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人工木のウッドデッキは便利!メンテナンス不要で快適に過ごそう!

2023年02月26日

いろいろな用途に使えるウッドデッキは人気が高いですが、定期的なメンテナンスが必要です。こちらでは、ウッドデッキが劣化する原因や代表的なデッキ材、メンテナンスなどについて見ていきます。

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ウッドデッキ
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<この記事のポイント>

✔︎ウッドデッキが劣化する原因がわかる。

✔︎代表的なデッキ材やメンテナンス方法がわかる。

《目次》

ウッドデッキの劣化は意外と早い

ウッドデッキは屋外に設置するため、紫外線や雨風によるダメージが大きく、素材によっては短期間で劣化する恐れがあります。また、劣化にもいろいろな原因がありますので、定期的にメンテナンスをするのがおすすめです。

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ウッドデッキ

ウッドデッキの劣化の原因でよく見られるのが、雨や湿気によるものです。水はけが悪く、長期間濡れたせいで雨染みができることもありますし、デッキ材が水分を吸収したことで雑菌が繁殖しやすくなり、カビや腐食につながるケースも少なくありません。

雨

また、屋外に設置している以上、紫外線を常に浴びることになります。そのため、天然木材では特に紫外線による変色が著しく、白っぽい色に変化してしまいます。加えて、太陽光に当たりすぎて乾燥が進み、ひび割れやささくれなどが生じることも多いです。ウッドデッキは裸足で歩くこともありますので、けがには十分注意しましょう。

ウッドデッキ

天然木材の場合には、白アリによる被害も深刻です。白アリは直射日光が当たらず、湿気が多い場所を好みますので、普段目にすることが多い場所からは被害に気が付きにくくなっています。しかし、表面上は虫食いがないように見えても、内部が空洞状態になることで床が抜ける恐れがあり、大変危険です。床部分の裏側などの普段目にしない箇所も、時折虫食いがないか確認しましょう。

危険

デッキ材が柔らかくぶよぶよになっていたり、上を歩いているときに軋むような音がしたり、床板が重みでたわんだりするような状態になっていれば、デッキ材の寿命が来ている可能性もあります。

ささくれ

また、ささくれやひび割れなどがあれば、ウッドデッキ上で過ごす時にけがをすることも少なくありません。定期的なメンテナンスや状態のチェックを欠かさず、補修では間に合わない状態になったときには交換も検討しましょう。

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ウッドデッキの代表的な素材と特徴は?

ウッドデッキの素材は大きく分けて、天然木材と人工木材の2種類です。また、天然木材はハードウッドとソフトウッドという種類に分かれています。ここでは、特徴を詳しく見ていきましょう。

■ハードウッド■
天然木材の一種であるハードウッドは、その名の通り硬度のあるウリンやイペなどの広葉樹の木材です。繊維が非常に密になっており、表面が滑らかで耐久性があるため、ウッドデッキの素材に向いています。重さがあり、加工が難しく単価も高めですが、水や腐食、虫害に強く耐久性に優れた素材です。

ハードウッド

■ソフトウッド■
天然木材の一種で、こちらは柔らかい質感の針葉樹を使ったデッキ材です。サイプレスやヒノキなどがソフトウッドに該当し、木の繊維がすべて同一方向を向いており、密度は低いためわずかな衝撃でも傷がつきやすくなっています。ただ、軽量で加工しやすい素材であり、手ごろな価格で安定供給されていますので、DIYでウッドデッキを作りたい時などによく利用されています。弾力があり、ぬくもりを感じられる素材ですが、衝撃や虫害に弱く、水分を吸収しやすいという特徴がありますので、ソフトウッドを使う場合には保護剤などでコーティングをして、こまめにメンテナンスする必要があります。

ソフトウッド

■人工木材■
人工木材は、天然木材の粉と樹脂を混ぜ合わせることにより、見た目や質感を天然木材に近づけながら耐久性を高めた素材です。天然木材のように大きい木を切り出す必要がないため、手ごろな価格で購入できる上、供給が安定していることからデッキ材を追加注文しても色合いや木目が大幅に変わることがなく、修繕がしやすいです。メーカーによって配合割合や製法が異なるため、人工木材を利用するときには事前に情報収集をしておきましょう。

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人工木材のメリット・デメリット

人工木材は、メンテナンスや耐久性という面で非常に優れたデッキ材です。しかし、天然木材の方が優れているところもありますので、予算や自分が重視したいポイントを考慮して選ぶようにしましょう。ここでは人工木材のメリットとデメリットを見ていきます。

メリット デメリット

■メリット■

人工木材のメリットは、何と言っても耐久性とコストパフォーマンスの高さです。天然木材も使われていますが、樹脂を配合していることで白アリやカビ、腐食などによる劣化の心配がありません。ハードウッドは天然木材の中では耐久性が高いですが、人工木材はさらに耐用年数が長く、特別なメンテナンスをしなくても20年前後は美しい状態のまま使うことが可能です。

ウッドデッキ

また、デッキ材の単価としては高級材であるハードウッドと大きな違いはありませんが、メンテナンスが必要ないこと、すぐに組み立てができる状態に加工されて届くことを考えると、トータルコストを抑えてウッドデッキを設置できます。色落ちやささくれの心配がないため、いつまでも綺麗で安全な状態を保てますし、寒冷地や湿度の高い場所のようなウッドデッキに不向きな場所に設置することも可能です。

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■デメリット■
メーカーによっては、天然木材のような自然な風合いではなく、いかにも人工木材のような見た目や質感になっているデッキ材もあります。また、一般的には天然木材と比べて熱がこもりやすいと言われていますので、夏場に裸足で歩いたときなどは熱く感じることもあるでしょう。加えて、天然木材ほどではないにしても、設置場所や取り扱いによっては反りやしなり、重量物の落下などによる傷、退色などが生じることも考えられます。

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ウッドデッキのメンテナンス

ウッドデッキのメンテナンスは、日常的な掃除と一定期間ごとに行う再塗装です。人工木材は基本的に再塗装をする必要はありませんが、こまめな掃除はどのデッキ材でも行った方が良いでしょう。

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■掃除■

屋外にあるウッドデッキは、枯葉や砂ぼこりなどがつもりやすいです。砂ぼこりは木材を必要以上に乾燥させるだけでなく、埃に含まれる腐朽菌がデッキ材に付着するリスクもありますので、丁寧に取り除きましょう。ほうきで大体の砂ぼこりを取り除き、板の間に詰まっているものはミニブラシなどの先が細いものを使います。また、季節ごとにデッキブラシなどで表面をこすってコケなどを取り除いたのち、水で洗い流します。雨染みや食べ物のシミなどの汚れがあるときは、中性洗剤を使っても構いません。

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■塗り替え■
ウッドデッキの塗り替えは、およそ1~2年に1回のペースで行います。ただし、デッキ材の素材や設置環境などによって異なりますので、ワックスや塗料が剥がれてきたら早いタイミングでも塗り替えを検討しましょう。なお、自分で塗り替えをする場合には乾燥させる時間も考慮して、数日間天気の良い日が続くときがおすすめです。

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塗り替えをする前に、やすりやサンダーなどで古い塗料をはがして表面をならします。その後、水洗いで砂ぼこりや汚れを綺麗に落とし、十分に乾燥させましょう。塗料は防虫、防水、防腐、防カビなどの効果がある保護剤を使用し、よくかき混ぜてから全体的にムラなく薄めに塗っていきます。退色が進んでいる場合には、色付きの塗料を使えば新品のような見た目になるでしょう。耐久性を高めるために重ね塗りを行い、少なくとも丸一日は乾燥させます。

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ウッドデッキを長持ちさせるには

素材ごとの耐久性としては、最もメンテナンスの負担がかからず長期間使えるのが人工木材、次いでハードウッド、ソフトウッドの順になります。しかし、立地条件や扱いによっては耐久性が変化することもありますので、設置するときには次のポイントに留意しましょう。

比較表

■設置場所■
ウッドデッキを設置するときは、基本的に風通しや水はけ、日当たりの良い場所を選びます。湿気が籠る場所ではカビや腐食、白アリなどが発生しやすくなりますので、池などの水辺の近くや常に日陰になる場所、雑草などが生い茂っている場所などは避けた方が無難です。もちろん、ウッドデッキ自体も勾配をつけたり排水口を設置したり、床板に隙間を空けたりして、雨上がりに水がいつまでも溜まらないようにしておく工夫も必要です。

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■デッキ材選び■
ウッドデッキの素材選びも長持ちさせるために欠かせません。天然木材ならばハードウッド、もしくは人工木材を使用して、きちんと手入れをすることで長期的にウッドデッキを利用できるようになるでしょう。ただし、同じ素材の天然木材でも産地や加工によって品質が変わってきますし、ほぼ品質が均等な人工木材ですら、メーカーによって耐久性や質感が異なります。

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人工木材を使うときには、日本の高温多湿な環境に耐えうる素材として開発されたEee-Woodがおすすめです純度100%の木粉と耐水性に優れ、寒さや熱にも強い高密度ポリエチレンを配合して丁寧に加工されていますので、風合いや質感が天然木材に近い上、塗装やメンテナンスなしに美しい状態を保ち、反りやゆがみがほとんど生じない仕上がりになっています。ロットごとに厳しい検査を行ったものだけが出荷されていますので、ウッドデッキの素材として安心して使えます。

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ウッドデッキ素材をよく理解して選ぼう

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ウッドデッキの素材には天然木材と人工木材があり、特徴も様々です。人工木材は面倒なメンテナンスの必要がなく、耐久性が高いのでウッドデッキにぴったりです。Eee-Woodは見た目や質感が天然木材によく似ていて、色合いやデザインも豊富なため、どんな住宅にも合わせやすいでしょう。Eee-Woodは人工木材専門店のアートウッドで取り扱っており、他にも様々な素材が用意されていますから、ウッドデッキを作る際は利用することをおすすめします。

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この記事を監修した人

一級建築士事務所サーロジック株式会社 高尾 裕稔

人工木で作るウッドデッキは、天然木のウッドデッキよりも長持ちします。さらに施工方法も天然木とさほど変わらないため、気軽にdiyに挑戦してみませんか?
自分で作ったウッドデッキでくつろぐ時間は、格別なものになると思います。

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