどありません。メンテナンスフリーでコストパフォーマンスの面でも優れています。

◼︎天井の高さをオシャレに演出◼︎

天井ルーバー

天井にアルミルーバーを採用すると、配管やダクトを目隠ししつつ、立体的なデザインにより奥行きが出てより高く見える効果も。
建物に無くてはならない梁などの部材を隠すため低くなりがちだった天井を、アルミルーバーを取り入れることによって、天井の最大限の高さを出すことができるようになるのです。

◼︎可動式のアルミルーバー◼︎

可動式ルーバー

アルミ製の面格子は多くの住宅で取り入れられていますが、可動式のルーバーも見受けられるようになってきました。外付けのブラインドといったイメージですが、状況に応じて室内から羽板の角度を上下に調節することができるタイプの物です。

完全に閉じればシャッターとしての役割も。

アルミウッドの他、人工木材Eee−Woodを使用したエクステリアの施工事例を多数ご紹介しています。様々なエクステリアのカテゴリで分けられていますので、外構工事をお考えの方はコチラから検索してみてください!⇩⇩⇩⇩

◼︎面格子ルーバーのことならアートウッドにご相談を!◼︎

防犯対策の一つとして欠かせない面格子。住み始めてみてから危険なポイントに気付き、後付けで面格子を設置するという方もいらっしゃるかと思います。サイズの決まった商品もありますが、取り付けたい窓の大きさに合わせたオリジナルのルーバー面格子はいかがでしょうか。ルーバーを作る際の心配事やお悩み等ありましたら、アートウッドに何でもご相談ください!

商業施設 アルミルーバー

アートウッドでは、安全で品質の高いアルミ商品や人工木材を全国に向けて通販しております。通販で資材を調達する際、思っていた質感と違ったという失敗は避けたいものです。まずはアルミウッドを一度お手に取って、実際の色合いや軽さを確かめて見ませんか?ホームセンターなどお店で手軽に入手できないものですから、無料サンプル請求を利用してルーバーのイメージ作りにお役立てください。

短時間でできる簡単な入力フォームとなっておりますので、お気軽にお問い合わせください!

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この記事を監修した人

一級建築士事務所サーロジック株式会社 高尾 裕稔

アートウッドの人工木材「Eee-Wood」は耐久性・耐候性ともに優れており、ササクレなどもできにくいため、小さなお子様やペットがいるご家庭でも安心です。ぜひ住宅の外構工事やリフォームをご検討の方は、品質の高い人工木材「Eee-Wood」をご利用ください!

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