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格子は木がおすすめ!魅力・種類・選び方も解説

2023年03月21日

日本の伝統建築では壁や外壁に格子がよく用いられています。木の格子は現代でも外観がいいとして人気があるので建築の際には検討してみましょう。この記事では格子の魅力や種類、素材の選び方を解説します。

格子
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<この記事のポイント>

✔︎格子の魅力や種類についてわかる。

✔︎格子に適した素材の選び方がわかる。

《目次》

格子の魅力についての解説

格子は日本建築では昔からよく用いられています。和風建築や和室で木の格子を使用していることが多いですが、現代のさまざまなデザインの住宅でも各所に取り入れられています。格子がよく活用されているのはなぜなのでしょうか。まずは格子の魅力を確認しておきましょう。

格子

■採光・通風をしやすい間切りになる■

格子は間切りをするときに有効なデザインです。格子は縦横の部材の間に空間があるため、光も風も通します。部屋と部屋の間に間切りをしたいときに光が遮られてしまいたくないということはよくあります。室内同士で声は通るようにしたい、冷暖房を同じように効くようにしたいといった場合もあるでしょう。このようなニーズに幅広く応えてくれる間切りになるのが格子の特徴です。

格子

■格子の太さ・間隔を変えて自由にデザインできる■
格子は太さと間隔を変えることによって自由にデザインできるのが魅力です。広い間隔で細い部材を使用すると格子の向こう側がよく見えますが、太い部材を狭い間隔で並べればほとんど向こう側が見えなくなります。空いている空間が広ければ広いほど採光性・通風性は高くなるので機能性を調整することが可能です。

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格子

また、格子を作るときには等間隔に部材を並べることも、間隔を変えてデザインすることもできます。格子のインテリア・エクステリアとしての美しさを自分のセンスに合わせて表現できるのも魅力です。機能性と美しさのバランスを考えて仕上げると快適で満足度も高い格子になります。

格子

■木格子なら自然の美しさを楽しめる■

木格子は自然の美しさも楽しめるのが魅力です。木には檜や杉などの和の無垢材も利用できますが、ウォールナットやメープルなどの主に海外で生産されている木材もあります。

ウォールナット

また、天然木材だけでなく、人工木材として建材に適した成分設計をしている素材も用いることが可能です。木格子は木材の自然で落ち着きのある色合いや木目の美しさ、木ならではの質感があるのが魅力です。加工性も高いことからDIYで作る方もいます。木格子はインテリアとしてもエクステリアとしても活用できます。

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格子の種類と特徴について

建築に用いられる格子にはさまざまな種類があります。格子を生かして美しく、かつ機能性もあるデザインにしたいと考えている方は少なくないでしょう。種類については着目する観点によって分類の仕方がたくさんあります。ここでは、格子選びで重要な素材、格子の組み方、用途の3つについて詳しく解説します。

3つ

■素材による種類■

建築用の格子では昔から木と鉄がよく用いられてきました。木格子は最もよく知られていて建築で用いられることが多いものです。鉄格子は一般用住宅ではあまり用いられることがありませんが、住宅への不法侵入を防ぐために窓の外側に設置することがあります。鉄格子は簡単に切断できないのがメリットなので防犯目的に合っている素材です。

鉄格子

屋外での耐候性を考慮して、最近ではステンレス格子やアルミニウム格子もよく用いられるようになっています。ステンレスやアルミニウムは錆びにくいので寿命が長く、メンテナンスの負担が少ないからです。アルミニウムは軽量なので格子を設置できる場所が幅広いという点でよく注目されています。

ステンレス格子

プラスチックも格子の素材として頻用されるようになりました。安価で軽いのがプラスチックのメリットで、加工性も良いことから自由なデザインの格子を作れます。紫外線などの影響を受けて劣化しやすいため、定期的に交換するなどのメンテナンスが必要なのはデメリットですが、気軽に格子を導入できる点は優れていると言えます。

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■横格子と縦格子■

格子には横格子と縦格子、そして縦横を組み合わせた格子があります。横格子はまっすぐな部材を横に組み合わせて作るのに対して、縦格子は縦に組み合わせて作るのが違いです。両方を組み合わせる場合には部材を加工してはめ込むようにして作り上げるのが一般的です。横格子のみ、縦格子のみというデザインもできますが、部材の幅や間隔の組み合わせを変えてデザインすることもできます。

横格子
縦格子

インテリアに格子を使うときにはデザインを重視して考えるのがおすすめです。エクステリアの場合には縦格子の方が一般的には好まれます。汚れが積もりにくいことに加えて、格子が自重で折れ曲がったり、上に乗って破損させたりするリスクが低いからです。エクステリアに格子を用いるときには設置場所も考えて格子のデザインをするのが大切です。

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格子

■格子の用途■
格子には用途がたくさんあります。インテリアでは部屋の間切りとして使用することもできますが、ふすまと同じように引き戸にしたり、ドアを格子にしたりして格子戸として使うことも可能です。部屋の間切りではなく、玄関先から家の中が見えづらくなるように目隠しとして格子を設ける方法も人気があります。

格子

また、窓に格子をする方法も人気です。鉄格子で防犯対策をすることもありますが、あえて窓の内側に木格子を設けて自然の美しさを感じられる空間デザインをしているケースも多くなっています。玄関ドアに格子を設けるなど、他にもさまざまな用途があるので工夫をすれば可能性は無限大です。

格子

エクステリアでは住宅デザインとして格子を利用するのが主流です。単純に玄関周りやベランダなどに格子を設置するだけで趣のある仕上がりになります。ベランダの囲いをコンクリート造りにせずに格子にすると採光性も通気性も良くなり、ベランダを網戸にしたときの快適さも高まります。格子の美しさを生かすだけでなく、機能性も考えるとエクステリアでの活用範囲を広げることが可能です。【下記写真商品はこちら⇒無垢35角材 LB(ライトブラウン)無垢柱材 LB(ライトブラウン)

格子

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格子の選び方のポイント

格子を作るときにはどのような素材を選ぶ型重要なポイントです。格子にはさまざまな素材を使用できるので、ベストの素材を選んでデザインしましょう。ここでは格子の選び方のポイントをわかりやすく解説します。

ポイント

■質感や色合いが好みに合う■
格子の素材を選ぶときには質感や色合いなどの素材そのものが持っている特性やデザイン性を重視しましょう。好みに合う素材かどうかが最も重要なポイントです。住宅などの建築で格子戸や間切りなどを作ったらずっと使っていくことになります。

格子

どんなインテリアやエクステリアにしたいかを考えて、自分にとって理想と考えている仕上がりにできる素材を選ぶのが大切です。格子を制作するときには自然の木の美しさをイメージしていることが多いので、迷ったときにはまず木材から検討を始めていきましょう。

木材

木材の中でも特におすすめなのが人工木材です。アートウッドの人工木材「Eee-Wood」は、見た目は天然木材の風合いでありながら、腐りにくくメンテナンスもほとんど必要のない素材です。天然木同様に加工もしていただけます。まずは無料サンプルにてその質感をお確かめください!

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■加工しやすくて自由なデザインにできる■

格子は部材の大きさと組み合わせ方によってさまざまなデザインができます。加工しやすい素材を選ぶことでデザインの自由度が高まり、希望する仕上がりの格子にすることが可能です。プラスチックや金属も成形性はありますが、切断によってまっすぐな格子を作り上げやすいのは木でしょう。無垢材や人工木材は格子を制作するのに適した加工性を持っています。【下記写真商品はこちら⇒無垢柱材 BL(モダンブラック)無垢ボード材 BL(モダンブラック)

格子

■メンテナンスの負担が少ない■

メンテナンスの負担は格子を制作する上で重要なポイントです。例えば、格子のフェンスを作って設置した後、定期的に磨いていないと錆びが目立つようになってしまうということが金属製の場合にはあり得ます。また、プラスチック製の格子フェンスの場合には紫外線によって劣化して交換が頻繁に必要になりがちです。木製の場合にはカビが生えたり、シロアリが発生したりしてしまって交換を余儀なくされる場合があります。

格子

このようなデメリットを克服している人工木材などを選ぶとメンテナンスの負担が軽くなります。エクステリアの場合には耐候性が要求されるのでメンテナンスの負担が少ない素材は限られますが、インテリアの場合にも劣化しにくい性質を兼ね備えている素材を選んで格子を制作するのが大切です。【下記写真商品はこちら⇒ボード材EWH-B100

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■価格がリーズナブルで納得できる■
格子の素材を選ぶときには価格がリーズナブルで買いやすいものを選びましょう。高い素材を買えば良いというわけではありません。安くても理想のデザインにすることができる素材で、メンテナンスも簡単だったら理想的でしょう。質感なども考慮して納得できる出来栄えの素材があるなら安い方がおすすめです。格子を制作するときには素材の価格も比較して、トータルバランスが優れているものを選び出しましょう。

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格子は長持ちしてリーズナブルな木で制作しよう

格子にはさまざまな素材がありますが、自然な美しさがあってデザインの自由度も高い木がどの用途でも人気があります。Eee-Woodは長持ちしてメンテナンスの負担が少ない人工木材です。質感もあってリーズナブルなので格子が欲しいときにはぜひ検討してみてください。【下記写真商品はこちら⇒フェンス板材は無垢板材EWH-B100

格子
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この記事を監修した人

一級建築士事務所サーロジック株式会社 高尾 裕稔

格子は、目隠しフェンスや日除けとしても大変使い勝手が良く人気の高いアイテムです。
さまざまな素材の格子がありますが、人工木材を選択いただくことでメンテナンスの手間からも解放され、小さなお子様がいるご家庭でもササクレ等による怪我の心配もせず安心してご利用いただけるのではないでしょうか。
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