ビルや商業施設の屋上にウッドデッキを見かけたことはありませんか?
ウッドデッキは暮らしの中で安らぎの時間を与えてくれて、活動的にも実用的にも使えるものです。それはビルや大きな建物でも同じ働きをしてくれます。そしてその品質が多くの人が利用する場所ではより求められます。
今回は施工事例とともに、オススメのデッキ材について解説します。

【今回の記事のポイント】
✔︎ビルにおけるウッドデッキの施工事例が分かる
✔︎ウッドデッキ材のオススメ商品が分かる
初稿:2023/11/21
《目次》

ウッドデッキがビル屋上にあると
ビルの屋上というと、空調設備や貯水タンクを置くスペースとして活用されている事が多く、誰でも自由に出入りできない場所であったりします。殺風景だったビルの屋上がウッドデッキを敷くことにより、みんなの憩の場として実用性のある場所へと変化します。

ここからは施工事例をいくつかご紹介します。
◼︎殺風景なビルの屋上が活用スペースに◼︎
こちらは元々は空調設備がある無機質なビルの屋上でしたが、ウッドデッキを取り入れ様々な用途に活用できるスペースに変化しました。階段部分も人工木材を用いて、ウッドデッキへ繋がる動線もオシャレな仕上がりです。椅子やテーブルを置いてみんなのくつろぎの場所として活用されているそうです。

◼︎椅子やテーブルを置いてワンランクアップ◼︎
くつろぎの場所として活用する際に欠かせないのが椅子やテーブルです。
アートウッドの人工木材はガーデンテーブルなどを施工する際にも最適です。
直接人の手が触れ合うものでも、人工木材ならではのささくれやトゲの心配がなく安全にご利用いただけます。 また屋外で使用する物ですから、紫外線や雨風に強い材料でなければなりません。人工木材は水を吸収することがほぼなく、紫外線の影響も受けにくい高耐久素材なので、屋外の椅子やテーブルにぴったりです。

◼︎緑とウッドデッキの組み合わせ◼︎
こちらはビルの屋上にウッドデッキとともに植栽も施してあるケースです。目隠しに植栽を採用し、ウッドデッキと緑の相性が魅力的です。

屋上緑化とは
近年では屋上緑化によるメリットが注目され、特に緑の少ない都市部では地球温暖化対策の取り組みの一つとしてビルの屋上が活用されるようになりました。 屋上緑化をする際に、見た目やその実用性からウッドデッキが一緒に取り入れられているケースがよく見られます。

屋上緑化がもたらす効果とは?
屋上は光や熱を遮るものがないため、コンクリートのままだと夏は高温になりやすく、冬は室内の熱が逃げやすくなってしまいます。そのため室内の冷暖房の効率にも影響が出てしまうわけです。ウッドデッキや芝を敷くことにより、夏は熱を和らげて涼しく、冬は熱を逃さず暖かくするという効果があると言われています。また屋上緑化によりヒートアイランド現象にも有効に働き、騒音の低減や空気の浄化にも繋がるとされています。

アートウッドの人工木材Eee−Woodは花壇や畑の囲い、土留めなどにもよく使われているため、屋上緑化にも役立ちます。
通常の木材は土に触れていると腐食しやすく、防腐処理や再塗装の費用がかかってしまいます。メンテナンスいらずで長く使える人工木材は花壇の土留めにも最適です。

また、屋上は空が近く、天気や外気の影響を受けやすい場所です。
そのため、耐久性に優れた素材が求められます。
上記で紹介してきた人工木材はもちろん、アルミを使用した素材を使うこともおすすめ!
特に支柱となる部分は強度も必要なため、支柱部分をアルミ材にしたり、中空柱材の芯部分にアルミ芯材を採用するのも良いでしょう。
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◼︎フロアデッキの床材で明るい印象に◼︎
ビル屋上だけではなく、濡れた土足で出入りする場所、例えばビルの外側に面する通路にも、人工木材のウッドデッキ材がオススメです。 人工木材の強みは、雨風に強く耐候性があることです。ビルの外部に面する通路は雨や雪の日には濡れた土足で多くの人が行き交うことになります。人工木材は吸水性が低く、滑りにくい木目加工が施されているため、このような人々が行き来する通路にも適しています。

リブ付き無垢デッキ材ですと、リブ部分に専用ジョイントクリップを使用する方法をとることが出来ます。そうすることで表面にビス固定跡が少なく、すっきりとした仕上がりになります。また、加工性に優れているので壁に合わせた形に施工が可能です。

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ウッドデッキ材の種類
ウッドデッキを施工する際に、大変重要なのが素材選びです。
①価格②耐久性③加工性を考慮しながら選ばなくてはなりません。
ウッドデッキに使われる材料は、天然木材と人工木材の二種類あります。 その中でも天然木材は、ソフトウッドとハードウッドに分かれています。

◼︎ソフトウッド◼︎

ホームセンターなどで安価で手軽に入手することができる、ソフトウッド。レッドシダー、杉、ヒノキ等が代表的です。天然木材ならではの木の風合いがあり、手触りも抜群です。また、加工がしやすいため電動ノコギリを使わずとも手ノコで処理が可能なものもあります。しかしシロアリ被害やささくれの心配があり、こまめな防腐処理が必要となるため定期的に費用がかかるデメリットもあります。
◼︎ハードウッド◼︎

イタウバ、イペ、ウリン等に代表される、広葉樹の固い木材のことを指します。ハードウッドの繊維は非常に細かく密になっているのが特徴です。破壊や切断に強く、腐食や虫などの害、水分による腐朽にも強い木材なため、長期的にメンテナンスの費用を抑えることが出来ます。しかし、非常に硬い木材であるため加工がしづらいというデメリットもあります。また最近では環境保護の観点から伐採調整が行われ価格の高騰が懸念されています。
◼︎人工木材◼︎

人工木材とは樹脂(プラスチック)と木粉を混ぜ合わせ、押し出し成型した材料のことです。樹脂を配合していることから、水の吸水性が低く腐りの原因となる腐朽菌が発生しないため、ウッドデッキが腐る心配がありません。メンテナンスも容易で、天然木のように定期的な防腐処理の費用がかかりません。メーカーにより使用する原材料や配合、仕上げにより様々な種類があります。
天然木材、人工木材、どちらにもそれぞれの良さがありますが、アートウッドでは人工木材のEee-Woodをお勧めしています。純度100%の天然木粉と、樹脂にはHDPE(高密度ポリエチレン)を配合して作られたものです。水、熱、寒さへの耐久性が抜群です。
アートウッドの人工木材Eee-Woodについて、次に詳しく見ていきましょう。

他にも、ウッドデッキと一緒に使えるのがアルミ角材です。
アートウッドで提供しているアルミ角材は天然木のような見た目と質感でありながら耐久性に富んだ商品です。角材なので支柱や、ウッドデッキに合わせたルーバーなどに重宝します!

ウッドデッキにはEee-Wood
アートウッドのEee−Woodは天然木さながらの風合いでありながら、抜群のメンテナンス性を兼ね備えた人工木材です。 天然木に近い仕上がりになる秘訣は、厳選した天然木粉と高密度ポリエチレンの配合率です。アートウッドでは最適な配合率を開発しました。

◆Eee−Woodの5つの魅力◆
①デザイン性
独自の表面加工で見た目、質感、手触りにこだわっているので、まるで高級木材のような風合いです。素材の形状にばらつきがなく均一であることも、人工木材ならではです。
カラーはモダンブラック・ライトブラウン・ナチュラルの3色です。高温になりやすい屋上などでは、一番色味の薄いナチュラルカラーがオススメです。


②耐候性の高さ
原材料にポリエチレンではなく、ポリプロピレンを使用している人工木材も見かけられますが、ポリプロピレンは耐候性に弱く朽ちるのが早い傾向にあります。高純度・高密度のポリエチレンを使用しているからこそ、高い耐候性を実現しました。

③安全に使用できる
人工木材は乾燥によるササクレがおきません。時には直接肌に触れ合うことのある場所でも、トゲやササクレの心配がなく安心安全にご使用いただけます。

④加工性抜群
天然木同様に、切断、穴あけ、ビス止め、削りなどの加工ができます。 木材加工用の工具・金物がそのまま使えます。

⑤お手入れ・メンテナスの面で経済的
人工木材Eee−Woodは水分の吸収率が低く、内部まで染み込まず汚れたとしても水とデッキブラシだけで簡単に綺麗になります。 定期的な塗装や防腐処理などの費用を抑えることができるのでとても経済的です。


◆ウッドデッキにオススメのEee−Wood商品◆
厚みは35mmの超極厚使用です。 リブ付き製品なので、専用クリップを使用することで表面にビスが見えず、仕上がりの綺麗なウッドデッキすることができます。 板目面とアールストライプのリバーシブル加工。アールストライプは滑り止めの効果も。


厚みは26mmあり、中身がしっかり詰まった無垢材です。 強度や耐久性が必要な場所に開発されたリブ付無垢デッキ材なので、公共案件や大型案件に最適です。 こちらも上記のDM140同様、専用クリップ使用、リバーシブルデザインとなっています。


厚み22mmの抜群の強度と破損しにくい構造です。衝撃に対する強さはJIS基準値の80倍なので、公共施設でも安心して使用できます。Eee-Woodの中で一番天然木と同様の加工が可能な商品です。角の処理はもちろん斜めに切断したり、ラウンド加工などの複雑な加工も可能です。


ウッドデッキ商品と併せておすすめなのがアルミ角材や中空柱材です!
ウッドデッキの支柱として使用したり、屋上の風避けや目隠しにルーバーとして採用することも可能!
メンテナンスフリーの人工木材とアルミ角材を併用することで、一体感も図れます。
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ウッドデッキの事はご相談を!
多くの方が利用する場所だからこそ、そこで使われる品質にはこだわりたい。けれども、たくさんの選択肢がある中で、どのデッキ材が一番適しているのか悩まれる方も多いかと思います。

ビルなどの建物にウッドデッキを設置する際には、施工面積が広くなることから少しでも設置費用を抑えたいところかと思います。
費用を抑えつつも、良質な材料でウッドデッキをとお考えでしたら、人工木材Eee−Woodやアルミ角材を一度ご検討してみてはいかがでしょうか。
新築、リフォーム、また屋上の防水工事の際など、ウッドデッキを取り入れることをお考えでしたら、お気軽にアートウッドにご相談ください!


この記事を監修した人
一級建築士事務所サーロジック株式会社 高尾 裕稔
アートウッドの人工木材「Eee-Wood」は耐久性・耐候性ともに優れており、ササクレなどもできにくいため、小さなお子様やペットがいるご家庭でも安心です。ぜひ住宅の外構工事やリフォームをご検討の方は、品質の高い人工木材「Eee-Wood」をご利用ください!
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