フェンスに使える素材には様々な種類がありますが、中でも人工木を選ぶのがおすすめです。ここからは、フェンスの種類や人工木フェンスの魅力などについて紹介します。

<この記事のポイント>
✔︎人工木材について理解が深まる
✔︎人工木フェンスのメリットがわかる
初稿:2023/7/29
《目次》

人工木フェンスを始めとする選び方の知識
フェンスを設置する際は、目的を明確にした上でフェンスを選ぶようにしましょう。まずはフェンスの選び方について解説していきたいと思います。
◆外からの視線を完全に遮りたい場合
フェンスを設置すると、屋外からの視線を遮りプライベートな空間を作ることが可能です。外からの視線を完全に遮りたい場合は、高さのあるフェンスを設置することをおすすめします。(下記写真商品:無垢ボード材 LB(ライトブラウン))

◆目線のみを遮りたい場合
目線のみを遮りたい場合は、目線の高さを目隠しできるフェンスがおすすめです。狭い場所にフェンスを設置すると、閉塞感を感じてしまいがちです。しかし、目の高さだけを隠して足元が見えるフェンスなら、開放感があり明るい印象の空間に仕上がります。(下記写真商品:無垢ボード材 LB(ライトブラウン))

◆光や風を取り込みたい場合
光や風を取り込みたい場合は、フェンスの板と板の間隔を広めに取ると良いでしょう。例えば、ラティスフェンスのような格子状のフェンスを選べば、しっかり光や風を通してくれます。光や風を取り込みつつ目隠し効果を高めたい場合は、格子状のフェンスに植物を絡ませたり、プランターを吊るすなどの工夫をすることで解決できます。

◆庭の雰囲気づくりとしてフェンスを設置したい場合
庭の雰囲気づくりとしてフェンスを設置したい場合は、程よく目隠しをしつつ、庭に合うデザインのフェンスを選びましょう。例えば、和風庭園の場合は、竹垣フェンスや、落ち着いたカラーの木製フェンスを選べば、和モダンな雰囲気に仕上がります。(下記写真商品:高耐久無垢床材 LB(ライトブラウン))

また、洋風の庭には、木目調のフェンスがぴったりです。ガーデニングの雰囲気を損なわないように、フェンスの形やカラーにこだわって選びましょう。ダークカラーのフェンスも、モダンな印象でおしゃれです。(下記写真商品:無垢ボード材 BL(モダンブラック))

アートウッドでは、人工木のウッドフェンスの施行事例を多く掲載しております。もし、ウッドフェンスをお考えの方はぜひ参考にご覧ください。
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フェンスを設置する際に注意するポイント
フェンスを設置する際には、どのようなポイントに注意するべきなのでしょうか。一緒に考えていきましょう。
◆フェンスの高さは?
目隠しとしてフェンスを設置するなら、フェンスの高さが重要になります。日本人男性の平均身長は約170cm程度なので、180cmのフェンスであれば、しっかり目線をシャットアウトできます。部屋の中まで目隠しをしたい場合は、さらにもう一回り高さが必要になるでしょう。その場合は、事前に窓が隠れる高さをチェックした上で、フェンスの高さを決めるのがおすすめです。ただし、フェンスが高いと圧迫感を感じてしまうこともあります。その場合には、板と板の隙間を空けたりして調整・工夫することができます。あまり間隔を空けすぎると目隠しの意味がなくなってしまうので注意しましょう。

◆フェンスを設置する場所
フェンスは外構周辺に設置するのが一般的ですが、設置する場所にも注意が必要です。新築の場合には、敷地の図面や現場を確認しながら、基礎をどのあたりに作るか考え、施工業者と相談します。また、境界線上にフェンスを設置したい場合、場所によってはフェンスを建てるのが難しいケースもあるかもしれません。DIYでフェンスを設置するのが難しいのであれば、専門の業者に相談することも視野に入れましょう。

アートウッドでは商品販売のみで、施工は行っておりませんが、商品選びや商品に関するお困りごとなどがございましたら、いつでもお気軽にご相談ください!

フェンスのスタイルと比較について
次にフェンスのスタイルについて紹介いたします。フェンスと言っても今では様々なスタイルに対応しています。それぞれの仕様や特徴を把握した上で、建物に合うフェンスを見つけましょう。
◆横格子
横格子は、板を横に張って作るフェンスのことです。できる限り隙間ができないように板を組み合わせれば、しっかり視線をシャットアウトできます。圧迫感のない空間に仕上げたいなら、少し隙間を作って板を張ることや、互い違いに色味の違う板を使用するのがおすすめです。

◆縦格子
縦格子は、板を縦に張って作るフェンスのことです。横格子に比べると若干目隠し効果は低くなるものの、日光や風を取り入れやすいのが特徴です。斜めから見た時の目隠し効果は高いため、自動車や人通りが多い道路からの目隠しに適しています。縦格子のメリットは、横格子よりも防犯性を高めることができます。縦格子には足場や引っかかりがなく、登るのが難しいため外からの侵入がしにくい傾向にあります。反対に、小さいお子様がいる場合は、子どもがよじ登って転落するといった事故が起きる心配もありますのでご注意ください。


◆ルーバー
ルーバーとは、細長い板を隙間をあけながら斜め平行に重ねたフェンスです。板と板の間に少し隙間をあけることで、隙間から風が抜けていく構造となっています。また、縦格子ルーバーはホコリが溜まりにくく、掃除がしやすいのも魅力です。支柱とルーバー部分の色を変えてもオシャレな印象となります。(下記写真商品:無垢ボード材 NB(Hナチュラル)、無垢柱材 NB(Hナチュラル)、中空柱材 NB(Hナチュラル))

◆ラティス
ラティスとは、一般的に格子状の木製フェンスのことを指します。今まで紹介したフェンスとは異なり、隙間が多めのフェンスとなり、おしゃれな雰囲気に仕上がります。目隠し効果は低いものの、採光性と通風性が高く、ガーデニングとの相性が抜群です。目隠し効果を高めたい場合は、ラティスフェンスにつる性の植物等を這わせることで、植物が隙間を埋め、グリーンカーテンのようになり、目隠し効果も高まります。

アートウッドで取り扱っている商品にラティスのようなフェンスは在庫がございませんが、人工木の板を使って自分達なりにアレンジして施工することは可能です。ただし、綿密な設計をしないと失敗してしまう可能性もあるので、心配な方は専門業者に確認することがいいでしょう。
◆角柱(列柱)
角柱とは、木材やアルミなどの角材を並べたタイプのフェンスです。他のフェンスと比較すると幅が狭いため、目隠し効果は低く、外からの視線を遮ることはで難しいでしょう。目隠し効果を高めたいのであれば、植物など他のアイテムと組み合わせて使用することで目隠し効果を高めることができるかもしれません。

いろんなタイプのフェンスをご紹介しましたが、アートウッドでは、もっと手軽にフェンスを設置したい!という方におすすめな「ウッドフェンスセット」を販売しています。5種類のデザインから好みの用品を選択できる大変お得なセットですので、サイズがお決まりの方はぜひお見逃しなく!
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人工木フェンスの設置がおすすめ!
フェンスを考えた後にはフェンスの素材が気になりますが、フェンスに使われる素材の中でも、特におすすめなのが人工木です。人工木とは人工的に作られた木材で、木粉と樹脂を混ぜ合わせたものになります。人工木は耐久性に優れており、メンテナンスが楽なのが魅力的です。頻繁にメンテナンスをしなくても、外観を美しく保てるでしょう。(下記写真商品:無垢ボード材 BL(モダンブラック))

人工木はカラーバリエーションも豊富なので、外壁や庭の雰囲気などに合わせてカラーを選べるのも嬉しいポイントです。2色の板材を組み合わせてボーダーのようにするのも人気があります。また、近年では本物の無垢材そっくりの人工木も登場しています。質の高い人工木を選べば、本物同様に木の温かみもしっかり感じられるはずです。(下記写真商品:無垢フェンス材 B100(Hナチュラル、モダンブラックカラー))

アートウッドではどんな雰囲気にも合わせやすいカラー3色をご用意しております。明るめのナチュラルからシックなダーク色とお好みに合わせて選択できます。


◆アートウッドの人工木「Eee-Wood」を活用しよう
人工木フェンスを作るなら、アートウッドの「Eee-Wood」をおすすめします。Eee-Woodは、厳選された木粉と高密度ポリエチレンを混ぜ合わせて作られた人工木です。Eee-Woodなら、天然木フェンスに欠かせない面倒な防腐処理や塗装などが不要。腐りにくいだけでなく、シロアリといった虫害の心配もありません。メンテナンスせずにある程度放置したままでも、きれいに長持ちします。

Eee-Woodは、本物の木に近い風合いと木目が表現されているのも魅力です。独自の表面加工処理を施すことによって、リアルな木のような木材に仕上がっています。また、Eee-Woodは材料の特性上、ササクレやトゲが発生しにくい点も魅力です。怪我をするリスクが少なく、腐食もしにくいので子どもやペットがいる家庭も安心して使うことが可能です。

無料サンプルサービスをご利用いただくことで直接Eee-Woodの質感を確認いただけます。3分で簡単に入力できますので、ぜひ他の人工木との違いをご体感ください!また、商品に関するご相談やお問い合わせもお気軽に!


人工木フェンスの施工事例
ここからは、実際に人工木を使って施工したフェンスの事例を紹介していきます。フェンスを設置する際は、ぜひこれから紹介する施工事例を参考にしてください。

◆2色の木材で作ったおしゃれなフェンス

木材の色を統一してフェンスを設置する方が多いですが、2色の木材を交互に組み合わせて使うのもおしゃれです。Eee-Woodはモダンブラック、ライトブラウン、ナチュラルといったカラーがあり、好きな組み合わせでフェンスを作れます。
◆防犯対策としてフェンスを設置

玄関や庭が丸見えになっている住宅は防犯面で不安がありますし、外からの視線が気になって暮らしにくいでしょう。外から見やすい場所に防犯対策や目隠しとしてフェンスを設置すれば、安心して暮らせるようになります。
◆庭に合わせてフェンスを作る

庭の雰囲気に合わせて作られたフェンスです。庭のガーデニングに上手く溶け込むように、フェンスの高さやカラーが選ばれています。フェンスの上部と下部で板の間隔が違うのがポイント。上部の空間の幅が狭いので、目線を遮ることが可能です。モダンブラックの部材がガーデン空間にマッチしています。
◆天然木から人工木のフェンスに修繕

天然木から人工木のフェンスに変更したケースです。経年劣化により色が褪せた天然木のフェンスを、人工木フェンスにリフォーム。丈夫なEee-Woodに変更するとメンテナンスの必要がなくなるため、天然木に比べ、負担が軽減されるでしょう。
◆ブロック塀の上にフェンスを設置

無機質なブロック塀に人工木フェンスを取り付けると、温かみのある雰囲気に仕上がります。また、ブロック塀の上にフェンスを設置することで、防犯面をしっかり強化することが可能です。周囲の視線もしっかり遮ることができるので、これまで以上にプライベートの時間を楽しめるでしょう。
アートウッドでは、この他にも沢山の施工事例をご紹介しております!お探しのエクステリアタイプよりお選びください。

人工木フェンスを設置するならEee-Woodがおすすめ!
人工木でフェンスを作るなら、アートウッドのEee-Woodを選ぶことをおすすめします。Eee-Woodは、メンテナンスの負担が少なく、まるで天然木のようにカットし、加工していただける人工木です。1度、人 工木フェンスを取り付ければ、きれいな状態の外観を保てます。フェンスを設置する際は、Eee-Woodでオリジナルのフェンス作りを検討してみてください!

(上記写真商品:EWH-B100 無垢ボード材 LB(ライトブラウンカラー)、EWH-L90 無垢柱材 LB(ライトブラウンカラー))



この記事を監修した人
一級建築士事務所サーロジック株式会社 高尾 裕稔
アートウッドの人工木材Eee-Woodは耐久性・耐候性ともに優れており、ササクレなどもできにくいため、小さなお子様やペットがいるご家庭でも安心です。ぜひ住宅の外構工事やリフォームをご検討の方は、品質の高い人工木材Eee-Woodをご利用ください!
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