住宅の外構やエクステリアなどを施工する際に多く検討されるのがフェンスです。新築はもちろん、リフォームでもフェンス工事の人気は高いです。せっかくフェンスを設置するならば、耐久性の高いものやおしゃれなものを選択したいと思われる方も多いでしょう。この記事では、耐久性に優れたアルミの柱材を使用したフェンスのメリットや施工事例をご紹介いたします。
＜この記事のポイント＞
✔︎フェンスを作る際の柱のおすすめ素材がわかる。
✔︎アルミ柱材のメリットや施工事例がわかる。
初稿：2023/10/17
＜目次＞
アルミフェンスの柱の役割とは？
どんな家や建造物にも必ず必要なのは柱です。柱がなければ建物を建てることはできません。フェンスを設置する際にももちろん柱が必要です。この支柱の強度が弱いと強風や衝撃などに耐えられず、倒れてしまう危険もあります。よって、柱は高い強度を持つ頑丈なものを選ぶ必要があります。
縦張りや横張りなどフェンスの種類によって施工の仕方は様々ですが、基本となるのは初めに支柱を立ててから板を張っていく方法です。支柱はフェンスを支える重要な役割を担っています。基礎に埋め込む深さは高さの3分の1以上とされており、支柱の足元を基礎でしっかり固めてから板を張ることで高い安全性を保つことができるでしょう。
柱や板材など、ホームセンター等で販売されている資材を見ても何を購入して良いか分からない。そんな方に最適な商品が「ウッドフェンスセット」です。最大施工可能サイズは2000×2000mm(高さ1500mm+埋込500mm)。取付に必要なビスなどの金具もセットになっていますので、ぜひお見逃しなく！
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フェンス柱材の種類は何がある？
フェンスを立てる際に一番大切と言っても過言ではない重要な支柱ですが、一体どんな素材や種類があるのでしょうか。順にご紹介します。
◆天然木◆
天然木製のフェンスを検討する方は、柱材も天然木にする方が多いでしょう。格子がおしゃれなラティスなどのガーデンフェンスもあり、温もりある手触りや自然な見た目から人気が高いですが、気をつけたいのが腐食です。フェンスは基本的には屋外に設置するので雨ざらしとなるため、定期的なメンテナンスをしないと腐食やシロアリの被害が出る恐れもあります。長くフェンスを使用するためにも天然木を検討される場合は上記のことに注意しましょう。
◆人工木◆
人工木で出来たフェンスは耐久性・耐候性に優れています。ササクレなども出来にくいため、保育園や庭などお子様の手が触れやすい場所のフェンスとしても安全・安心です。まるで本物の木のような綺麗な木目調で、カラーバリエーションも豊富なため、ペンキなどの塗料を塗る手間も省けます。
使用する柱としてオススメの商品は、アートウッドの「無垢柱材 EWH-L90」「中空柱材 EWH-L100」です。無垢柱材は、フェンスの支柱の他にルーバーや手摺としても使え、加工の自由度も高いです。
中空柱材は、アルミ芯材を100角柱材で隠す化粧材としてご利用いただける品です。銀色のアルミ柱そのままですと冷たい印象を与える場合がありますが、人工木材で芯材を囲い、なおかつ専用のキャップを使用することで外からアルミ部分が見えなくなり、見た目もよりオシャレに仕上がります。
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◆アルミ◆
アルミは木材に比べて軽く、耐久性にも優れています。カットする事も可能なので、加工の自由度も高いです。耐久性やメンテナンス性にも優れているアルミですが、気になるのは無機質さかもしれません。普通のアルミは天然木や人工木のようなナチュラルな質感がないため、温かみのあるフェンスを検討中の方はイメージとは異なるかもしれません。
どの素材もメリット・デメリットは持ち合わせていますが、それをどう感じるかは人それぞれ異なりますので、ご自身の求めるイメージと一致する素材を選ぶためにも、サンプルなどを請求できるサービスがあれば実際に手に取って確認する事が大切です。
アートウッドでは、3分でできる無料サンプル請求をご用意していますので、ぜひリアルな木目と品質の高さをご体感ください。
フェンスにはアルミウッドの柱がピッタリ
天然木や人工木のような木のオシャレな見た目の柱が良いけれど、強度の高いアルミの柱も捨て難い。そんな方におすすめなのがアートウッドの「アルミウッド」です。人気の高い約1.8ｍのフェンスが作れる「アルミ柱70角材 EWH-AW7022」と、コンクリートブロックにそのまま埋め込むことが可能な「アルミ柱45角材 EWH-AW4515」がございます。
アルミウッドとは、表面に吹き付けコーティングを施した本物の木のような見た目のアルミ材です。立体的な木目ですが、重さは天然木の2分の1以下で扱いやすく、アルミならではの強度を持っています。他にもアルミウッドのメリットを５つに分けてご紹介します。
◆メリット① メンテナンス性の高さ◆
アルミは紫外線に強く腐食もしにくい素材のため、頻繁なお手入れは不要です。PVDF（ポリフッ化ビニリデン）を特殊な方法でコーティングしており、強力な紫外線にも強く15年以上の耐用性があるため、非常にメンテナンス性に優れているのが特徴です。塗装などの余計なコストの心配もありません。
◆メリット② 剥がれる心配のない木目模様◆
アルミウッドは素材自体に直接コーティングをしているため、シートが剥がれたりする心配がありません。また、前述した通り、PVDFはポリ塩化ビニルやポリプロピレン等と比較しても耐候性も高く、虫害の心配もないため、天然木のような見た目を長くお楽しみいただけます。
◆メリット③ 柔軟な加工性◆
通常のアルミと同様、加工やカットをすることも可能です。優れた加工性を持ち合わせているので、自由に設計・施工いただくことができるのも魅力の1つです。アルミの切断作業など慣れている方にとっては簡単でも、diy初心者の方には難しいこともあるため、その場合は無理をせずプロである業者に依頼することも検討しましょう。
◆メリット④ 1本単位での発注が可能◆
アルミウッドは1本単位での発注ができるため、もし作業の際に部材が足りなくなっても安心です。
◆メリット⑤ 豊富な在庫◆
通信販売のアートウッドではお客様からの急なご注文時にもお届けできるよう、アルミ柱材をはじめとした全ての商品を潤沢に在庫しております。
施工の納期が迫っている場合や急な部材不足等のご要望にもお応えできるよう、最短即日出荷もしております。配送や送料、納品に関するご不明な点もぜひお気軽にお問い合わせください！
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フェンスにアルミ柱を使った施工事例
続いて、実際にアルミの柱材を使用して施工された人工木フェンスの事例をご紹介します。
京都府の空間工房 用舎行蔵 一級建築士事務所様に施工いただきました目隠しフェンスです。
アルミの柱を使用し、無垢ボード材 LB（ライトブラウン）を横張にすることで外部からしっかりと目隠しされています。板と板に程よい間隔があるため、高さのあるフェンスでも圧迫感のない仕上がりです。
千葉県のタートルウェルズ株式会社様に施工いただきました目隠しフェンスです。柱はデッキの下部へ固定が必要な為、長さのあるアルミ材を使用しています。
フェンス材は外壁のカラーにも相性抜群な無垢ボード材 BL（モダンブラック）です。周囲からの気になる視線もカットでき、落ち着きあるプライベート空間を確保できそうですね。
こちらは個人様がdiyしたフェンスの事例です。
設置場所は川の擁壁の上にあり、アルミの柱とボード材EWH-B100を使用してdiyされました。アルミの柱とEee-wood、そして住宅との色合いもマッチしていて素敵です。人工木材「Eee-wood」は3色から選べるので、住宅のインテリアに合わせてコーディネートできるのも魅力です。
アートウッドでは、この他にも沢山の施工事例をご紹介しております。設置場所やご希望のエクステリアタイプから検索いただけますので、ぜひご希望のシーンに合わせてご覧ください！
アルミフェンスを作るなら柱もアートウッドで
アルミの柱といえばシンプルで味気のないものも多く、住宅や外構のインテリアと雰囲気が合わなかったり、選択によっては柱材だけ目立ってしまい、イメージと相違が出てしまう場合もあるかもしれません。
そんな悩みを解決してくれるのがアートウッドのアルミウッドです。アルミの中でもサッシやドアなどに広く使われる6063T5シリーズを使用しており、高強度で長年使用しても変形しにくいです。ご購入後から10年間の製品保証もついておりますので、安心してご利用いただけます。
見た目は天然木同様ですが、アルミで出来ているので害虫や腐食の心配もありません。カラーバリエーションはナチュラル・ライトブラウン・モダンブラックの３色展開ですので、お好みの色をお選びいただけます。フェンスを設置の際には、ぜひご検討ください！
この記事を監修した人
一級建築士事務所サーロジック株式会社 高尾 裕稔
フェンスを人工木材で作ることで、安全性や耐久性が高くなります。さらにメンテナンスも簡単なため、小さなお子様やペットがいるご家庭でも手間をかけずに安心してご利用いただけます。フェンスを後付けすることももちろん可能です。ぜひ「Eee-Wood」をご検討ください！
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