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ウッドデッキを作るなら人工木?天然木?

2023年01月27日

様々な活用ができるウッドデッキはガーデニングやアウトドアを楽しんだり、家族団欒の場としても使うことができるため、リフォームの際にも人気の高い設備ですが、庭にあると風雨や直射日光にさらされるため、素材選びは重要です。こちらでは、おすすめのデッキ材について見ていきましょう。(下記写真商品:無垢柱材BL(モダンブラック)無垢デッキ材BL(モダンブラック)中空デッキ材 BL(モダンブラック)とNB(Hナチュラル)

ウッドデッキ 人工木
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この記事のポイント

✔︎ウッドデッキにぴったりなデッキ材がわかる
✔︎ウッドデッキを長く使うためのポイントがわかる

目次

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ウッドデッキ材は人工?天然?種類と特徴

ウッドデッキの本体に使用するデッキ材は、人工木材や天然木材など、様々な種類があります。それぞれに特徴がありますが、デッキ材を選ぶ時には見た目だけでなく、屋外に置くので劣化しやすい点と、裸足で歩くことが多い点に留意して選ぶようにしましょう。(下記写真商品:無垢デッキ材 BL(モダンブラック)

ウッドデッキ 人工木材
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■ハードウッド
ハードウッドは天然木の中で最もデッキ材に適しています。赤道直下で育った広葉樹で、堅さと重さがあり、水辺など湿度の高い場所でも高い耐久性を誇ります。加工が難しく、木材の価格が高額というデメリットはありますが、素材によっては塗装なしでも数十年単位の耐腐食性を持っていますので、維持費や修繕費を考慮すればコストパフォーマンスも悪くありません。

節が少なく、反りや狂いがあまり見られないものがデッキ材に適しており、ウリンやイペ、イタウバなどが人気です。公園やショップのテラスなど、耐久性を必要とする場所でよく使われています。

公園 ハードウッド

■ソフトウッド
レッドシダーのようなソフトウッドと呼ばれる木材は、その名の通り柔らかさがあります。密度が小さく、内部に空洞が多いために軽く、diy初心者でも比較的簡単に加工ができます。一般的に節が多い見た目をしており、価格が手ごろなこと、肌あたりが良いことから木材を比較したときに好まれやすいですが、耐用年数の面では他のデッキ材に劣ります。

ソフトウッドは空洞が多く柔らかいため、水が浸透して腐ったり、害虫に食われたりすることが多く、腐食しやすいです。ソフトウッドの中では比較的耐久性が高いと言われているレッドシダーや杉、ヒノキなどでも、メンテナンスなしの耐用年数は約5年程度と考えておきましょう。特に、基礎や土台部分のように湿気が多い上に見えにくく、あまりメンテナンスをしない場所は老朽化しやすいです。

ウッドデッキ ソフトウッド

■人工木材
人工木材は、天然木材と樹脂を組み合わせたデッキ材です。粉状にした木材と樹脂を合わせ、天然木のような風合いや質感を実現しました。高い耐候性・耐水性を持ち、虫による被害もありません。人工木材と言ってもメーカーによって使用している素材や配合割合が異なりますので、見た目や性能は様々です。

Eeewood成分

例えば、「Eee-Wood」は良質な純度100%の天然木粉環境にやさしい高密度ポリエチレンを配合していますので、風合いが非常に優れています。また、木材は間伐材や解体廃材を使用しているのでコストを抑えることができ、天然木のようなリアルな質感でありながら色落ちやひび割れの心配もありません。「Eee-Wood」を使用すれば、まるで本物の木に囲まれているような空間を演出できます。

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■アルミ材
厳密にいえばウッドデッキの素材ではありませんが、耐久性の高いアルミでデッキを作ることも可能です。虫の被害はありませんし、退色の心配も不要ですが、腐食には注意が必要です。また、板が損した場合には傷の部分が鋭利になるので危険ですし、熱伝導性が高いので、冬場や夏場に裸足で歩くことは難しく自由度も低いでしょう。

アルミ デッキ

デッキの素材によって、安全性や耐久性が異なり、それぞれメリット・デメリットがあります。どの素材もいいところがあり、適した使い方をすれば素材の特性も活かすことができるでしょう。ぜひ、比較表を参考にニーズに合った素材を見つけましょう。

比較表
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特徴別のおすすめデッキ材

どのような場所に設置するのか、何を重視してウッドデッキを設置したいのかによって、おすすめの木材は異なってきます。縁台やステップなのか、ベンチなどの家具なのか、用途によって使い分けるのも一つです。次は特徴別におすすめのデッキ材を見ていきましょう。

ウッドデッキ 人工芝
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■質感
見た目に高級感があるのは、ハードウッドです。種類によって色合いや滑らかさに違いが見られ、密度の高い艶やかな木目は高級ウッドデッキの素材として人気があります。天然木なので屋外の景色との相性も良く、木材を変えれば印象が全く異なるため、仕上がりのイメージが広がるでしょう。

天然木 ウッドデッキ

ただし、天然木は樹種によっては次第に色が抜けて銀白化するものもありますので、その風合いの変化も楽しむという方はいいかもしれませんが、そのつもりがない場合には、定期的に塗料を塗りなおす必要があります。また、使用する塗料によってメンテナンスの期間は異なることもあるので、使用する塗料の性質も含めて考えるといいかもしれません。

天然木 白銀化

■肌あたり
裸足で歩いた時に肌あたりが良く、ぬくもりを感じられるのはソフトウッドです。同じ天然木でも、ハードウッドは触れた時に硬さを感じます。裸足で歩くことが多く、歩いたり座ったりしたときの負担を軽減させたい場合には、ソフトウッドを選ぶと良いでしょう。滑らかな木肌で肌触りをよく感じることができるでしょう。

ウッドデッキ 肌あたり

ただし、ソフトウッドは耐用年数が短く、こまめなメンテナンスが必要です。また、ささくれや膨張も起こしやすい特徴があるので気を付けましょう。湿度や虫、風雨にも弱いため、ソフトウッドを使うなら縁側やウッドデッキの床部分の使用に留め、固定する際の基礎の部分は耐久性のある素材を別途用意した方が良いでしょう。

ウッドデッキ 基礎

人工木材も本物の無垢材とはまた違った 質感や肌あたりを感じることができます。 実際に人工木材の質感などをご確認したい方は、お手元でご覧いただけるよう無料サンプルをご用意しておりますのでお気軽にお問い合わせください。

無料サンプル

■耐用年数
ウッドデッキは、大切に使っていても屋外設置のため劣化しやすい設備です。そのため、耐用年数が長いデッキ材を選びたいと考える人は多く、耐用年数で比較した場合には、人工木材が最もおすすめです。耐水性もあり、劣化や腐食に強い特徴から、多方面でご好評いただいております。(下記写真商品:無垢柱材 NB(Hナチュラル)中空デッキ材 NB(Hナチュラル)

ウッドデッキ 人工木
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樹脂が配合されているので屋外に設置しても反りや歪み、ひび割れなどが生じにくく、カビや虫食い、腐食などの心配もありません。一般的に20年以上使うことができると言われており、天然木と比べて丈夫で長持ちします。見た目も自然な木目調で、おしゃれな風合いが楽しめます。

人工木材

また、ハードウッドの中でも耐久性の高いデッキ材を選べば、寿命は15年前後です。どうしても天然木にこだわりたいなら、ハードウッドを選択するのも良いでしょう。

アートウッドでは、ウッドデッキのサイズがお決まりの方におすすめなウッドデッキセットをご用意しています!専用のキットなどはございません。組立の際に必要な部品や金具について詳しく知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。

デッキセット
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 コストパフォーマンス
数十年単位でウッドデッキを活用することを考えると、コストパフォーマンスに最も優れているのは人工木材です。天然木に比べて単価が安いですし、品質や形を揃えやすいので施工がしやすいデッキ材です。また、メンテナンスの必要がありませんので、長く使うほどコストパフォーマンスが高くなります

(下記写真商品:無垢デッキ材 LB(ライトブラウン)

ウッドデッキ 人工木材
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初期コストで考えた場合、加工がしやすく安価で販売されているのはソフトウッドですが、長期的な利用を考えた場合には、耐用年数が短くメンテナンスのコストもかかります。

一方、ハードウッドは手入れにはそれほど費用をかけずに済みますが、ある程度は塗装や防腐・防虫加工を施さなくてはなりません。また、天然木なので品質にもムラが生じやすく、状態の良いものを揃えようとすればかなり高額になります。

Eee-Woodの人工木材は、お客様自身で自由なウッドデッキのデザインをしていただきたいので、1本単位の単品での販売にも対応しております。材料のロスやコストも無駄にならず、エコにもつながります!また、特殊な工具なども必要ありません!単品でのご購入料金など、気になる方はぜひお気軽に無料お見積もりをご利用ください!

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快適に使い続けるためのポイント

ウッドデッキを快適・安全に使い続けるためには、デッキ材をできるだけ劣化させないような工夫が必要です。ここからは、ウッドデッキを快適に使い続けられるよう具体的なポイントを解説していきたいと思います。

ポイント

■デッキ材選び
設置する段階では見た目の好みや仕様、コストでデッキ材を選ぶ人も多いですが、長期的に屋外に設置することを考えると、耐久性の高さは重要なポイントです。特に、小さい子供や高齢者がウッドデッキを使う場合には、段差やひび割れ、ささくれなどでけがをする可能性が高くなりますので、劣化しにくく耐久性の高いデッキ材を選ぶようにしましょう。

ウッドデッキ 人工木材
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今まで多くのお客様・業者様にご愛顧いただき、ご自宅や公共・商業施設、お店などでご利用いただいております。施工されたウッドデッキを多数ご紹介している施工事例はこちら。

施工事例

■設置場所と施工の工夫
木製のデッキは、環境の条件によっても耐用年数が変わってきます。例えば、湿度の高い場所や水はけの悪い地面に設置した場合、カビや腐食が発生しやすくなるでしょう。風通しが悪い場所では、なおさら腐りやすくなります。また、常に日差しが強く降り注ぐような場所では、紫外線による劣化が加速してしまいます。
耐候性に頑丈なデッキ材を選んでも、木材に負担が大きい環境下では劣化は避けられません。腐らないようにするためにも、風通しがよく、水はけのよい場所、ある程度日光を遮ることができる場所を選ぶようにしましょう。

日光

好条件の場所がない場合は、床下に砂利や防草シートを敷いたり、コンクリートを流したり、勾配を付けたりして水はけを良くします。幕板の間を少し開けて風通しを良くしたり、床板にわずかに勾配をつけて調整するのも効果的です。直射日光は、木陰にウッドデッキを作ればある程度防げますが、難しければシェードや屋根を取り付けるのも良いでしょう。

ウッドデッキ 人工木材
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■丁寧に使う
耐久性のあるデッキ材でも、普段の使い方次第で耐用年数が変わることがあります。例えば、極端に重いものを置きっぱなしにしたり、フェンスにかけたりすれば、部材が歪んだり破損したりしかねません。雪の多い地域であれば、ウッドデッキ上に積もった雪で耐荷重を超えることもあります。また、どの材質でも火気には弱いため、バーベキューをしたり暖房を置いたりするときには十分気を付けましょう。鋭利な物や硬いもの、重いものを落としたり、引きずったりした場合には傷やへこみができやすくなります。

デッキ バーベキュー

屋内とは違い、屋外設置である以上埃や汚れはつきものです。定期的にデッキブラシなどで水洗いをすることで、シミや汚れを防ぐことができます。また、ビスや金属製品を置きっぱなしにしておいた結果、錆びや変色が発生してしまったり、汚れが落ちにくくなりますので気を付けましょう。同様に、油分の多いものを落としてそのままにしたり、色移りするものを置きっぱなしにするのもNGですので、必ず片付けるようにしましょう。

ウッドデッキ 食品 ペットフード

■メンテナンス
天然木の場合は、1~数年に一度はメンテナンスの必要があります。高圧洗浄機などで表面をきれいにした上で塗膜をはがし、やすりやサンダーで研磨します。その後、防腐・防蟻効果のある保護塗料で塗装を行い、少なくとも丸一日かけて乾燥させるという流れです。乾燥を考えると、天候の良い日が続く時期や、晴れた日に作業を行う必要があります。

ウッドデッキ メンテナンス

また、メンテナンスは業者に依頼することもできますが、まとまった金額が必要になることから、自分で手入れする人も少なくありません。高圧洗浄機や塗料等の用品を自分で用意しなければなりませんが、道具を揃えればdiyでも可能です。メンテナンスを行う際、見えにくい場所にひび割れや腐食などがないか、あわせて確認しておきましょう。

人工木材「Eee-Woodであれば、メンテナンスの必要はありません。汚れなどは染み込みにくいですし、ちょっとした汚れであれば楽に落とすことができるため、お手入れも簡単にしやすく、美しい状態を長くキープできます。

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人工木材の人気ランキングをご紹介!

ここからは、人工木材の人気商品ランキングを少しご紹介していきたいと思います。ご自宅のウッドデッキだけではなく、店舗や公共施設でも多く採用いただいている人工木材には前途で述べてきた通り、選ばれる理由があります。簡易的なウッドデッキから、手すりや踏み台を設置するようなしっかりしたものまで幅広いスタイルで取り扱うことができますよ!

ウッドデッキ

第1位 無垢デッキ材 EWH-D140

Eee-Woodの中で一番人気はこちら!
天然木同様の加工が可能な人工木材で、角の処理、斜めカット、ラウンド加工など複雑な加工でも対応可能です!施工性が高いことで、デッキ材以外にも幕板や目隠しルーバーフェンス、看板、テーブル・ベンチなどにもご利用いただいております。

第2位 高耐久無垢デッキ材 DM140

表面にビスが見えない超高強度樹脂デッキ材!
厚さ35mmの超極厚仕様で強度は抜群。また、リブ付き製品になるので専用クリップを使用してビスが見えないキレイな見た目のウッドデッキが仕上がります。性能も見た目もグレードアップした、アートウッド渾身のおすすめ商品です!

第3位 リブ付無垢デッキ材 EWH-DM135

公共施設などのウッドデッキ材に最適!
厚さは26mmで中身がしっかり詰まった無垢材で人が多く往来する場所に向いています。そのため、観光名所や大型商業施設はもちろんですが、保育園などお子様が遊ぶ環境にもぴったりな人工木材です。

以上、人工木材のウッドデッキ人気商品をご紹介いたしました。どれも見た目は天然木のような仕上がりで、耐久性は天然木よりも高いです。ダークカラーからライトカラーまで取り揃え、雰囲気やテイストにあった色合いで楽しむことができます。
使用する場所や広さ、価格や耐久性などを考慮して、最適なデッキ材をお選びください。
また、無料サンプル請求にて実際の商品をご覧になることも可能なので、購入前に確認することをおすすめいたします。

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情報収集をして納得のデッキ材を選ぼう!

住宅のガーデンを快適な空間へと変身させてくれるウッドデッキ。デッキ材のタイプは豊富で、それぞれにメリット・デメリットがあります。耐用年数やコスト面でメリットが大きい人工木材も、メーカーによって特徴に違いが見られます。強度や耐候性、有害物質の有無など詳しく検査されているものを選びましょう。

アートウッドでは、人工木材のウッドデッキセットもご用意しています。カラーも豊富で、Hナチュラル、ライトブラウン、モダンブラックの3種類からお選びいただけるので、インテリアに合わせた空間演出が実現できます。デッキの幅やサイズが決まっている方は、ぜひこちらもご検討ください!

ウッドデッキセット
人工木 ウッドデッキ
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(上記写真商品:中空デッキ材 LB(ライトブラウン)無垢デッキ材LB(ライトブラウン)無垢柱材 LB(ライトブラウン)無垢ボード材 LB(ライトブラウン)

標準仕様のもの以外にも、尺や奥行き、坪に合わせて独自のウッドデッキを敷くことも可能。詳細を伺い、最適なサイズをご提案いたします。
また、配送や在庫確認などのサービスに関するお問合せもお気軽に!

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この記事を監修した人

一級建築士事務所サーロジック株式会社 高尾 裕稔

ウッドデッキに最適な木材についてご紹介しました。
天然木、人工木材、それぞれにメリット・デメリットは存在します。
人工木材のウッドデッキは、ささくれやヒビ割れなども起きにくく、小さなお子様やペットがいるご家庭でも安心して利用できるのも魅力の1つです。
ぜひ人工木材のウッドデッキで家族の時間をお過ごしください!

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