近年、「外構をおしゃれに整えたいが、どんなフェンスを選ぶべきか迷う」というご相談が増えています。外構においてフェンスは第一印象を大きく左右する要素であり、機能性とともにデザイン性も重視すべきポイントです。
なかでも注目されているのが、木目調×縦ラインフェンス。
縦のラインがもたらすすっきりとした印象と、木目の持つ自然なぬくもりが融合することで、外構全体に洗練された高級感を演出します。

さらに、人工木材を採用すれば耐候性にも優れ、日々のメンテナンスがほとんど不要なのも魅力。プライバシーの確保と圧迫感の軽減を両立しながら、ナチュラルで上質な空間を実現できる、現代外構に最適なフェンススタイルです。
この記事では、木目調の縦張りフェンスの魅力と、おすすめ商品を分かりやすくご紹介します。外構作りのご参考に、是非最後までご覧ください!

【今回の記事のポイント】
- 外構の印象を格上げできるアイデアが見つかる
- 木目調×縦フェンスの魅力と他素材との違いがわかる
- プライバシーを守りながら圧迫感を与えない工夫がわかる
初稿:2025/7/18
《目次》
- 木目調×縦フェンスが外構におすすめな理由
- 木目調の縦フェンスが選ばれるメリット
- 縦フェンスの施工事例を詳しくご紹介
- おすすめ商品:EWH-B100の魅力を徹底解説
- 縦フェンスを取り入れるときの注意点
- 木目調縦フェンスで理想の外構づくりを

外構に木目調×縦フェンスをおすすめする理由
「外構をおしゃれに見せたいけど、どんなフェンスを選べばいいか迷ってしまう」そんな声、よく聞きます。
そんなときに注目したいのが、木目調×縦デザインのフェンスです。

縦ラインはすっきりとした印象を生み、空間に奥行きを感じさせてくれます。さらに木目調のデザインが加わることで、ナチュラルな温もりと高級感の両方を演出できるのが魅力。外構全体を引き締めながら、自然と調和するデザインを実現できます。
人工木材を使えばメンテナンスも簡単。デザイン性と機能性を両立したフェンスとして、いま多くの方に選ばれています。
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木目調フェンスと天然木フェンスの違いとは?
木目調フェンスには興味があるけれど、「やっぱり本物の木のほうが風合いがあって良いのでは?」と考える方も多いはず。
たしかに天然木は、独自の風合いがガーデニングとの相性もよく、経年変化の味わいもあります。
でも、外構に使うフェンスとしては、人工木の木目調フェンスに軍配が上がるポイントがいくつもあるんです。
その理由は、耐久性・メンテナンス・コストパフォーマンスにあります。
たとえば天然木のフェンスは、数年ごとに塗装や防腐処理が必要。

一方、人工木材は雨風に強く、ほとんどお手入れいらず。施工したあとはそのまま長期間、美しい状態を保てるのが特徴です。
さらに、人工木なら木目の色合いや質感もバリエーションが豊富。
「明るいナチュラル系」「濃いめのブラウン系」など、建物や好みに合わせて選ぶことができます。

◼︎木目調フェンス(人工木)と天然木フェンスの違い
比較項目 | 人工木フェンス(木目調) | 天然木フェンス |
見た目 | 本物そっくりの木目柄、色も選べる | 木の質感は本物だが変色あり |
メンテナンス性 | ほぼ不要 | 定期的な塗装や防腐処理が必要 |
耐久性 | 腐らず、シロアリにも強い | 腐食や割れ、虫害の可能性あり |
初期コスト | やや高めだが維持費は安価 | 初期は安くても維持費がかかる |
エコ・安全性 | 再生素材利用で環境負荷も少ない | 自然素材であるが寿命が短め |
「天然木の温もりを残しながら、耐久性とお手入れの手軽さを手に入れたい」
そんな方には、木目調フェンスがまさにベストな選択肢です。
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縦フェンスの魅力:目隠しと風通しを両立
外構フェンスを選ぶとき、「目隠しをしたいけど、風通しは確保したい」という悩みをよく聞きます。
そんなときにおすすめなのが、縦ラインのフェンスです。
シルエットが認識しやすいので目隠し度合いは劣りますが、斜めからの目隠し効果が高いため、人通りの多い道路からの目隠しに適しています。また縦張りであるため、足場や引っ掛かりがなく登るのが難しいことから、防犯性を高めるというメリットがあります。

「通行人の視線は遮りたいけど、風が抜ける空間にしたい」「子どもやペットが安心して遊べるように、閉塞感のない外構にしたい」そんな想いを叶えてくれるのが、縦フェンスの最大の魅力です。
また、横格子と比べて汚れがたまりにくく、掃除も簡単。実用性の面でも日々の暮らしに寄り添う設計になっています。
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木目調の縦フェンスが選ばれるメリット
木目調の縦フェンスは、外構の印象をワンランク上げるだけでなく、使い勝手や耐久性の面でも非常に優れています。
「デザインだけじゃなく、実用面でも納得できるフェンスが欲しい」
そんな声に応える理由が、選ばれる背景にあります。
以下に、その代表的なメリットをまとめました。
◼︎主なメリット一覧:
- 天然木のような見た目で高級感がある
- 縦格子で目隠しと風通しを両立
- 腐食・シロアリに強く長持ち
- メンテナンスがほぼ不要で手間いらず
- 色あせにくく、きれいが長続きする

メンテナンス不要で経年劣化しにくい理由
木目調フェンスが人気の理由のひとつが、「とにかくラク」という点。
実はこの“ラクさ”、日々のメンテナンスから解放されることに直結しています。
天然木フェンスの場合、数年に一度の防腐塗装や、サビ・カビの除去など、地味に手間とコストがかかります。

一方で人工木の木目調フェンスは、雨・紫外線・湿気に強く、腐らない・割れない・ささくれないという安心設計。人工木材は水分の吸率が低いので、お手入れも汚れが気になったら水をかけて落とすだけでOK。こまめな手入れや、塗装などのメンテナンスの必要がありません。 「忙しくて手が回らない」「高齢の家族がいるから安全性も重視したい」という家庭にもぴったりなんです。
結果として、初期コストこそ多少かかっても、長期的にはランニングコストが大幅に抑えられる。
“見た目も手間もスマートに”が叶う、それが木目調フェンスの大きな強みです。

高級感とナチュラル感の両立ができる
「外構をナチュラルにしたいけど、チープに見えるのはイヤ」
そんな方にぴったりなのが、木目調の縦フェンスです。
人工木材の技術はここ数年で大きく進化しており、表面の質感や色味は天然木とほとんど見分けがつかないほど。
温かみのある木目柄が、無機質な外構に自然なやわらかさをプラスしてくれます。
そして縦ラインの構造が空間をシャープに見せてくれるため、全体の印象が「洗練されたナチュラル」に仕上がります。

たとえば、モダンな住宅に合わせればスタイリッシュに、和風のお家に取り入れれば落ち着いた佇まいにと、幅広いテイストにマッチするのも魅力。
「高級感と自然らしさ、どっちもあきらめたくない」そんな方には、人工木の木目調フェンスがぴったりの選択肢となるでしょう。

しかし人工木の中には、プラスチック感の強いチープなものがるのも事実です。人工木はインターネットショップでの販売が主流となっているので、「思っていた質感と違った!」と後悔しないよう、事前にサンプルを取り寄せて実際の質感や色味を確かめることをおすすめします。アートウッドでは13点以上の豊富な資料付きのカットサンプルを、代金・送料も全て無料で自信を持ってお届けしておりますので、是非一度お手にとって他との違いをお確かめください!
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周囲の家と差がつくデザイン性
最近では外構デザインにも“個性”を求める方が増えています。
そんな中、木目調の縦フェンスは他の家としっかり差がつくデザイン性が人気の理由です。
まず、縦ラインは外構をスマートに見せてくれるだけでなく、見る角度によって表情が変わるのが特徴。

たとえば正面から見ればしっかりと目隠し、斜めから見ると奥行き感が出て軽やかな印象になります。
この「視線の抜け感」が、圧迫感のないモダンな外構づくりにぴったりなんです。
さらに、木目調の色合いはどんな建物とも相性がよく、外壁の色や玄関の素材に自然と馴染みます。
「ありきたりなアルミフェンスじゃ物足りない」
「外構でも“センスの良さ”を見せたい」
そんな方にとって、木目調縦フェンスは理想的な一手。
デザインと機能の両立だけでなく、“外構もインテリアの延長”として楽しみたい方にこそ、おすすめです。

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縦フェンスの施工事例を詳しくご紹介
理想の外構デザインを実現するには、実際の施工例からヒントを得るのが近道です。
ここでは、木目調の縦フェンスを採用した事例をご紹介します。
「思っていた以上に目隠し効果があるのに、圧迫感がない!」
そんな感想が多い理由を、実際の使用写真とあわせて解説します。
白い壁とブラウンカラーがマッチした縦張りフェンス
神奈川県にあるミヤビ工建様ご施工の縦張りフェンスです。
今回ご使用いただいているのはフェンス材にB100 LB(ライトブラウン)、柱材にL100 LB(ライトブラウン)、横桟用柱材に無垢柱材L90 LB(ライトブラウン)です。

白を基調とした外壁とライトブラウンカラーで作った縦張りフェンスがマッチしたとても素敵な仕上がりです。
縦張りフェンスで道路に面したをしっかり隠しつつ、目地を少し開けることで、風や光を程よく通し、外からの視線を完全に遮らず防犯対策としても機能しています。
また、玄関回りも同様の縦張りフェンスを設置し、玄関を使用する際に「家の中が丸見え」という心配もありません。

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アートウッドでは縦張りの目隠しフェンスはもちろん、ルーバータイプの目隠しやウッドデッキと組み合わせた事例など、アイディア満載の施工事例を掲載しております。設置場所やエクステリアのカテゴリ別に検索いただけますので、用途に合わせて、ご自身のイメージ作りにお役立てください!

おすすめ商品:EWH-B100の魅力を徹底解説
木目調の縦フェンスを検討しているなら、ぜひ注目してほしいのがアートウッドの人工木フェンス材「EWH-B100」です。
リアルな木目の美しさと高い耐久性を兼ね備え、デザイン性・機能性の両面で評価されている人気商品です。
メンテナンスフリーで長持ちするだけでなく、どんな住宅スタイルにも自然に馴染むのが特長。
外構の仕上がりをワンランク上に見せてくれる、頼れるアイテムです。

人工木フェンス材「EWH-B100」の特徴
アートウッドの「EWH-B100」は、人工木ならではの優れた耐久性と、天然木に限りなく近い外観が特長のフェンス材です。
表面の木目は本物と見間違うほどリアルで、ナチュラルな雰囲気を外構に取り入れたい人にぴったり。

最大の魅力は、腐食・ささくれ・色あせに強く、屋外でも長期間美しさを保てる点です。
人工木材は高密度ポリエチレンと木粉でできており、この2種類の配合率により質感や強度が変わります。
「EWH-B100」最適な配合率で開発されているからこそ、人工木でありながら天然木の様な質感を実現しました。
さらに近年の人工木に使用している木粉はリサイクル品が多いですが、「EWH-B100」は家具などを作る純度100%の高級天然木粉を使用しています。厳選した木粉だからこそ本物に近い質感になっています。

さらに、EWH-B100は加工性が高く、住宅のサイズや外構レイアウトに合わせて自由に調整できる点も人気の理由。
厚み11mm幅98mmと、扱いやすいサイズ感で、縦張りでも横張りでも使える汎用性があります。
表面の加工は木の風合いに近い柾目調と、木肌感ある木目無地のリバーシブル加工です。どちらも木製の風合いなので、裏・表模様が必要な場所には最適な材料です。

カラーのラインナップは3種類。ナチュラル・ライトブラウン・モダンブラックの3色からお選び頂けます。素材自体に着色されているため、極端な色落ちの心配がなく長期的にお使い頂けます。一度設置したら同じ色味が長く続くことも魅力です。

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色んな場所で活躍しています!
「EWH-B100」は、その自然な木目調デザインと高い実用性から、幅広い場所にフィットする万能フェンス材です。
中でも特におすすめなのが、「目隠しをしたいけど圧迫感は避けたい」といった場所。たとえば以下のようなシーンで真価を発揮します。
まず、玄関まわりや駐車場、敷地の道路側の柵。

そして庭やウッドデッキの周囲にもよく使われています。
目隠しフェンスは自然と視線を遮りつつ、外構に統一感を与えるため、子どもの遊び場やペットスペースの囲いにも最適。安心感がありながら、見た目はとても上品に仕上がります。

さらに腐らない特徴とそのデザイン性を活かして、ウッドデッキの幕板や花壇の土留め、お店の看板などにも採用されています。
アイディア次第で外構の様々な場所で活躍できるのが「EWH-B100」なんです。
◼︎幕板

◼︎花壇

◼︎看板

人工木材の他にも、アルミならではの軽さと耐久性を誇るアルミウッドも、エクステリアとしてはもちろん内装でも活躍。素材はアルミでも見た目は特殊な静電吹き付け加工により天然木そのもの。強度が求められる場所のフェンスや支柱におすすめの商品です。

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縦フェンスを取り入れるときの注意点
木目調の縦フェンスは見た目も機能も優れた選択肢ですが、設置の仕方によって印象や効果が大きく変わります。
「なんだか圧迫感がある…」「思っていたより目隠し効果が弱いかも?」といった後悔を防ぐためには、
高さ・角度・色の選び方をしっかり押さえておくことが大切です。
ここでは、縦フェンスを設置する際に気をつけたい配置・構造・配色のポイントを解説します。
ちょっとした工夫で、ぐっとバランスの取れた外構に仕上がりますよ。

フェンスの高さ・幅・間隔で印象が変わる
縦フェンスは、設置する「高さ」「角度」「格子の間隔」によって、外構全体の印象が大きく変わります。
だからこそ、この3つをバランス良く設計することがとても重要です。
まず高さについて。
たとえば目隠しを目的とするなら180cm程度が一般的ですが、高くしすぎると圧迫感が出やすくなります。
隣家との境界や人通りの多い道路側では、視線の高さ(目の位置)を意識した高さ設定がポイントです。

次に幅。縦格子フェンスは細めのフェンス材を使用すると繊細なルーバーデザインに。スタイリッシュな仕上がりや、上品なテイストがお好みの方におすすめです。一方で、広めのフェンス材で作る縦格子は柔らかな印象を演出し洋風な庭にも、和風庭園にもマッチします。外壁や庭のテイストに合わせて選ぶと良いでしょう。

そして格子の間隔。
すき間を広くとれば開放感が出ますが、目隠し効果は薄れます。
反対に狭くすればしっかりと隠せますが、やや閉塞的になることも。狭くすればするだけ、風の抵抗も受けることになるので、「風通し」と「遮蔽性」のバランスを見極めることが求められます。
これらを調整することで、フェンスの“見た目”と“機能”を最適化でき、後悔のない外構に近づけます。

アートウッドでは人工木の他、ビスや金具も全て、1本1個単位でご購入いただけます。ご希望の設計でどのくらいの価格になるのかを確認してみたい方は、こちらの無料お見積もりをご利用ください。3分でできる簡単なお見積もりフォームとなっておりますので、こちらからお気軽にお問い合わせください!
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圧迫感が出ないようにするには?
フェンスを設置したときに感じやすい「圧迫感」は、張り方と配色の工夫で大きく軽減できます。
まず、張り方は上で述べた通り、隙間を開けることで光が入り圧迫感の軽減につながります。しかし、目隠しの効果が薄れてしまうので、バランスを見て調節すると良いでしょう。
材料の継ぎ目(目地)を互い違いに配置する千鳥張りという張り方なら、目隠し効果を保ちつつ風を通すことができます。この張り方なら、目地の狭いフェンスよりも見た目に抜け感があり、圧迫感を和らげることができます。


また、色選びも大切なポイントです。
明るいブラウンやベージュの色を選ぶことで、全体の印象が軽やかに。外壁の色が暗い場合、ブラックカラーのフェンス材を使用すると外構全体に重厚感が出ておしゃれな仕上がりになります。しかし圧迫感を感じてしまうのではないかと心配な場合は、明るめのカラーを選び、目隠しフェンスを外構のアクセントにするというのも一つの手です。

さらに、プランターや植木などの植栽を加えるだけでも印象はぐっとやわらぎます。
「緑」と「木目」は相性が抜群なので、フェンスの存在感を活かしつつ、自然な柔らかさをプラスできます。
こうしたちょっとした配慮で、フェンスが空間に馴染み、心地よい外構に仕上がります。

木目調縦フェンスで理想の外構づくりを
外構にこだわることで、住まいの印象は想像以上に変わります。
中でも「木目調×縦フェンス」は、機能性とデザイン性を両立できる外構の最適解。
ナチュラルで落ち着いた雰囲気を演出しつつ、縦ラインのシャープさで空間にメリハリを加える。
そして何より、人工木材の採用によってメンテナンスの手間を大きく軽減できる。
こうした魅力を活かすことで、見た目だけでなく暮らしやすさにもつながる“理想の外構”が実現します。

今回の記事では、木目調縦フェンスが選ばれる理由から、具体的な商品(EWH-B100)の特徴、施工事例、活用シーン、設置時の注意点までを詳しくご紹介してきました。
これらの情報が、あなたの外構リフォームや新築計画において「なるほど」と思えるヒントになれば嬉しいです。
ちょっとした工夫で、住まいの魅力は何倍にも膨らみます。
そして、その第一歩は“フェンス選び”からかもしれません。
あなたも理想の屋外空間づくり、始めてみませんか?


この記事を監修した人
一級建築士事務所サーロジック株式会社 高尾 裕稔
アートウッドの人工木材「Eee-Wood」は耐久性・耐候性ともに優れており、ササクレなどもできにくいため、小さなお子様やペットがいるご家庭でも安心です。ぜひ住宅の外構工事やリフォームをご検討の方は、品質の高い人工木材「Eee-Wood」をご利用ください!
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