ウッドデッキに目隠しを後付けするのはプライバシーの確保やおしゃれな空間づくりに最適ですが、意外と見落としがちな注意点もあります。「設置したけれど、すぐ壊れてしまった」「近隣トラブルになった」という声も少なくありません。後付けの場合は特に、設置環境や素材の選び方を慎重に考える必要があります。
日当たりや通気性を確保しないと、居心地が悪くなる可能性も…。さらに、法律や近隣への配慮を怠るとトラブルの原因になりかねません。
この記事では、人工木材のEee-Woodの魅力に触れながら、こうした失敗を避けるために知っておきたい注意点を詳しく解説します。ポイントを押さえて、後悔のないウッドデッキ目隠しづくりを進めていきましょう!


【今回の記事のポイント】
✔︎ウッドデッキに最適な目隠しが分かる
✔︎目隠しフェンスを後付けする際の注意点が分かる
初稿:2024/12/23
《目次》

ウッドデッキに最適な目隠しとは?選び方のポイント
ウッドデッキに目隠しを取り付けることは、プライバシー保護や視線遮断だけでなく、空間の雰囲気をガラリと変える効果もあります。しかし、目隠しフェンスの種類は多種多様で、どれを選べば良いか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?
目隠しフェンスを選ぶ際には、素材、高さ、デザイン、価格など、様々な要素を考慮する必要があります。ここでは、ウッドデッキに最適な目隠しフェンスの選び方について、詳しく解説していきます。

◼︎目隠しフェンスを選ぶポイント
目隠しフェンスの素材には、木、アルミ、樹脂、竹など、様々な種類があります。それぞれの素材には、メリットとデメリットがあり、ウッドデッキのデザインや用途に合わせて選ぶことが重要です。


また、目隠しフェンスの高さも重要なポイントです。高すぎるフェンスは圧迫感を与えてしまうため、ウッドデッキの広さや周囲の環境に合わせて適切な高さを選ぶ必要があります。一般的には、目隠しフェンスの高さは1.2mから1.8m程度がおすすめです。

さらに、目隠しフェンスのデザインも重要な要素です。ウッドデッキのデザインや周囲の環境に調和するデザインを選ぶことが大切です。最近では、様々なデザインの目隠しフェンスが販売されているので、自分の好みに合ったデザインを見つけることができます。

◼︎シェードを使った目隠しのメリット
シェードは、屋根がない場所でも日差しをカットできるだけでなく、目隠し効果も期待できるアイテムです。設置が簡単で、費用も抑えられるため、手軽にウッドデッキに目隠しを取り付けたい方におすすめです。
シェードには、様々な種類があり、素材やデザイン、サイズも豊富です。そのため、ウッドデッキのデザインや用途に合わせて最適なシェードを選ぶことができます。
- 設置が簡単で、工具不要で簡単に設置できます。
- 費用が安く、目隠しフェンスに比べて安価に設置できます。
- 移動が簡単で、場所や季節に合わせて移動できます。
- デザインが豊富で、様々なデザインのシェードがあります。
ただし、シェードは、風や雨に弱く、耐久性が低いというデメリットもあります。また、シェードを設置する場所によっては、日差しが遮られてしまう場合もあります。

◼︎視界を遮るオーニング設置
オーニングは、日差しや雨を遮る日除けとしての役割だけでなく、目隠し効果も期待できるアイテムです。特に、高所からの視線を遮りたい場合に有効です。
オーニングは、電動式や手動式など、様々なタイプがあります。電動式は、ボタン一つで開閉でき、便利です。手動式は、価格が安く、シンプルな構造で、メンテナンスも簡単です。
オーニングを設置する際には、以下の点に注意が必要です。
- オーニングのサイズやデザインは、ウッドデッキのサイズやデザインに合ったものを選びましょう。
- オーニングの設置場所には、十分な強度があることを確認しましょう。
- オーニングの設置には、専門業者に依頼することをおすすめします。

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目隠しを後付けする際の注意点とは?
施工時の注意点と落とし穴
次に、目隠しを取り付ける際のいくつかの注意点や考慮すべきポイントをご紹介します。

1.日当たりと風通し
目隠しを設置することで、日当たりや風通しが悪くなる可能性があります。特に、ウッドデッキに隣接する建物がある場合は、日当たりや風通しの影響を考慮する必要があります。

2.防腐処理
天然木製の目隠しは、腐りやシロアリなどの害虫に弱いため、防腐処理を行う必要があります。防腐処理は、木材に薬剤を塗布することで、腐りや害虫を防ぎます。

3.耐久性
目隠しは、屋外に設置するため、耐久性のある素材を選ぶ必要があります。特に、雨風や紫外線に強い素材を選ぶことが重要です。

4.メンテナンス
目隠しは、定期的なメンテナンスが必要です。特に、天然木製の目隠しは、塗装や防腐処理などのメンテナンスが必要です。

5.隣地との境界
目隠しを設置する際には、隣地との境界線に注意する必要があります。隣地との境界線を超えて目隠しを設置することは、法律で禁止されている場合があります。隣家とのトラブルを回避するためにも、設置する前に確認するようにしましょう。

6.地域の条例
目隠しを設置する際には、地域の条例を確認する必要があります。地域によっては、目隠しの高さや材質に関する規制がある場合があります。

アートウッドの人工木材のEee-Woodは厳選した純度100%の木粉と樹脂材(高密度ポリエチレン)を使用しており、その配合にもこだわっているからこそ、寒冷地など厳しい環境のもとでも使用できる高耐久素材に仕上がっています。定期的なメンテナンスの手間がかからず長期的に使えるので大変おすすめです。
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圧迫感を避けるための工夫
ウッドデッキに目隠しを後付けする場合、圧迫感を感じてしまうことがあります。圧迫感を軽減するためには、目隠しのデザインや配置に工夫が必要です。

- 透かし彫りのデザイン
目隠しに透かし彫りのデザインを取り入れることで、視界を遮りながらも圧迫感を軽減することができます。透かし彫りのデザインは、光を取り込みやすく、開放感も演出できます。 - 格子状のデザイン
格子状のデザインは、視線を遮りながらも風通しを確保することができます。また、格子状のデザインはモダンな雰囲気を演出できます。 - 高さを抑える
目隠しの高さを抑えることで、圧迫感を軽減することができます。ウッドデッキの広さや周囲の環境に合わせて、適切な高さを選びましょう。 - 色使い
目隠しの色使いも圧迫感に影響を与えます。明るい色や薄い色は圧迫感を軽減する効果があります。一方、暗い色や濃い色は落ち着いた印象になる一方で圧迫感を強める効果があります。

アートウッドの人工木材Eee-Woodはナチュラル・ライトブラウン・モダンブラックの3色です。明るく華やかな印象や落ち着いた和のテイストなど家のイメージに合わせてお選びいただけます。
通風や採光を考慮した設計
目隠しを置くことで、通風や採光が阻害される可能性があります。通風や採光を確保するためには、目隠しの設計に工夫が必要です。

- 通気口を設ける
目隠しに通気口を設けることで、風通しを確保することができます。通気口は目隠しの下部や上部に設けるのが一般的です。 - 透光性の素材を使用する
目隠しに透光性の素材を使用することで、採光を確保することができます。透光性の素材には、ポリカーボネートやアクリルなどがあります。 - 目隠しの間隔を調整する
目隠しの間隔を調整することで、通風や採光を調整することができます。間隔が狭いと通風や採光が阻害されます。一方、間隔が広いと通風や採光が確保されます。 - 目隠しの角度を調整する
目隠しの角度を調整することで、日差しを遮りながらも、通風や採光を確保することができます。 - 植物を活用する
目隠しの代わりに植物を活用することもできます。植物は日差しを遮りながらも、通風や採光を確保することができます。また、植物は緑豊かな空間を演出することができます。

地元の条例と相談
目隠しを設置する際には、地元の条例を確認する必要があります。地域によっては、目隠しの高さや材質に関する規制がある場合があります。事前に確認することで、トラブルを回避することができます。また、必要に応じて、建築士や行政機関に相談することも検討しましょう。

- 高さ制限
目隠しの高さに制限がある場合があります。特に、道路に面した部分や隣地との境界線に面した部分には、高さ制限が設けられている場合があります。 - 材質制限
目隠しの材質に制限がある場合があります。例えば、防火地域では、防火性の高い素材を使用することが義務付けられている場合があります。 - 許可申請
目隠しを設置する際に、許可申請が必要な場合があります。許可申請が必要な場合は、事前に必要な書類を揃えて、申請を行いましょう。
ウッドデッキ・目隠しフェンスの施工事例
ここからは、アートウッドの人工木材Eee-Woodを実際に使用したウッドデッキ・目隠しフェンスをご紹介します。
◼︎BBQも楽しめる広さの手すり付きウッドデッキ
床材に高耐久無垢デッキ材、根太・束・手摺柱材に無垢柱材、手摺部分・幕板には無垢フェンス材、柵部分には無垢35角材が使用されています。
使用しているカラーは、柔らかい色合いのナチュラルカラーとなります。落ち着いた色合いの外壁と融合しメリハリのあるおしゃれな景観となりました。柵の一部を門扉にし、ステップを備えることでより利便性の高いデッキに仕上がっています。
Eee-Woodは腐りによる棘やささくれができにくいため、直接肌の触れる手すりに使用しても安心です。

強度の高いルーバーデザインのフェンスを作る際には、「アルミウッド」という選択肢も。アルミウッドの見た目は特殊な静電吹き付け加工で、木目の立体的な凸凹までもリアルに再現され天然木そのものです。木製のウッドデッキとの相性も抜群です。サイズはコンクリートのブロックに直接埋め込める45角と、最大1.8mの高さまで対応可能な70角がございます。軽くて丈夫なアルミウッドは屋内外で幅広く重宝される人気の商品です。


◼︎目地は程よく中はしっかりと目隠し!ウッドフェンス付きデッキ
床材に中空デッキ材、目隠し材に無垢フェンス材、根太・束・柱材に無垢柱材、笠木材に無垢デッキ材が使用されています。中空デッキ材はリブ付きとなっているため、専用クリップをで固定し簡単に施工ができます。また、表面にビスが出ないので、お子様やペットにも安心安全の施工になります。もし修繕などがあった場合も簡単にクリップを外すことができます。

道路に面した場所にウッドデッキを後付けする際には、外からの視線が常に気になるという声が多く聞かれます。防犯対策として目隠しフェンスを設置するというケースもあります。写真のように、風通しの隙間を確保しつつ目地が狭めのフェンスを設置することで、プライバシーを確保し、家族が安心してくつろげる空間となるでしょう。
◼︎太い柱の手摺付きDIYウッドデッキ
床材に中空デッキ材、根太・束材に無垢柱材、手摺柱に中空柱材、幕板・フェンス材に無垢ボード材、手摺部分に無垢35角材をご使用いただきました。
人工木材は、高密度で一般的な木材に比べますと重く固いですが、その分、丈夫で設置後も安心してご使用いただけます。屋内からの出入りに便利なウッドデッキは、気軽に外の空気を吸ったり、物干しや屋内ではできない作業ができたり、生活の質を高めてくれるものです。

今回ご使用いただいた中空柱材は、中が空洞となっている化粧材のため、中に芯材を入れてより強度の高い支柱に仕上げることのできる商品です。繋ぎ合わせて使用すれば、2m以上の高所のウッドデッキにも対応可能です。


この他にもEee−Wood製品を使用したエクステリアの施工事例を豊富にご紹介しています。後付けのウッドデッキ・目隠しフェンスのイメージ作りにぜひご活用ください。様々なエクステリアのカテゴリで分けられていますので、外構工事をお考えの方はコチラから検索してみてください。
ウッドデッキを活用した庭造りのまとめ
ウッドデッキに最適な目隠しを選ぶことは、快適なアウトドアスペースを実現するために非常に重要です。
ウッドデッキのデザインや用途、予算、プライバシー保護、視線遮断、様々な要素を考慮して、自分にとって最適な目隠しを選びましょう。

DIYで設置することもできますが、専門業者に依頼することで、より安全で確実な施工が期待できます。
また、プロは、デザインや素材の選定、施工に関するアドバイスも提供してくれるので、安心して任せられます。
後々のメンテナンスを考慮して、人工木材を選択しようとお考えの方には、人工木材専門メーカーのアートウッドが開発したEee-Woodがお勧めです。無料のお見積もりを実施いたしております。3分でできる簡単なお見積もりフォームとなっておりますので是非ご活用ください。

アートウッドでは安全で品質の高い人工木材を全国に向けてお届けしております。
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この記事を監修した人
一級建築士事務所サーロジック株式会社 高尾 裕稔
アートウッドの人工木材「Eee-Wood」は耐久性・耐候性ともに優れており、ササクレなどもできにくいため、小さなお子様やペットがいるご家庭でも安心です。ぜひ住宅の外構工事やリフォームをご検討の方は、品質の高い人工木材「Eee-Wood」をご利用ください!
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