
DIYとは「Do It Yourself」 の略語で自分自身で何かを修理・装飾したりすることを表します。日本語では日曜大工などとも言われ、最近では趣味としてDIYを楽しんでいる人が増えてきています。
DIYでは小さなものから本格的なモノまで様々なモノが作成されており、今回はその中でもウッドデッキに焦点を当ててご紹介いたします。
ここではDIYで作るウッドデッキを失敗しないために設置前にしておくべきこと、設置後によくある失敗例、その解決方法などをご紹介いたします。
目次
- 最近人気のあるDIYとは
- DIYで失敗しやすいポイント1 材料選び
- DIYで失敗しやすいポイント2 施工
- DIYで失敗しやすいポイント3 メンテナンス
- DIYウッドデッキにはこの道具がおすすめ!
- 失敗しないDIYデッキにはイーウッドを!
- まとめ
最近人気のあるDIYとは?
そもそもなぜDIYをする人が増えているのでしょうか?
モノを作るのが好きで自分で必要なモノを作っている方もいると思いますが、おそらく多くの方は業者様の工賃を節約するために取り組んでいるのではないでしょうか。
実際にウッドデッキの施工を業者様に依頼すると1㎡あたり約25,000円~30,000円と言われています。
作る大きさにもよるのですが、一般的に多く作られるサイズのウッドデッキである約4㎡の事を考えると、最低でも10万円ほどの工賃が必要になります。金額を見ると自分で作って見ようと思いDIYをする人が増加している理由も納得します。
ではウッドデッキをDIYで作るとき失敗しないために、何に気を付けて作成すれば良いのでしょうか?
DIYで失敗しやすいポイント1 材料選び
ウッドデッキにはソフトウッド、ハードウッド、人工木材の3種類から一般的に作られます。それぞれメリットデメリットがありさらに価格もバラバラです。自身の理想の形に合う商品を選びましょう。
ソフトウッド

ソフトウッドとはホームセンターでよく販売しているSPF材の事で、DIYで多くの方が仕様している材です。安く手に入りやすく柔らかい材質なので、加工が簡単にしやすい反面、施工後に定期的な塗装が必要になり、塗装をしていても数年で腐る可能性が高く、場合によては総取り換えになることもあり、ソフトウッドを使用した人は次はメンテナンスの必要ない、腐らない材でやり替える人がほとんどです。
ただ先述した通り材の加工がしやすいので、DIYウッドデッキ初心者向けの材ではあります。
ハードウッド

ハードウッドはウリンやセランカンバツ、イタウバ等の硬い材のことを指します。
材が固いので耐久性が高くメンテナンスフリーのウッドデッキに仕上がり、長く使用できますが、逆に材が固いことからDIY技術がプロ並みの方でないと、DIYするのが難しいことと、昨今の世界情勢などにより価格が高騰しています。
人工木材

最後に人工木材です。
人工木材とは樹脂と木粉等を混ぜ合わせて作った建材です。一般的な天然木材と同様の加工ができることや、人工のものになるので節などがなく端部処理など様々な手間が軽減されています。セットやキット商品などで販売もしているため、DIYの方も比較的作りやすくなっております。さらにノーメンテナンスなので施工後の負担も少なく綺麗なウッドデッキを維持できます。
ただ、説明書などにある通り人工木材の特性である伸縮などを考慮した、設計施工にしないと20年ほどの耐用年数が数年になってしまう場合があるので失敗しないためにも説明書通りの施工が必要になります。
DIYで失敗しやすいポイント2 施工
目的を具体化

施工の前にウッドデッキをどのようなシーンで何人ぐらいで使うのかなど、使用する目的を明確にすることで、デザインや大きさなどが明確に決まり、作成した後の後悔や失敗がより軽減されます。

例えば夏場にお子様がプール遊びとして使うのであれば、プールを置くスペースとその周囲にある程度のスペースが必要になると考えられるので、ここである程度の大きさが決まります。また、お子様が使用するので安全な素材であり、水にも強い素材が適していると考えられます。
このように明確に使用目的を決めることで、実際に使用したときに感じる失敗が大きく軽減されます。
サイズ・寸法の測定

施工に取りかかる前にウッドデッキの設置場所にどれぐらいのウッドデッキを作るか寸法をあらかじめ正確に測っておく必要があります。
サイズは間口、奥行き、高さを測定しましょう。

デザインを決める
使用目的とサイズが分かったら次はデザインです。
ウッドデッキの形や板の張り方等を決めましょう!
張り方は一般的に横張りや縦張り、さらに交互にデザイン性を設けた千鳥張り等がございます。
お庭やお家の雰囲気に合わせて選びましょう。

縦張り:間口(建物)に対して垂直になるよう張る方法
横張り:間口(建物)に対して平行になるように張る方法
千鳥張り:家のフローリングのように、板同士のつなぎ目がジグザグになるよう張る方法
設計図を事前に書く

使用目的からサイズ、デザイン等全て揃ったら最後に設計図を書いておきましょう。設計図にてウッドデッキをしっかり組み立て、より理想を具体的にすることで初めてDIYする方でも失敗を気にせずにウッドデッキ作成に取り組むことができます。
図面を書く流れとしましては、まず初めにウッドデッキの床板を書いてください。その床板面積に合わせて必要な部材を図面に描き足していって下さい。
設計図を描くポイントとしてはイメージを明確に持つことが重要です。
図面を書くことが苦手でもイメージを形にすることが大事なので、簡単なラフ図でも大丈夫です。
またスムーズに図面を書くために、ウッドデッキの部位名称等を事前に知っておくこともおすすめします。

床材(デッキ材):ウッドデッキの床面を構成する部材です。
根太材:ウッドデッキを支えるための部材です。デッキ材は根太材にビスや専用クリップ等で固定します。根太材は束材に対して垂直に設置することがポイントになります。
束材:基礎石の上に置き、根太を固定する部材です。束材の長さでウッドデッキ本体の高さが決まります。
幕板:ウッドデッキの側面に張る装飾の部材です。床材と根太材の接合部分を隠す役目と共に、根太材を補強する役目もあります。
基礎石(束石):ウッドデッキ全体の荷重を受け止める重要な部材です。束材を直接設置してしまうと地面へ沈み込んでしまう可能性があるので、この基礎石を利用して土台を作ります。基礎石は広ければ広い方が沈み込みが少なくなります。
DIYで失敗しやすいポイント3 メンテナンス
DIYウッドデッキで聞く最も多くの失敗しやすいポイントは、後々のメンテナンスを考慮していないところです。
皆様寸法や設計はこだわりを持って取り組まれますが、いざ作り終えて使用していると当たり前ですが、年数が経つにつれて完成した当初の姿ではなくなります。そうなると必要になってくるのがメンテナンスです。
メンテナンスを初めからする覚悟のある方であれば、もちろん失敗ではありませんが、決して簡単ではない手間暇のかかる事なので多くの方がメンテナンスは避けて通りたいのではないでしょうか?
そう考えるとウッドデッキ作成する際にメンテナンスのことを考慮し、後々のケアが簡単なウッドデッキをDIYしていきましょう。
1.定期的な塗装

一般的にホームセンターで販売されているソフトウッド(SPF材)は、水に弱く腐りよる劣化が激しいので、長くウッドデッキを使用したいのであれば、防腐のための塗装が毎年必要不可欠です。ソフトウッドに比べて材が固いハードウッドは、メンテナンス塗装をしなくても腐食しませんが色は白く薄くなります。そのためもし濃い色が好きなのであればハードウッドでも色づけるという意味での塗装が白銀化した際に必要になります。
もしこの塗装が面倒だという方には人工木材やアルミを使用したDIYウッドデッキをおすすめします。
ササクレやトゲを削る

天然木材を使ってDIYで作ったウッドデッキは、色落ちによる白銀化の他にササクレやトゲが発生します。これはソフトウッドだけではなく、ハードウッドにも起こります。ササクレやとげが出やすいので、施工時にとげが刺さりやすい材料なのではじめてDIYする方は注意が必要です。
また施工時だけではなく、お子様はもちろん誰もが、使用しているうえで手や足に刺さる可能性があるので、危険が伴います。
こうした危険を回避するためには施工の際にサンドペーパーで1本1本表面をつるつるにしていく必要があります。さらに長持ちするには塗装をするのをおすすめします。もちろん塗装作業も1本1本していただく必要があります。想像するだけで大変な作業です。
天然木材で作るのであればササクレやトゲは必ず発生するので、上記の様な手間は必要不可欠です。
初めからこの手間が必要なことを知っていれば問題はありませんが、後々知ることになればその瞬間失敗したと思うでしょう。
もし、このメンテナンスを避けたい場合はアルミや人工木材等でウッドデッキをDIYすることをおすすめします。
※ハードウッドは種類によってササクレやとげが出にくいモノもあります。
腐食した部分や破損した箇所の部材交換
ソフトウッドでDIYしたウッドデッキは経年劣化等により腐る可能性があります。
腐りはもう手を付けようがないので、腐った部分のみ新しい部材に交換した後、防腐処理の塗装で仕上げる必要があります。コスト面を重視して腐りを前提にソフトウッドを使用しているのは問題ありませんが、知らずに後から手間ばかりかかるのであればそれは失敗になりますね!
また、アルミで作成したウッドデッキも潮風に弱いため海辺ではサビが進行する可能性があります。
初期のサビであれば洗い流すことが可能ですが、手に負えない場合などはコチラも部材交換が必要になります。
もし、施工後に部材交換を避けたいのであればハードウッドや人工木材のDIYウッドデッキにしましょう!
DIYウッドデッキにおすすめの道具
実際に作成するうえで初心者の方でも、より早く正確に失敗のないウッドデッキをDIYするためのおすすめ道具をご紹介いたします。
もちろん購入となれば高額なものもありますが、最近ではホームセンターで安くレンタルもでき、DIYの価格を抑えたい方でも導入しやすいので、ぜひ取り入れてみてください。
1.丸のこ

木材を均一にカットするには断然丸のこが便利です!手引きのこぎりよりも早く、正確にカットができます。
2.ドリルドライバー

DIYで必須の穴あけ、ねじ締の作業は電動ドリルドライバーを使用すれば時短に加え、しっかりと固定ができるDIYに必須の道具です。
3.メジャー

ウッドデッキ作成前の採寸で必要になります。製品ごとに測れる長さが変わるので、5mほどの長さに対応できるものがいいでしょう。
4.水平器

地盤により同じ寸法にカットしたものをくみ上げても水平ではないウッドデッキが出来上がることがあります。そうならないためにも水平器を作成段階で使用し、しっかり水平を確認してから組み立てましょう。
失敗しないDIYデッキにはイーウッドを!

これまでDIYウッドデッキの失敗しない方法をご説明してきましたが、相対的にみると人工木材を使ったウッドデッキが失敗のリスクが少ないことが分かります。
そんな人工木材は樹脂と木粉を混合して作成していますが、メーカーによって配合率が違うのでその見た目や質感、耐久性も全く異なります。
今回ご紹介するEee-Wood(イーウッド)は天然木粉を半分以上含んでいるので、質感や見た目、匂いまで天然木の様な人工木材です。さらに、樹脂材もしっかり含んでいるので天然木の様なメンテナンスは必要なく耐久性も非常に高い商品です。
初めてDIYする方でも、ウッドデッキのサイズさえわかっていれば必要な部材、金具等が全て入ったセット商品もご用意してあります。
約1.9㎡(約1畳)のウッドデッキ(DIYの方におすすめ)

ちょっとした場所におすすめな縁側サイズ
ちょっとしたスペースも縁側サイズのウッドデッキを設置することで、オシャレになることはもちろん今ある場所の有効活用につながります。
お庭へ出るための通路や階段替わりとしてはもちろん、腰を掛ける場所や洗濯物等を干す足元などの家事スペースとしても使用できます。またコンパクトなサイズだからこそ、初めて人工木材でウッドデッキをDIYしたい方にもおすすめです。最大サイズ約1.9㎡(約1畳)のウッドデッキが作れるセットを通常153,848円のところ100,900円でご購入いただけます。
約4.8㎡(約3畳)のウッドデッキ

ウッドデッキで1番人気の標準サイズ
横幅が2.4mあるので掃き出し窓のサイズよりも少し長く、奥行きも2mあるので使い勝手の良いウッドデッキサイズです。
ウッドデッキ上でお子様も十分遊べる広さなので、そのまま遊べるのはもちろん、夏場お子様のプールを置いて遊びたい場合などにもぴったりです。最大サイズ約4.8㎡(約3畳)のウッドデッキが作れるセットを通常334,604円のところ218,500円でご購入いただけます。
約14㎡(約8.5畳)のウッドデッキ

ウッドデッキの上でゆったり過ごしたい方
掃き出し窓が大きい場所やにピッタリの横幅・奥行き共に余裕を持たせたウッドデッキサイズです。
BBQやティータイムなど、ウッドデッキ上でゆっくり過ごしたい方やイベント事を楽しみたい方など、ウッドデッキをセカンドリビングとして使用したい方向けのサイズです。
最大サイズ約14㎡(約8.5畳)のウッドデッキが作れるセットを通常895,071円のところ582,200円でご購入いただけます。
約1.9㎡(約1畳)のウッドデッキ(DIYの方におすすめ)
ちょっとした場所におすすめな縁側サイズ

ちょっとしたスペースも縁側サイズのウッドデッキを設置することで、オシャレになることはもちろん今ある場所の有効活用につながります。
お庭へ出るための通路や階段替わりとしてはもちろん、腰を掛ける場所や洗濯物等を干す足元などの家事スペースとしても使用できます。またコンパクトなサイズだからこそ、初めて人工木材でウッドデッキをDIYしたい方約9㎡(約1畳)のウッドデッキが作れるセットを通常153,848円のところ100,900円でご購入いただけます。
約4.8㎡(約3畳)のウッドデッキ
ウッドデッキで1番人気の標準サイズ

横幅が2.4mあるので掃き出し窓のサイズよりも少し長く、奥行きも2mあるので使い勝手の良いウッドデッキサイズです。
ウッドデッキ上でお子様も十分遊べる広さなので、そのまま遊べるのはもちろん、夏場お子様のプールを置いて遊びたい場合などにもぴったりです。最大サイズ約4.8㎡(約3畳)の
ウッドデッキが作れるセットを通常334,604円のところ218,500円でご購入いただけます。
約14㎡(約8.5畳)のウッドデッキ
ウッドデッキの上でゆったり過ごしたい方

掃き出し窓が大きい場所やにピッタリの横幅・奥行き共に余裕を持たせたウッドデッキサイズです。
BBQやティータイムなど、ウッドデッキ上でゆっくり過ごしたい方やイベント事を楽しみたい方など、ウッドデッキをセカンドリビングとして使用したい方向けのサイズです。
最大サイズ約14㎡(約8.5畳)のウッドデッキが作れるセットを通常895,071円のところ582,200円でご購入いただけます。
※業者様は業者様専用価格がございます。
※こちらは完成品での販売ではございませんので、製作・施工はお客様にてお願いいたします。
※記載のサイズはこちらのセットで製作できる最大サイズとなります。
※その他、サイズ、種類などご要望がございましたらお気軽にお問合せください。
さらに、このEee-Woodは万が一汚れた場合でも水や中性洗剤で洗い流したり、サンドペーパーで削るなどの簡単なお手入れだけで十分です。
また販売元のアートウッドは電話での問い合わせが日曜日以外可能なので初めて人工木材でDIYする方も、電話で人工木材の注意点や特性などを踏まえて相談に乗ってもらえるのもおすすめの一つです。
まとめ
DIYウッドデッキの失敗しやすいポイントは、材料選び、事前準備、施工後のメンテナンスであるとご説明しましたがいかがでしたでしょうか?
もうすでにDIYで作られた方で失敗のしたことある方は共感していただけたのではないでしょうか。
ウッドデッキは施工完了までの手順も大事ですが、後々のメンテナンスを考慮することがとても大切です。施工のしやすさやコスト、全体的なメンテナンスの事を考えると人工木材を選択するのがベストです。
ネットで販売している人工木材を選ぶ際、ショップに問い合わせると施工方法を詳しく説明してくれるところもあるので、人工木材でDIYする方はそういった部分に気をかけながらショップ、商品選びをするとより失敗が少なくなるでしょう。
この記事を通して少しでも失敗のないオリジナルウッドデッキをDIYしてください!