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目隠し効果のあるフェンスをdiyで作るメリットや注意点

2022年07月23日

暮らしの場におけるプライバシーの保護は様々な方法がありますが、中でも後付けできる目隠しフェンスは効果が高いだけではなく、建物の外観をおしゃれにアレンジできるメリットがあります。隣家の敷地から自室内が丸見えになるのを防ぐには簡単にdiyできる目隠しフェンスを設置するのが賢い方法と言えるでしょう。ここではリフォームとしても人気の目隠しフェンスを置くメリットやdiyで作る際の注意点についてお伝えします。

目隠しフェンス 人工木材
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<この記事のポイント>

✔︎目隠しフェンスを作る際のおすすめ素材やポイントがわかる。
✔︎目隠しフェンスのメリットがわかる。

更新日:2023/9/25

初稿:2022/7/23

<目次>

目隠しフェンスdiyでプライバシーを守る

◆建物の外観をおしゃれにアレンジできる

建物の窓を大きくすると採光性を向上できる一方、室内が外から見えてしまうデメリットがあります。建物の作りによっては隣家の敷地から丸見えになってしまうケースも珍しくありません。室内を外から見えないようにする方法は様々ですが、中でも目隠しフェンスの設置は、建物の外観におしゃれな感じを持たせる効果があります。殺風景に見える建物も外構も、目隠しフェンスを置くだけで家庭的な温もりやスタイリッシュな雰囲気を持たせることが可能です。玄関の周りや駐車場などに目隠しを置いて外構の雰囲気をおしゃれにdiyしたい!と考えるなら目隠しフェンスが最善の選択と言っても過言ではありません。

目隠しフェンス 外観

◆大掛かりな工事を行わずに目隠しができる

目隠しフェンスは対象の窓を隠す形で置く方法により、室内が丸見えになるのを防ぐことができます。フェンスを置くのに足場を組むなどの大掛かりな工事を行う必要がなく、簡単な補強を行うだけで丈夫な遮蔽物になるのがメリットと言えるでしょう。基礎には、独立基礎ブロックやコンクリート基礎が使用されます。設置する際に隣家の敷地に入り込んでしまうこともないのでトラブルを起こさずに、自室のプライバシーを守ることができます。設置だけではなく交換も容易なので、気分転換に異なるデザインの目隠しフェンスをdiyし、後から付けることも可能です。簡単にオリジナル空間が手に入れられます。

目隠しフェンス 人工木

◆防風や防塵の効果も高い

目隠しフェンスは建物の窓の前に置くことで視界を遮る効果がありますが、同時に風や埃などを遮るメリットもあります。完全に防ぐことは難しいものの、直接入り込むことはないので窓を開けても室内の装飾品などが乱雑になってしまうことはほとんどありません。窓を塞ぐ形で置くことになるので第三者の侵入予防にも役立ちます。

目隠しフェンス 人工木

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目隠しフェンスに使われる素材の種類

◆木材は古くから使われている素材

目隠しフェンスで現在でも多用されているのが木材です。窓の目隠しでもっとも古くから使われている素材でもあり、世界各地で様々なデザインの目隠しフェンスが使われています。素材の入手や加工が容易であり、安い価格で購入できるのが広く普及している理由です。日本でも多種多様なデザインの目隠しフェンスが使われているので、同じ建物でもフェンスのデザインで異なる雰囲気を持たせることが可能です。また、木材の質感は木造住宅との相性がよく、違和感なく設置できますが、一方で水濡れや火気に弱い欠点もあります。特に水濡れによる傷みは劣化の原因になる他、外観を大きく損なうのでワックスを塗るなどの対処が欠かせません。

木材 目隠しフェンス

◆頑丈だが加工が難しい金属素材

鉄や真鍮などの金属素材も木材と同様に古くから使われている素材です。強度が高く、目隠し以外に建物の防犯性を向上させるのに効果的と言えるでしょう。反面、金属素材は加工が難しく、diyによるフェンス作りには必ずしも適しているとは言い切れません。また、重たい素材も多いので扱いが難しく、外構工事も大掛かりになってしまうことがあります。金属素材は冷たい雰囲気があるのでデザインによっては圧迫感をもたらすこともあります。そのため、ゆったりとくつろぐ空間の目隠には不向きと言えるでしょう。

フェンス 金属

◆軽量で扱いやすいが耐久性に問題がある樹脂素材

プラスチックなどの樹脂素材は軽量で扱いやすく、安価で購入できます。加工も簡単なのでdiy初心者が目隠しフェンスを作るのに向いています。フェンス用に加工された製品を組み合わせるだけで想像以上におしゃれな目隠しフェンスを作ることができます。しかし、樹脂素材は衝撃や圧力にやや弱い欠点があります。また、結合部分に強い圧力が加わると破損することもあるのでdiyでフェンスを作る際は全体のバランスを考慮しなければいけません。樹脂素材は水濡れに強い反面、火気には非常に弱いので防火対策は欠かせません。日焼けも樹脂素材の天敵なのでコーティングを施すなど、長持ちさせる工夫が求められます。

樹脂 フェンス

◆木材と樹脂のメリットを兼ね備えている人工木材

人工木材は模擬木とも呼ばれる素材で、木粉に樹脂などを混ぜて作ります。メーカーによって質感は異なりますが、天然の木材に近く、樹脂のように軽量なので扱いやすいのが特徴です。木材ならではの温もりを感じさせる他、水濡れに強いのでウッドフェンスなど屋外に置く設備に多用されています。木材と樹脂のメリットを兼ね備えていることからdiyの素材としても好まれています。初めてdiyで目隠しフェンスを作る人や他の素材の目隠しフェンスでは満足できない人に最適と言えるでしょう。

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まるで天然木のような見た目で自由にカットもできる人工木材「Eee-wood」は、目隠しフェンスのdiyにピッタリです!アートウッドでは無料サンプルもお届けしています。3分で簡単に入力できますので、実際に手に取っていただき、確かな品質をご体感ください。

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目隠しフェンスを人工木材で作るポイント

◆設置場所の環境を考慮する

diyで目隠しフェンスを作る場合、何よりもまずは設置場所の環境を考慮しなければいけません。強い日差しが当たる、一日中日陰になって湿気が籠りやすいなど同じ建物でも方角によって環境が大きく異なります。また、隣接する建物との隙間や距離によっても環境が変化するので設置の際は事前の確認が欠かせません。人工木材は天然木材と比較して、日焼けや湿気に強く、シロアリなどの害虫による食害も受けにくいので置き場所を選ばないオールマイティな素材と言えるでしょう。環境に適した素材の選択に迷ったら人工木材を用いるのが無難です。また、カラー付きのものを使用することで、塗料を塗り直すなどの手間を省くこともできます。

ウッドフェンス 人工木

◆安全性の確保について

diyによる目隠しフェンス作りで注意しなければならないのが安全性の確保です。素人作業なのでバランスに偏りが生じたり間隔がバラバラで不格好になってしまう可能性は否定できませんが、安全性の確保を疎かにしてはいけません。自分ではしっかりと固定させたつもりでも素材の重量に耐え切れず、結合部分が外れてしまうおそれがあります。特に初めてdiyを行う場合、フェンスの大きさと重さを十分に考慮し、基礎や結合部分にかかる負担を正しく把握することが大切です。市販のdiyキットは必要な部品がひと通りセットで用意されているので、説明書に沿って板などを組み立てるだけで安全性を確保しながら簡単に作ることができます。反面、設置環境によっては補強が必要になるので注意します。

安全第一

◆長い目で見ると割安だがメンテナンスは必須

人工木材は単価だけを見れば天然木材よりもやや割高ですが、耐久性の高さを考慮すれば結果的に割安になると言えます。人工木材は天然木材と比較して水濡れに強く、カビや害虫による傷みが少ないです。日焼けにも強いので日光が当たっても長く使い続けることができます。適度にメンテナンスを行えばさらに長持ちすることから、少ない出費で長く愛用することが可能です。

目隠しフェンス 人工木

人工木材のメンテナンスは付着した汚れを放置せず、速やかに取り除くことが何よりも重要です。雨水に含まれている埃や動物の排せつ物などが付き、目隠しフェンスを劣化させる原因ともなります。簡単でもよいので、こまめに掃除を行い、綺麗な状態に保つことを心がけます。素材の状態によっては傷みを防ぐためにワックスを塗るのも効果的な対処法になります。その際、素材の変質を防ぐためにワックスの成分を確認することを忘れてはいけません。

既に設置したいフェンスの大きさや幅がお決まりの方におすすめなのが、「ウッドフェンスセット」です。豊富なデザインから選ぶことができ、ナチュラル、ライトブラウン、モダンブラックの3色展開ですので、インテリアに合わせたカラーをチョイスできます。人工木材がセットになっており、1から材料を用意するよりも簡単に準備ができるため、diy初心者の方にも安心です。

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目隠しフェンスをdiyで作る意味

◆自分で完成させた達成感を得られる

かつては日曜大工とも呼ばれていたdiyは自分の手で物を完成させることが醍醐味と言っても過言ではありません。先述した通り、アートウッドでは組み立てるだけで完成する「ウッドフェンスセット」も販売されているので、大工道具を扱ったことがない人でも簡単に自作ができます。通常の日曜大工で使用するような電動ドライバー等で施工できるため、初心者の方でも挑戦しやすいですね。目隠しフェンスは用途の性質上、どうしても大掛かりな設備になりますが、こうしたセット商品を使えば大きな手間をかけずに完成させることが可能です。自分の手で目隠しフェンスを作り上げたという達成感は非常に有意義なものであり、本人にとって大きな励みになると言えるでしょう。家族や友人と協力して作ることで大切な思い出にすることもできます。

目隠しフェンス 人工木

◆手作りならではの温もりがある

diyの魅力として手作りならではの温もりがあります。手作りの品は家庭的な温もりを感じさせますが、それは目隠しフェンスのような建物の付随設備も例外ではありません。素人作業ですから、プロの作業と比べるとサイズや高さが合わなかったり不格好になってしまうこともありますが、これらの欠点も手作りならではのチャームポイントと言えるでしょう。家庭的な温もりを持つ手作りの外構が常に視界の中にある暮らしは快適であり、自由でリラックスしたガーデンライフを楽しむことができます。

目隠しフェンス 人工木

◆様々な形状で合わせることができる

diyは自分好みのアレンジが容易なのも大きなメリットです。建物は様々なタイプあり、中には特殊な形状も存在します。目隠しフェンスは基本的に窓などを見えないような形で置くので形状もそれに合わせる必要がありますが、横の板を両面張りにして目隠しにする方法もあります。設置場所の形状が特殊であればフェンスの形状も特殊になります

diy フェンス

市販の既製品をそのまま置くだけではすき間が生じますが、diyなら設置場所の形状に合わせてアレンジすることも難しくありません。必要な資材や部品を用意するのに手間がかかりますが、このような手間もdiyならではの達成感に繋がるので一概に否定できるものではありません。ある程度は慣れが必要ですが、diyの経験がある人なら設置する場所の形状や建物に対応したアレンジもやりがいのある挑戦と言えるでしょう。

◆丁寧に扱うようになる

自分で作った物に愛着を抱くのは誰にでもあることですが、それはdiyで作った目隠しフェンスも同様です。手間をかけて自分で作ったからという理由でこまめに掃除を行い、常に綺麗な状態を保つケースは珍しくありません。愛着を抱いた結果、良好な状態が維持されて長持ちすることからdiyで目隠しフェンスを作るのは設備を長く使い続けるのに効果的な選択となります。

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ご自身でdiyしたウッドフェンスは、思い入れも強くなり大切にご使用いただけると思います。ご家族と一緒にdiyするのも素敵ですね。後付けも可能な人工木フェンスをご検討の方は、ぜひ「無料お見積もり」をご利用ください。

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目隠しフェンスは快適空間を作る為に不可欠

目隠しフェンス 人工木

目隠しフェンスは自室内が外から丸見えになるのを防ぐために必要な設備です。特に隣家の敷地に近い位置にある窓はどうしても人の目についてしまうことから、効果の高い目隠しフェンスの設置が望まれます。diyによる手作りフェンスなら大掛かりな工事を行わず、簡単に置くことができます。手作りならではの温もりが感じられる他、愛着もあるので長く利用することができるでしょう。ガーデニングなど自分の時間を楽しむための空間づくりにもぜひEee-Woodのウッドフェンスをご活用ください!

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この記事を監修した人

一級建築士事務所サーロジック株式会社 高尾 裕稔

フェンスを人工木材で作ることで、安全性や耐久性が高くなります。さらにメンテナンスも簡単なため、小さなお子様やペットがいるご家庭でも手間をかけずに安心・安全に設置することができると思います!後からフェンスを付けることも可能です。ぜひEee-Wood」の人工木材で外構や庭に目隠フェンスをdiyしてみてください。

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