「人工木は安っぽく見えるかも…」と心配される方も多いですが、最近の人工木フェンスは木目のリアルさと上質感に優れ、ナチュラルな外観をしっかり演出できます。さらに、雨や紫外線に強い耐候性・耐水性を備えており、屋外でも安心して長く使えるのが特長です。
ただし、素材や色、板幅などを間違えると「想像と違った…」と後悔するケースも。
この記事では、ウッド調フェンスの魅力や注意点、選び方のコツ、実例まで、わかりやすく丁寧にご紹介します。


【今回の記事のポイント】
- 長く快適に使える素材選びができる
- 施工後の後悔を防ぐヒントが得られる
- ウッド調フェンスが外構におすすめな理由がわかる
初稿:2025/7/15
《目次》
- ウッド調フェンスが外構に選ばれる理由
- ウッド調フェンスのメリット・デメリット
- 外構に合うウッド調フェンスの選び方
- ウッド調フェンスの施工事例を紹介
- おすすめ商品紹介:無垢35角材 EWH-L35
- ウッド調フェンスで理想の外構づくりを

ウッド調フェンスが外構に選ばれる理由
外構の印象を左右するフェンス選び。その中でも「ウッド調フェンス」が人気を集めています。
なぜなら、天然木のような温もりある見た目を持ちながら、腐食や色あせに強く、手入れもラクといういいとこ取りな素材だからです。
「おしゃれにしたいけど、後々のメンテナンスが不安…」という人にもピッタリ。人工木やアルミ素材を使ったウッド調フェンスなら、長期的にコストパフォーマンスも◎です。

天然木とウッド調の違いは?見た目と耐久性を比較
「ウッド調」と聞くと、なんとなく安っぽい印象を持つ人もいるかもしれません。
でも、実は最近のウッド調フェンスは天然木と見分けがつかないほど精巧な木目加工が施されていて、近くで見ても驚くほど自然です。

しかも耐久性は天然木以上。木材のようにささくれたり、雨で腐ったりする心配もありません。
そのうえ塗装の必要がなく、定期的な防腐処理もいらないので、手間が少なくて済むのが大きなメリットです。
以下に、天然木とウッド調(人工木・アルミ材)の違いをわかりやすく比較してみました。
比較項目 | 天然木フェンス | ウッド調フェンス(人工木・アルミ) |
見た目 | 本物の木なので自然 | 木目調加工でナチュラル感◎ |
耐久性 | 腐食・虫害のリスクあり | 高耐久で腐らず色あせしにくい |
メンテナンス | 定期的な防腐処理や塗装が必要 | 基本不要(掃除程度) |
費用 | 初期費用はやや安いが維持費高 | 初期費用はやや高め、維持費安 |
経年劣化 | 色あせ・変形・ヒビ割れが出やすい | 劣化しにくく形状安定性が高い |
このように、見た目だけでなく手間・耐久性・トータルコストの面でもウッド調フェンスは非常に優秀なんです。

外構の印象を大きく変える!ウッド調フェンスの魅力とは
家の外観は「外構で決まる」と言っても過言ではありません。
特にフェンスは、家の第一印象を左右する大事なポイント。
その中でもウッド調フェンスは、ナチュラルで温かみのある雰囲気を演出できるアイテムとして非常に人気です。

「木の雰囲気が好きだけど、手入れが大変そう…」という人にとって、ウッド調フェンスはまさに理想的な選択肢。
人工木やアルミ材で作られたウッド調フェンスは、見た目は木そのものなのに、手間なくキレイをキープできます。
また、素材やデザインの選び方によって、ナチュラル・モダン・和風など、さまざまな外構スタイルに馴染むのも魅力のひとつです。
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ウッド調フェンスのメリット・デメリット
ウッド調フェンスは見た目の美しさと手間の少なさで人気ですが、メリットだけでなくデメリットも事前に把握しておくことで、後悔のない選択ができます。
ここでは、実際に設置した方の声や業者の視点からも参考にしながら、ウッド調フェンスの良い点・気をつけたい点をバランスよく解説します。
ウッド調フェンスの3つの大きなメリット
ウッド調フェンスが外構で選ばれる理由は、単なる「見た目の良さ」だけではありません。
使い勝手のよさや耐久性の高さが、実際のユーザーからも高く評価されています。
中でも特に大きなメリットは次の3つです。

①メンテナンスの手間が少ない
天然木だと防腐剤の塗布や劣化の補修が必要ですが、ウッド調フェンスはその必要がほぼありません。雨に濡れても腐りにくく、掃除もサッと拭くだけでOK。忙しい方にぴったりです。

②耐久性が高く、長期間美観をキープできる
人工木材やアルミ素材のウッド調フェンスは、湿気や紫外線に強く、10年、15年と使っても色あせしにくいのが特徴。費用対効果の高いエクステリア素材です。

③おしゃれなデザインが豊富で外構に馴染みやすい
ナチュラルテイストからモダンなものまで、デザインのバリエーションが豊富。住宅の外観や好みに合わせて自由にコーディネートできるのも大きな魅力です。

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意外な落とし穴?知っておきたいデメリットと対策
どんなに優れた素材でも「完璧」ではありません。
ウッド調フェンスにも事前に知っておきたい注意点があります。
ただし、それぞれ適切な対策や選び方を知っておけば心配ありません。
以下に、よくあるデメリットとその回避方法をまとめました。

①初期費用がやや高め
天然木や安価な樹脂フェンスに比べると、初期費用はやや高く感じるかもしれません。
ただし、メンテナンス費や交換の頻度を考えれば、トータルコストはむしろ安くなるケースが多いです。

②メーカーによって質感や色味にバラつきがある
ウッド調とはいえ、メーカーやシリーズによって木目のリアルさや色合いが異なります。実物サンプルを取り寄せたり、施工事例を確認した上で選ぶことが大切です。アートウッドではカットサンプルに加え、豊富な資料付きで無料でお届けしています。

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③素材によっては熱を持ちやすいことも
夏場など直射日光を受ける場所では、人工木やアルミ素材は熱を吸収しやすい性質があります。設置場所や日陰の工夫、樹脂混合素材を選ぶなどの対策が有効です。

外構に合うウッド調フェンスの選び方
ウッド調フェンスは、見た目が美しいだけでなく、外構全体のデザインや機能性とも深く関係します。
だからこそ、選ぶときには「見た目の好み」だけでなく、目的や設置場所、家全体の雰囲気との調和を意識することが重要です。
「外からの目線を防ぎたい」「風通しも確保したい」「和風にも合う雰囲気がいい」など、目的別に選ぶべきポイントも変わってきます。

高さと隙間のバランスが鍵!プライバシー対策にも注目
ウッド調フェンスを設置する目的の中でも、特に多いのが「外からの視線を遮りたい」という声です。
しかし、単に高くて隙間のないフェンスにすればいいかというと、そうでもありません。
高さがありすぎると圧迫感が出たり、通風が悪くなることも。また、隙間がなさすぎると風が通らず湿気がこもったりするケースもあります。

だからこそ重要なのが「高さと隙間のバランス」。
たとえば、住宅街での目隠し目的なら、高さは1.6〜1.8m程度が目安。
隙間は1〜2cm程度あると、風通しを確保しつつ視線をカットできます。
さらに、交互に角度をつける「ルーバータイプ」や、目線だけを遮る「部分目隠しタイプ」など、用途に応じたデザインを選ぶのも効果的です。
見た目と機能性を両立するには、設置場所の状況(道路・隣家・日当たり)を加味して選ぶのがポイントです。
◼︎ルーバータイプ

◼︎部分目隠しタイプ

ナチュラル?モダン?デザイン別おすすめスタイル
ウッド調フェンスの良さは、どんな住宅スタイルにも自然に馴染む「汎用性の高さ」。
でも、逆に種類が多くて「どれを選んだらいいか分からない…」と迷ってしまう人も多いです。
そこで、外構のテイストに合わせたおすすめスタイルをいくつかご紹介します。

- ナチュラルスタイル向け
木目がはっきりとしたブラウン系やベージュ系のフェンスが◎。植栽と組み合わせると、まるで自然に囲まれたような癒しの空間になります。

- モダンスタイル向け
グレイッシュな木目やブラック系フレームのシンプルなデザインが相性抜群。縦格子や水平ラインのシャープなフェンスで、都会的な雰囲気を演出できます。

- 和風・和モダン向け
落ち着いたダークブラウンや赤みのある木調カラーを選ぶのがおすすめ。縦格子タイプや、隙間のある細板を使った控えめなデザインが、日本家屋の雰囲気とよく合います。
フェンスは「目立ちすぎず、でも雰囲気を変える」名脇役。家の印象を左右するからこそ、家全体のイメージに合うものを選びましょう。
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ウッド調フェンスの施工事例を紹介
「ウッド調フェンスって洋風の家向きじゃないの?」と思っている方、実は和風建築にもとてもよく合うんです。
ここでは、アートウッドが実際に手がけた和モダン住宅の施工事例をご紹介します。

個人宅の施工事例:和風フェンス×ウッド調デザイン
今回ご紹介するのは、和風な庭のウッド調フェンスの施工事例です。
天然木のような質感を持ちつつ、耐久性に優れた人工木材を採用し、落ち着いた色味の縦格子で構成されたフェンスが、和の趣をそのままに演出しています。

使用されたのは、アートウッドの無垢35角材。老朽化が進んでいた外構からのリフォームすることで、手入れの行き届いた草木が一層鮮やかに感じられるようになりました。盆栽の囲いにも採用し、和風庭園の石や植栽との相性も抜群で、「昔ながらの家」にもしっくりと馴染んでいます。

「昔ながらの雰囲気を壊さずに、目隠しや境界をしっかりと作りたい」
そんなニーズに応えるのが、こうしたウッド調フェンスです。
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アートウッドではアイディア満載の施工事例を豊富に公開しております。個人宅の目隠しフェンスや門扉、公共施設で採用された例などもご紹介しておりますので、外構デザインのイメージ作りに是非ご活用ください。

おすすめ商品紹介:無垢35角材 EWH-L35
外構に使うウッド調フェンスの印象を大きく左右するのが「素材選び」です。
その中でもおすすめなのが、アートウッドの人気製品である無垢35角材 EWH-L35。
この商品は、天然木に限りなく近い見た目と質感を実現しつつ、人工木ならではの耐久性やメンテナンス性を兼ね備えています。
ナチュラルな木目デザインで、和風・モダンどちらの住宅にも違和感なくマッチするのが特長です。
フェンスの柱や横格子、目隠し板としても使いやすく、デザインの自由度が高いのも魅力のひとつです。

自然な木目と質感が魅力!ウッド調フェンスにぴったりの素材
無垢35角材 EWH-L35は、木材そのものの温もりや風合いをそのまま表現できる、こだわりの人工木材です。
「人工木は見た目が安っぽいのでは…」という不安を払拭する、自然な風合いと高級感ある木目デザイン。まるで本物の木のような質感で、外観に上質な印象を与えます。

また、耐候性・耐水性に優れており、雨や紫外線にも強いため、屋外使用でも安心して長く使えます。
目隠しフェンス材としてはもちろん、ルーバー風デザインの演出にも活躍。機能性とデザイン性を両立した頼れる素材です。

35mm角なので、ブロックに埋め込める支柱としても使用可能。同じ材質の無垢材ボード材と組み合わせて使用するすることで、統一感のある目隠しフェンスに仕上げることができます。

木目調の目隠しフェンスをDIYで設置したいとお考えの方なら、セット商品という選択肢もございます。
目地(隙間)やデザインも5種類ご用意しており、EWH-L35で作るルーバータイプや、ボーダー張りタイプ、意匠性のあるデザインタイプなどお好みのタイプからお選びいただけます。
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アルミ製の丈夫なフェンスを設置したいなら、素材はアルミでありながら見た目は天然木のアルミウッドという選択肢もあります。アルミの冷たい印象が建物に馴染まないという場合にお勧めです。素材はアルミですから、耐候性も高く定期的なメンテナンスの必要もありません。

アルミならではの軽さを活かし、屋内では天井部分でも使われており使い勝手抜群!屋内・屋外問わず公共機関などでも活躍しています!サイズはブロックに埋め込める45mmと長さを出せる70mmの2種類があります。

アルミ芯材と人工木材の中空柱材L100を使用することで、強度と安全性に優れた高さ2mのフェンスの柱にも対応可能です。中空柱材L100の小口については、専用の小口キャップを取付けることで、ゴミなどの侵入を防ぐことができます。またEWH-B100などと組み合わせてフェンスの柱としてもそのままご使用できます!


ウッド調フェンスで理想の外構づくりを
外構におしゃれさと実用性を両立させたい方にとって、ウッド調フェンスは非常に魅力的な選択肢です。
天然木のような温かみのある見た目を保ちながら、腐食や色あせに強く、長く快適に使える点は、忙しい現代の暮らしにもぴったり。

今回の記事では、ウッド調フェンスのメリット・デメリット、選び方、実例やおすすめ商品まで幅広くご紹介しました。
大切なのは「見た目」だけでなく、「暮らしに合った機能性」を選ぶこと。
あなたの家やライフスタイルにぴったりのフェンスを選べば、日々の暮らしがより心地よく、豊かに変わるはずです。
あなたも理想の屋外空間づくり、始めてみませんか?


この記事を監修した人
一級建築士事務所サーロジック株式会社 高尾 裕稔
アートウッドの人工木材「Eee-Wood」は耐久性・耐候性ともに優れており、ササクレなどもできにくいため、小さなお子様やペットがいるご家庭でも安心です。ぜひ住宅の外構工事やリフォームをご検討の方は、品質の高い人工木材「Eee-Wood」をご利用ください!
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