飲食店のテラス席・店先に人工木材が選ばれる理由
「テラス席の床を直したいけれど、工事のあいだ席を潰せない」「こぼれたソースとビールのシミが落ちない」——レストラン・居酒屋・焼肉店のオーナー店主様や店長様、飲食チェーンの店舗開発ご担当者様から、こうしたご相談をいただく機会が増えています。
屋外の天然木は、美観と強度を保つにはおおむね2〜3年ごとの再塗装が必要です。飲食店のテラスは油とアルコールと水が毎日落ちる床。塗膜が切れたところからシミと黒ずみが入り込みます。塗り直せば、乾燥とにおいが引くまでその席は使えません。テラス10席を3日止める——その売上を考えると、つい先送りにしてしまう。正直しんどいですよね。

本記事では、腐らない・塗装不要・メンテナンスフリーの人工木材「Eee-Wood」が飲食店のテラス席・店先でなぜ選ばれているのかを、オーナー店主・店長様の店舗運営目線と設計事務所・内装業者・店舗開発ご担当者様の設計施工目線の両方から解説します。

<この記事のポイント>
- 飲食店のテラス席・店先に人工木材が選ばれる3つの理由が具体的にわかる
- 実際の飲食店での屋外テーブル・目隠しフェンス施工事例がわかる
- 火気との距離や夏場の表面温度など、正直に知っておきたい注意点がわかる
初稿:2026/10/14
<目次>

飲食店に人工木材「Eee-Wood」が選ばれる3つの理由
飲食店の屋外まわりの素材選びは、住宅のウッドデッキとは判断軸が違います。問われるのは「工事で何席・何日止まるのか」「汚れは落ちるのか」「什器を置いて何年もつのか」の3点です。順番にお答えします。
その1.営業を続けながら短工期で仕上げられ、客席の回転率を落とさない

飲食店の改修で最初に突き当たる壁は、費用ではなく「止める日数」です。テラス席や店先のデッキは晴れた日にいちばん人気の席。工事で囲えば客席数が減り、ピークタイムの回転率が落ちます。週末をまたげば痛みは大きくなります。
天然木の塗り直しがやりにくいのは「待ち時間」が長いからです。洗浄して乾かし、塗って乾かし、重ね塗りしてまた乾かす。溶剤系塗料ならにおいが抜けるまでさらにかかります。飲食の場でにおいは致命的で、「席を開けられない」期間が工期より長く伸びます。
Eee-Woodは塗装・防腐処理が一切不要で、乾燥待ちもにおいの残留もありません。敷き込んだその日から席として使えます。日常のお手入れも水で流す・中性洗剤で洗う清掃レベルで済むケースが多く、閉店後の清掃業務の延長で対応できるのが実務上の違いです。
工事の進め方も分割しやすくなります。既存の土間やタイルの上に根太を組む、低い塀にフェンスを足すといった施工は区画を区切って段階的に進められるため、定休日と閉店後に分けて施工されるケースが多く見られます。「半分の席は営業しながら、もう半分を仕上げる」段取りも可能です。
ただし床を下地から全面につくり替える場合や基礎を打ち直す場合は、その区画を止める期間が発生します。日数は下地の状態や面積で変わるため、具体的な見積りでご確認ください。図面や現況写真をお送りいただければ工程の組み方からご相談いただけます。
その2.油・こぼれた飲食物に強く、什器を置いても傷みにくい——維持費が読める床になる

飲食店のテラス床には、住宅のデッキでは起こらないことが毎日起こります。揚げ物の油、ソース、ビールやワイン、灰皿の灰。営業が終われば、それを水とブラシで一気に流します。
天然木がこの環境で苦しいのは塗膜が切れた瞬間から汚れが木の内部へ入り込むためです。染み込んだ油分は洗っても残り、黒ずみとして定着し、そこから水を吸って腐食が進みます。「洗うほど塗装が落ちて、汚れが入りやすくなる」悪循環です。
Eee-Woodは木粉と樹脂を成形した均質な素材で、塗膜に頼っていません。表面が削れても中身は同じ材料なので、水拭きやデッキブラシでの清掃で対応できるケースが多く見られます。油分を含む汚れは中性洗剤を使い、長く放置しないことがポイントです。吸水しても腐らず、シロアリの食害も受けません。
もう一つの負荷が什器の重さと移動です。ビールケースや生樽の仮置き、業務用ヒーター、台車での搬入。天然木では荷重と擦れが集中する場所から傷みはじめ、木口が割れて腐りの入口になります。Eee-Woodには中空デッキ材・無垢デッキ材・無垢ボード材・柱材といった選択肢があり、荷重のかかる場所は根太のピッチを詰める、無垢材を選ぶといった対応が可能です。どこに何を置くのかを先に共有していただくと、仕様の精度が上がります。
飲食店のテラスは靴で使うことが前提の床です。素足の住宅デッキより表面温度や足触りの条件は楽になります。一方で椅子の擦れやハイヒールのかかとなど靴ならではの当たり方は出ます。経年でまったく傷が入らない素材ではない点は織り込んでおいてください。
塗装の周期がなくなることは店舗の維持費が計算できることを意味します。材料単価だけならEee-Woodのほうが高くなることが多いですが、天然木側には塗装・部分交換・張り替えの費用が周期的に積み上がり、そこに毎回席を止めているあいだの逸失売上が乗ります。10年同じ場所で営業される前提なら総額が逆転するケースが多く見られます。差は面積・使用状況で変わりますので、具体的な見積りでご確認ください。
その3.目隠しフェンスで通行人の視線を切り、テラス席を「選ばれる席」に変えられる

路面店のテラス席には、面積とは別の課題があります。歩道からの視線です。通行人と目が合う、信号待ちの列からのぞかれる——空いていてもお客様が座りたがらないテラスは少なくありません。
ここで効くのが人工木の目隠しフェンスです。Eee-Woodはフェンス材・ルーバー材・柱材を床と同じカラーで揃えられるため、床・囲い・テーブルの脚までを一体で設計できます。寄せ集めの「後付け感」が出にくく、店の世界観を外へ延長できます。
設計上のポイントは高さと目地幅(板と板の隙間)のバランスです。高さは着座時の視線を基準に考えます。目地を狭めれば視線は遮れますが風通しと開放感は下がり、広く取れば抜け感は出ますが歩道が近い店では視線が通ります。歩道の幅・人通りの量・看板の位置を見ながら決めていきます。
木目の面は文字が映えるため、フェンスの一部を店名サインの下地として使われるケースもあります。腐食や塗り替えの心配がないので、照明やロゴも安心して取り付けられます。
喫煙スペースの囲いにも多く採用されますが、この場合は火気との距離に注意が必要です。人工木材は木粉と樹脂を主原料とするため不燃材料ではありません。灰皿や喫煙設備、七輪・炭火・業務用ヒーターなどの熱源とは十分な離隔を確保し、直接火が当たる位置には使わない前提で計画してください。防火地域・準防火地域での使用可否や内装制限がかかる部位は、所轄行政庁や設計者へのご確認とあわせてご相談ください。
なお、フェンスは風を受ける面です。支柱のピッチや基礎の納まりは設置場所の条件に合わせて検討します。歩道に面した設置では後退距離や工作物の扱いで自治体の指導を受ける場合もあり、計画の早い段階でのご確認が安心です。
\\無料サンプルで質感をお確かめください//
導入事例(飲食店)
飲食店の屋外日除け付きテーブル(東京都・株式会社ワールド・スペース様ご施工)

東京都の株式会社ワールド・スペース様にご施工いただいた、飲食店様の屋外テーブルと日除け兼目隠しフェンスの事例です。人通りの多い道路に面した立地のため、テーブルの設置に合わせて日除けと目隠しを兼ねるフェンスを設けられています。
使用材料は部位ごとに使い分けられています。テーブルの脚とフェンスの柱に中空柱材 L100、天板に無垢床材 D140、フェンスの面材に無垢フェンス材 B100、横桟に無垢35角材 L35。同じラインナップから選べるため、屋外家具と囲いを1つのデザインにまとめられます。
納まりのポイントはフェンスの目地幅を狭めていることです。外からの視線がカットされ、ゆったり食事を楽しめる空間になっています。脚や柱に98角の柱材(L100)を使い、屋外家具としての重厚感も出ています。
日除けと目隠しを1つの構造物で兼ねている点が効いています。日当たりの強い立地では、パラソルを都度出すより固定の木製スクリーンのほうが運用が楽です。席の快適性・プライバシー・日除けを同時に満たす造作です。
ささくれやとげが出ず定期的なメンテナンスも不要なため、お客様が直接触れるテーブルや囲いにも安心して使えます。
注意点もお伝えします。人工木材は気温変化でわずかに伸縮するため、施工時には板と板の目地・端部に適切なクリアランス(隙間)を確保します。目隠しのため目地を狭める場合も、必要なクリアランスは残す設計にしてください。屋外のテーブル天板は直射日光で表面温度が上がりやすいため、今回の事例のように日除けとセットで計画するのが有効です。歩道に面した設置では、風荷重を踏まえた支柱・基礎の仕様を個別にご相談ください。
この事例の詳細は、施工事例ページでもご覧いただけます。なお、お客様の設計による施工例です。
\\無料サンプルで質感をお確かめください//
商品詳細|人工木材「Eee-Wood」とは?
人工木材「Eee-Wood」は、木粉と樹脂を混ぜ合わせて成形した、腐らない・塗装不要・メンテナンスフリーの外構材です。おかげさまで売上本数78万本を突破しました。
天然木の質感を再現しながら、腐食・シロアリ・ささくれ・再塗装の手間といった弱点を解消します。飲食店のように「毎日濡れて、毎日汚れて、毎日洗う」場所ほど、この差が営業の手間と維持費に効きます。
Eee-Woodの基本仕様

天然木との違いを、店舗運営の目線で整理すると次のようになります。
- 再塗装:天然木は2〜3年ごとに必要(そのたびに席を止める)/Eee-Woodは不要
- 腐食・シロアリ:天然木は起こりうる/Eee-Woodは起こらない
- ささくれ:天然木は経年で発生しやすい/Eee-Woodは出にくい
- 汚れ・シミ:天然木は塗膜が切れた部分から染み込む/Eee-Woodは水拭き・ブラシ洗浄で対応できるケースが多い
- 初期費用:天然木には安価な樹種もある/Eee-Woodはやや高め
- トータルコスト:天然木は塗装・張り替えが継続発生/Eee-Woodは長期では優位になるケースが多い
- 夏場の表面温度:天然木は上がりにくい/Eee-Woodは上がりやすい(対策推奨)
- 防火:どちらも不燃材料ではない(火気との離隔が必要)
人工木材は樹脂を含むため、夏場の直射日光下では天然木より表面温度が上がりやすい性質があります。飲食店のテラスは靴で使う床なので素足の場所ほど神経を使う必要はありませんが、真夏の照り返しが強いと席そのものが選ばれなくなります。オーニング・パラソル・日除けスクリーンの併用、明るめカラーの選択、開店前の打ち水といった対策とセットでご検討ください。
また、気温変化でわずかに伸縮するため、施工時には板と板の目地・端部に適切なクリアランス(隙間)を確保します。テラス床では、このクリアランスがこぼれた液体や洗い水の抜け道としても働きます。排水の取り方と割付けを先に決めておくと清掃がしやすくなります。
不燃材料ではないため、火気の扱いには注意が必要です。七輪・炭火・卓上コンロ・業務用ヒーター・灰皿などの熱源は十分な離隔を確保し、直接火が当たる位置には使用しない前提で計画してください。
豊富なラインナップ

中空デッキ材・無垢デッキ材・無垢柱材・無垢ボード材・フェンス材・ルーバー材・角材など、用途に合わせて選べるラインナップを揃えています。テラス席と店先の床にはデッキ材、歩道側の目隠しにはフェンス材やルーバー材、屋外テーブルの天板には無垢床材、脚や支柱には柱材、といった使い分けが可能です。
カラーバリエーションも複数用意しており、焼肉店・居酒屋の重厚なトーンから明るい木目で開放感を出すレストランまで、店舗の内装やサインに合わせたコーディネートが可能です。床・囲い・家具を同じ色で通せるため、「店の顔」をつくりやすい素材です。
新規出店・既存店の改修のどちらでも採用いただいています。新規出店なら設計段階から割付けと下地、什器の置き場所を計画でき、改修なら既存の土間や塀を活かして必要な部位だけを更新できます。飲食チェーン様からは複数店舗で仕様を共通化したいというご相談もいただきます。
数量の大きい案件や多店舗展開では、納期や在庫状況でスケジュールが変わる場合があります。オープン日や改装時期が決まっている場合は早めにご相談ください。
\\お見積り・ご相談はお気軽に//
よくあるご質問

Q. 営業しながら、定休日や閉店後だけで施工できますか?
A. 部位と工法によります。既存の土間やタイルの上に床を組む、塀にフェンスを足すといった工事は、区画を区切って定休日と閉店後に分けて施工されるケースが多く見られます。下地からつくり替える場合や基礎を打つ場合は、その区画を一定期間止める必要が出ます。塗装がないため乾燥待ちもにおいもなく、終わればその日から席として使えます。
Q. 七輪・炭火・業務用ヒーターなど火気の近くでも使えますか?防火の基準は満たせますか?
A. 人工木材は木粉と樹脂を主原料とするため不燃材料ではありません。熱源とは十分な離隔を確保し、直接火が当たる位置には使用しない前提で計画してください。焼肉店など炭火を使う店舗では、火気まわりを不燃の下地・仕上げとし、人工木材はテラス床や歩道側の目隠しなど火気から離れた部位で使う組み合わせが現実的です。防火地域・準防火地域や内装制限がかかる部位は、所轄行政庁や設計者へのご確認とあわせてお問い合わせください。
Q. 油汚れやこぼれた飲食物は落ちますか?掃除はどうすればよいですか?
A. 水で流し、汚れた部分は中性洗剤とデッキブラシで洗う——この清掃で対応できるケースが多く見られます。油分を含む汚れは時間が経つほど落ちにくいため、営業終了後にその日のうちに流す運用をおすすめします。高圧洗浄機は圧力とノズル距離にご注意ください。
Q. 人工木材は夏場に熱くなりませんか?
A. 天然木に比べると表面温度は上がりやすい素材です。靴で使う床なので住宅のデッキほど気を使う必要はありませんが、オーニング・パラソルの併用、明るめカラーの選択、開店前の打ち水などとあわせてご検討ください。テーブル天板は日除けとセットでの計画をおすすめします。
Q. 新規出店と既存店の改修、どちらにも使えますか?
A. どちらにも対応可能です。改修では既存の下地や束柱を活用できるかが傷み具合で変わるため、とくに天然木の下地が長年使われている場合は現地確認のうえで判断することをおすすめします。多店舗展開なら、1店舗で仕様を固めてから横展開する進め方もご相談いただけます。
Q. 実物の質感を確認できますか?
A. はい。無料サンプルをご用意しています。木目の再現度や手触りをお確かめいただけるので、社内稟議やデザイン打合せでもご活用ください。
お問い合わせ・資料請求はこちら

人工木材「Eee-Wood」は、「塗り直しのために席を止めたくない」「油とこぼれのシミが落ちない床をなんとかしたい」といった飲食店のお悩みを解決できる外構材です。
テラス席や店先のデッキ、歩道側の目隠しフェンス、喫煙スペースの囲い、屋外テーブルの造作まで、レストラン・居酒屋・焼肉店などさまざまな業態でご採用いただいています。オーナー店主様・店長様の改修のご相談、設計事務所・内装業者様の仕様検討、多店舗展開のご相談も承っています。
導入をご検討の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。担当スタッフが最適なプランをご提案いたします。
\\無料サンプル請求はこちらから//

この記事を監修した人

この記事を監修した人
一級建築士事務所サーロジック株式会社 高尾 裕稔
アートウッドの人工木材「Eee-Wood」は耐久性・耐候性ともに優れており、ササクレなどもできにくいため、小さなお子様やペットがいるご家庭でも安心です。ぜひ住宅の外構工事やリフォームをご検討の方は、品質の高い人工木材「Eee-Wood」をご利用ください!
◆人工木材のお得なセット商品はこちら◆


◆人工木材の施工事例はこちら◆











