保育園・幼稚園の園庭に人工木材が選ばれる理由
「園庭のウッドデッキがささくれてきて、園児を裸足で出すのが怖い」「毎年の塗り替えで薬剤のにおいが気になる」——園長先生や法人理事の方、自治体のご担当者様、設計事務所・工務店の方から、こうしたご相談が増えています。
園庭の木部は事情が違います。使うのは裸足で走り、床に手をつく子どもたち。大人なら「少しざらつくな」で済む荒れが、園では保護者への説明責任に直結します。しかも屋外の天然木はおおむね2〜3年ごとの再塗装が必要で、そのたびに園庭の一部を使えなくし、養生期間と年度行事を調整することになります。

本記事では、園庭・テラス・砂場まわり・外周フェンスのお悩みを踏まえ、腐らない・塗装不要の人工木材「Eee-Wood」が選ばれる理由を、園・自治体の運営目線と設計事務所・施工会社様の目線から解説します。弱点である夏場の表面温度も、対策までお伝えします。
実際の保育園での施工事例もあわせてご紹介します。

<この記事のポイント>
- 保育園・幼稚園の園庭に人工木材が選ばれる3つの理由が具体的にわかる
- 実際の保育園でのウッドデッキ・目隠しフェンスの施工事例がわかる
- 夏場の表面温度やわずかな伸縮など、正直に知っておきたい注意点と具体的な対策がわかる
初稿:2026/10/14
<目次>
- 1. 保育園・幼稚園に人工木材「Eee-Wood」が選ばれる3つの理由
- 2. 導入事例(保育園・幼稚園)
- 3. 商品詳細|人工木材「Eee-Wood」とは?
- 4. よくあるご質問
- 5. お問い合わせ・資料請求はこちら

保育園・幼稚園に人工木材「Eee-Wood」が選ばれる3つの理由
園庭まわりの素材選びで問われるのは子どもが直接触れる面として何が起こりうるか、少ない職員数でどう維持できるか、運営を止めずに工事を終えられるかの3点です。
その1.ささくれ・とげが出にくい均質素材で、保護者への説明責任にも向き合いやすい

屋外の天然木は、塗膜が切れたところから水分が入り、乾湿を繰り返すうちに繊維方向へ裂けます。これがささくれやとげの正体です。園庭のデッキやテラス、砂場の木枠、ベンチの座面など、子どもが手をつき裸足で歩く場所ほど影響が直接出ます。
Eee-Woodは木粉と樹脂を混ぜ合わせて成形した均質な素材で、繊維方向へ裂けてささくれが立ちにくい構造です。内部まで同じ材質なので、表面がすり減っても別の層が出てきません。塗装の剥がれからめくれていく天然木特有の進み方をしないのが、園で選ばれる最大の理由です。
ただし、どんな素材でも園庭でのけがをゼロにはできません。転倒による打撲や擦り傷のリスクは残ります。Eee-Woodが下げられるのは「経年劣化した木部のささくれ・とげが肌に刺さる」という素材由来のリスクです。角の面取り、ビスの頭が出ないクリップ施工、段差の解消、定期点検とセットで、はじめて実際の安心につながります。
けががあったとき、保護者から問われるのは「なぜそうなったのか」「対策はしていたのか」です。ささくれが出にくい素材を選び、点検の記録を残しているかで、園として説明できる内容は変わります。
防腐・防虫の薬剤や塗料を使い続けなくてよい点も大きいです。Eee-Woodは塗装・防腐処理が不要なので、園内で塗料を扱う作業がなく、塗り替え当日の立ち入り制限やにおいの残る期間を考えずに済みます。腐食とシロアリの心配もなく、砂場まわりや足洗い場など常に濡れる場所でも点検の負担が小さくなります。
なお、Eee-Woodは樹脂を含むため、夏場の直射日光下では天然木より表面温度が上がりやすい性質があります。裸足利用が前提の園庭では避けて通れない論点ですので、対策は「商品詳細」でまとめてご説明します。
その2.年度途中でも止めにくい園の運営に合わせやすく、短い工期で収めやすい

園の工事で最初にぶつかる壁は、素材でも費用でもなく「いつ工事をするのか」です。保育園は年間を通じて開いており、幼稚園でも完全に空く期間は限られます。園庭は避難経路でもあるため、使えない範囲を広げるには慎重な判断が必要です。
人工木材が効くのは、繰り返しの工事がそもそも発生しないからです。天然木なら2〜3年ごとの再塗装と、使用条件によっては10年前後での張り替え検討が続きます。Eee-Woodなら、この定期的な日程調整を長期修繕計画から外せます。
一度の工事も、条件が合えば短く収まります。既存のコンクリート土間やタイルが健全なら、その上に根太・束で高さを調整して敷き込めるため、既存床の解体・処分がなく工期も廃材も圧縮できます。当社でも、塗装をしただけのコンクリート縁側の上から人工木デッキに仕上げた事例があります。
範囲を区切って段階的に進めやすいのも現実的なメリットです。
- 乳児クラスのテラスを先に仕上げ、翌年度に幼児クラス側を追加する
- 園庭を使う時間帯を避け、外周の目隠しフェンスだけを先に進める
- 砂場の木枠やベンチなど、傷みの激しい部位から順に置き換える
- 夏季・年末年始・年度替わりなど、園児の少ない期間に合わせて工程を組む
同じラインナップ・同じカラーで追加できるため、何年かに分けて進めても後から足した部分だけ色が浮きにくくなります。天然木では先に施工した側の褪色が進み、色差が出がちです。年度ごとに予算を分けて計画する園には、見た目以上に大きな意味があります。
費用は、材料単価だけならEee-Woodのほうが高くなることが多いです。ただし天然木側には塗装・部分交換・張り替えの費用が周期的に積み上がり、そこに毎回養生・立ち入り制限・職員の調整工数が乗ります。長く使う園舎なら、10年・15年のスパンで総額が逆転するケースが多く見られます。図面をお送りいただければ拾い出しからご相談いただけます。
その3.園庭デッキから外周の目隠しフェンスまで、同じ素材でプライバシーと安全対策をまとめて計画できる

園の外構でご相談が増えているのが外周の目隠しフェンスです。理由は2つ。ひとつは道路や隣地から園庭が見通せる状態への不安で、写真を撮られるリスクや不審者が園児を観察できる状況には、まず物理的に視線を切ることが第一歩です。もうひとつは、園庭の活動が周囲に見えることへの近隣配慮です。
一方で、完全に塞ぐわけにもいきません。日照と通風は園庭の質そのものですし、閉ざしすぎると外から中の様子を把握できないという別の問題が生まれます。そこで役に立つのが、人工木フェンスの「目地(隙間)を設計できる」性質です。板の間隔と高さで、大人の目線は通りにくく光と風は抜ける状態をつくれます。
Eee-Woodはデッキ材・柱材・無垢ボード材・フェンス材・ルーバー材まで同じカラーで揃うため、園庭のデッキ、砂場の木枠、テラスの腰壁、外周の目隠しフェンス、門扉まわりを一本の線で計画できます。違うメーカー・樹種を組み合わせる必要がなく、入園案内やホームページの写真も数年後まで同じ表情を保てます。
実際の施工事例では、園児の高さに合わせた扉付きフェンスで飛び出しを防ぐ配慮をされたケースがあります。門扉の高さや開き勝手、ラッチの位置は園児の年齢構成や動線で答えが変わるため、設計事務所様・工務店様からのご相談が多い部位です。
フェンスは風を受けるため、支柱のピッチや基礎の納まりは設置場所の条件に合わせて検討します。また人工木材は気温変化でわずかに伸縮するため、施工時に板と板の目地・端部へ適切なクリアランス(隙間)を確保します。台風の多い地域や海沿いの立地では、仕様を個別にご相談ください。
\\無料サンプルで質感をお確かめください//
導入事例(保育園・幼稚園)
保育園の縁側ウッドデッキ(コンクリートから人工木デッキへリフォーム)

保育室と園庭のあいだの縁側部分を人工木ウッドデッキに仕上げた事例です。もとはコンクリートに塗装をしただけの仕上げで、濡れると滑りやすく硬さもあり、子どもが使う場所としては注意が必要でした。メンテナンスのしやすさも含めて検討され、リフォームをお選びいただいています。
ポイントは既存のコンクリートを壊さず、その上から施工していることです。土間をはがす工程がなく、工期も廃材の搬出も抑えられます。工事期間が限られる園では、この進め方が選べるかが計画を左右します。
もうひとつの工夫が段差の解消です。室内の床とデッキ面の高さを揃えて納め、つまずきの要素をひとつ減らしています。1段目の幅を元より広めにとったのも特徴で、腰掛けやすく登りやすい奥行きになりました。
木の温かみが出ただけでなく、足触りが良くコンクリートに比べて硬さがやわらぐ点も園の環境に合います。ささくれの心配が小さく再塗装も不要で、デッキがずれないよう固定をしっかり行っています。
この事例の詳細は、施工事例ページでもご覧いただけます。
保育園の目隠しフェンス(京都府 株式会社デザオ建設様 ご施工)

京都府の株式会社デザオ建設様がご施工された、保育園の目隠しフェンスの事例です。フェンス材は約700枚という大規模な施工で、材料はフェンス材に無垢ボード材 BL(モダンブラック)、柱材に無垢柱材 BL(モダンブラック)を使用しています。
園舎が道路に面しているため、外からの視線をどう扱うかが課題でした。重厚感のあるモダンブラックのフェンスで外周を囲み、道路側からの視線を遮る仕上がりです。目隠しとして成立しながら、板と板のあいだに必要な目地が確保されている点に注目してください。日中は隙間から光と風を取り込めます。
安全面で特徴的なのが、出入口に園児の高さに合わせた扉付きフェンスを設けている点です。飛び出し防止の観点から高さと納まりを検討されています。駐車場側も同じモダンブラックで揃え、外構全体の統一感につながっています。
この事例の詳細は、施工事例ページでもご覧いただけます。このほか、子どもたちの足洗い場を人工木デッキ材で新設した事例や、経年劣化で朽ちた天然木デッキを人工木デッキへリフォームした事例もございます。
\\無料サンプルで質感をお確かめください//
商品詳細|人工木材「Eee-Wood」とは?
人工木材「Eee-Wood」は、木粉と樹脂を混ぜ合わせて成形した、腐らない・塗装不要・メンテナンスフリーの外構材です。おかげさまで売上本数78万本を突破しました。
天然木の弱点である腐食・シロアリ・ささくれ・再塗装の手間を解消します。保育園・幼稚園のように小さな手と足が毎日触れる場所ほど、この差が安全面と運営の手間に効きます。
Eee-Woodの基本仕様

天然木との違いを、園の運営目線で整理すると次のようになります。
- 再塗装:天然木は2〜3年ごとに必要/Eee-Woodは不要(園内で塗料を扱わない)
- 腐食・シロアリ:天然木は起こりうる/Eee-Woodは起こらない
- ささくれ:天然木は経年で発生しやすい/Eee-Woodは出にくい
- 初期費用:天然木には安価な樹種もある/Eee-Woodはやや高め
- トータルコスト:天然木は塗装・張り替えが継続発生/Eee-Woodは長期では優位になるケースが多い
- 夏場の表面温度:天然木は上がりにくい/Eee-Woodは上がりやすい(対策必須)
最後の項目は園では避けて通れない論点です。樹脂を含むため夏場の直射日光下では表面温度が上がりやすく、園庭やテラスは裸足・サンダル利用が前提ですから、設計段階から温度対策を織り込むことを強くおすすめします。
- 日よけを前提に計画する:日射が当たる面にはオーニング・シェード・パーゴラをセットで計画します。既存の庇の下や北側、樹木の陰を優先する配置も有効です
- 明るめのカラーを選ぶ:濃色より日射を吸収しにくく、表面温度の上がり方を抑えられます。外周フェンスは濃色、裸足で歩く床面は明るめと部位で使い分けられます
- 散水とマットを組み合わせる:外遊び前の打ち水は水遊びの時期と相性がよく、職員の動きに組み込みやすいです。保育室の出入口や足洗い場までの主要動線に屋外用マットを敷くと体感が変わります
- 使用時間帯を設計する:真夏の日中(おおむね11時〜15時)は園庭利用を控え、外遊びを午前の早い時間や夕方へ移します。放射温度計で表面温度を実測すると職員間の判断基準がそろいます
これは人工木材だけの話ではありません。コンクリート・タイル・ゴムチップ・人工芝も夏場は高温になり、どの素材でも夏の園庭は運用の工夫が前提です。そのうえで、ささくれ・腐食・薬剤の面でどこまでリスクを下げられるかで選ぶのが現実的です。
もうひとつの注意点は、気温変化でわずかに伸縮する性質です。施工時には板と板の目地・端部に適切なクリアランス(隙間)を確保します。広い面では割付けと見切りの位置を事前に計画すると経年での納まりが安定し、砂場に隣接する部分では砂が溜まりにくい割付けも検討しておくと掃除が楽になります。
豊富なラインナップ

中空デッキ材・無垢デッキ材・無垢柱材・無垢ボード材・フェンス材・ルーバー材など、園の各部位に合わせて選べます。床にはデッキ材、根太には柱材、幕板や砂場の木枠には無垢ボード材、外周の目隠しにはフェンス材やルーバー材といった使い分けが可能です。
カラーバリエーションも複数用意しており、園舎の外壁やサインのトーンに合わせられます。
新築なら設計段階から割付け・下地・日よけを一体で計画でき、改修なら既存のコンクリートや下地を活かして必要な部位だけを更新できます。公立園・認定こども園などで入札や仕様書の作成が必要な場合は、製品資料のご提供も承っています。工事時期が決まっていれば早めにご相談ください。
\\お見積り・ご相談はお気軽に//
よくあるご質問

Q. 園児が裸足やはいはいで過ごしても大丈夫ですか?
A. 均質な素材のため繊維方向へ裂けてささくれ・とげが立ちにくく、裸足での利用や乳児クラスのテラスでの採用例も多くあります。ただし転倒による打撲や擦り傷のリスクは残るため、角の面取り・クリップ施工・段差の解消と定期的な目視点検とあわせてご検討ください。
Q. 夏場に熱くなりませんか?裸足で使う園庭では心配です。
A. 天然木に比べて表面温度は上がりやすい素材です。裸足での利用が前提になる園庭では、①日よけを最初から計画する、②明るめのカラーを選ぶ、③外遊び前の打ち水と主要動線への屋外用マット、④真夏の日中(おおむね11時〜15時)を避ける時間帯の設計と放射温度計での実測——といった対策をセットでご検討ください。
Q. 防腐剤や塗料などの薬剤が気になります。掃除や消毒はしやすいですか?
A. Eee-Woodは防腐処理や塗装をしなくても屋外で使えるため、園内で塗料や防腐剤を扱う作業が発生しません。日常のお手入れは砂や泥を掃き出して水で流す、中性洗剤で洗う程度で済みます。消毒剤は種類や濃度で影響が変わる場合があるため、ご使用予定のものは事前にお問い合わせください。
Q. 年度途中でも施工できますか?園庭を長く止められません。
A. 工事範囲と下地の状態によります。既存のコンクリート土間やタイルが健全なら、その上に根太・束で敷き込めるため工期を抑えやすく、外周フェンスなどエリアを区切れる部位は園を開けたまま段階的に施工されるケースも多いです。デッキを下地から全面更新する場合は、その範囲を一定期間使えなくする必要があります。
Q. 実物の質感を確認できますか?
A. はい。無料サンプルで木目の再現度や手触り、角の仕上がりをお確かめいただけます。園長先生・理事会・自治体のご担当者様など複数の関係者で確認されることが多いため、保護者会や稟議の場でもご活用ください。
お問い合わせ・資料請求はこちら

人工木材「Eee-Wood」は、「ささくれやとげで園児がけがをしないか心配」「塗り替えのたびに園庭を止めたくない」「外から園庭が見通せる状態をなんとかしたい」といった保育園・幼稚園のお悩みに応えられる外構材です。
園庭のウッドデッキ、保育室前のテラスや縁側、砂場まわりの木枠、足洗い場の床、外周の目隠しフェンスや門扉まわりまで、園内のさまざまな部位でご採用いただいています。改修のご相談、仕様書・資料のご依頼、納まりの検討も承っています。
夏場の表面温度対策や日よけの計画、工事時期の組み方など、園特有の条件を踏まえたご提案が可能です。導入をご検討の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
\\無料サンプル請求はこちらから//

この記事を監修した人

この記事を監修した人
一級建築士事務所サーロジック株式会社 高尾 裕稔
アートウッドの人工木材「Eee-Wood」は耐久性・耐候性ともに優れており、ササクレなどもできにくいため、小さなお子様やペットがいるご家庭でも安心です。ぜひ住宅の外構工事やリフォームをご検討の方は、品質の高い人工木材「Eee-Wood」をご利用ください!
◆人工木材のお得なセット商品はこちら◆


◆人工木材の施工事例はこちら◆











