
ウッドデッキを作っていくうえで「縦張り」と「横張り」というワードに辿り着くのではないでしょうか?この縦張りと横張りとはウッドデッキの床板の張り方のことを指します。ウッドデッキをせっかく作るのであれば、床板のデザイン1つで仕上がりイメージが全く変わるのでこだわりたい部分ですよね。ここではウッドデッキの張り方、張る際に注意する点、横張り縦張りウッドデッキのイメージ施工例をご紹介いたします。
<この記事のポイント>
✔︎ウッドデッキの張り方がわかる
✔︎ウッドデッキを張る際の注意点やポイントがわかる
<目次>
・ウッドデッキの横張りと縦張り
・ウッドデッキの張り方ポイント
・ウッドデッキには人工木材がおすすめ!
・縦張りウッドデッキの施工例
・横張りウッドデッキの施工例
・まとめ
ウッドデッキの横張りと縦張り
まずはウッドデッキの張り方の見分け方です。
下の①と②の写真はどちらが横張りでどちらが縦張りかわかりますか?
①

②

正解は①が縦張り、②が横張りのウッドデッキです。
見分け方のポイントとしては、建物に対してウッドデッキの床を垂直になるような張り方は縦張り、建物に対して平行に並ぶ張り方が横張りになります。
縦張りウッドデッキ

縦張りウッドデッキとは建物から外に向かって床板が垂直に並ぶウッドデッキです。縦張りのウッドデッキは窓(家の中)から外を見たときに、縦に伸びるように床板を貼っているので、空間が広くなったような印象に仕上がります。

また、奥行きを短くすることで、濡れ縁(和風住宅の縁側の外に張り出した部分)のような雰囲気にもなり和のテイストを感じることができます。
ウッドデッキは雨が降った後など水が溜まりやすくなっていますが、設計施工の段階でほんの少し勾配を設けることで、排水性をよくすることができます。イメージとしては建物側から外に向けて水が流れるよう勾配をつける感じです。
さらに目地が縦に入っているので、床下に僅かな時間ながら目地を通して日差しが届くというメリットもあります。ウッドデッキの下は日陰になりやすく湿気がたまり、ウッドデッキの腐る原因となりますが日差しが届くことによって腐りの防止にもつながりますね!
横張りウッドデッキ

横張りウッドデッキとは建物と平行に床板が並ぶウッドデッキのことです。
家の中の床板も窓に対して大抵平行に作ってあります。家の中のフローリングとウッドデッキの床板が平行に並ぶことになるので、部屋とウッドデッキが一体感あるイメージで仕上がります。
ウッドデッキらしい雰囲気に仕上がるので、人気のある張り方となっています。
また、大きさの調整もしやすく、床材をどんどん並べていけば床面積を増やすことができます。特殊な形のウッドデッキでなければ同じ長さで作っていくので施工手順も簡単です。
さらにウッドデッキの床板を貼る際、あまりカットをせずに張ることができるので材料のロスが少なくなり効率的に施工をすることができます。
この2点を踏まえると縦張りよりも横張りのウッドデッキの方が施工しやすくDIY向きなのではないでしょうか?
DIYウッドデッキのおすすめ施工例
縦張りと横張の張り方ひとつで全く違うイメージですね!
ウッドデッキの張り方ポイント
ウッドデッキえを張るときのポイントはいくつかありますが、一番大切なのは床材の目地をしっかり均等に開けるために「スペーサー」を使用することです。
床材の隙間(目地)を均一にすることで見た目がきれいに仕上がります。
また、湿気等たまりにくくするポイントとして目地を大きめに空けるのもおすすめです。
ウッドデッキには人工木材がおすすめ!
これまではウッドデッキを施工する前に知りたいこだわりのデザイン、よりおしゃれに仕上げるための張り方のアドバイスをご説明いたしました。
では施工後、ウッドデッキが張り終わった後に、これまで悩みに悩んで作り上げたウッドデッキをどう維持していくのかが問題ですよね!
基本的にウッドデッキは定期的なメンテナンスをすることで、耐久性を保ち、ウッドデッキを長く使用することができます。
このメンテナンスを怠ってしまうと、「腐食によるきしみ」「日焼けして色落ちして見栄えが悪い」「トゲやササクレができてきて危ない」などの理由で使用が難しい、もしくは使用できなくなります。
せっかくこだわって作ったウッドデッキも施工完了で終わりなのではなく、施工後も時間や労力をかけることでおしゃれが維持できるのです。


しかし、全員が全員そんなに時間や体力があるわけではありません!
そんな時におすすめなのが人工木材です。
人工木材で作るウッドデッキはメンテナンスフリーなんです。
腐食しないために防腐剤を塗ったり、紫外線により色落ちしてしまった部分に再塗装をしたりしなくていいんです!
その秘密は原材料にあります。
一般的に人工木材は木粉にプラスして樹脂材(プラスチック)が配合されできています。プラスチックが混ざることにより腐食したり、色落ちしたりしにくくなります。また、使用後にできるトゲやササクレも発生しません。
施工後もより綺麗なウッドデッキを、気軽に楽しみたいのであれば人工木材が最適です!
縦張りウッドデッキの施工例
横張りウッドデッキの施工例
まとめ
いかがだったでしょうか?
ウッドデッキの床板の張り方ひとつで全く違うイメージに仕上がります。
縦張りも横張りもそれぞれに利点があり、悩みどころですね。しかし、この床板のデザインでお家の外構を大きく印象付けることができるのでしっかりと時間をかけて選んでいただければと思います。
また、施工後はウッドデッキのメンテナンスでお悩みの方が増えます。そんなお悩みを一気に解決ししてくれる人工木材を使用したウッドデッキの施工をお勧めします。
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