庭をリフォームするとき、おすすめしたいのがウッドデッキやウッドフェンスです。
ウッドデッキは、庭の見た目をおしゃれにするだけでなく、雑草対策としても効果的です。
ウッドフェンスの方は、金属やコンクリートとは違い、自然の温もりを感じられる素材なので住人は癒やしを得ることができるでしょう。この記事では、庭のリフォームの基本的なことから、ウッドデッキとウッドフェンスのメリット等を解説していきます。
【今回の記事のポイント】
✔️庭をリフォームする際のおすすめウッドデッキ・フェンスがわかる
✔️人工木材のウッドデッキ・フェンスの良さが理解できる
更新日：2023/8/25
初稿：2022/8/22
《目次》
庭をリフォームするまでの流れ
建物と同様に、庭も時間が経過すれば劣化していきますし、家族構成が変わったり、趣味に園芸や家庭菜園などが増え、レンガや植栽、芝、プランターなどを取り入れてイメージに合わせた庭や外構を作りたいと思う方も多いです。
新築当初に作り込んだ庭や外構は、ガーデンデザインが古くなり、時代遅れな雰囲気になってしまっている可能性もあります。
そういった問題がでてきたときには、庭をリフォームする良いタイミングです。
庭をリフォームするとき、家主がDIYで工事をするという選択肢もありますが、技術や時間的余裕がないのであれば工事を請け負う業者を選定し、依頼する必要があります。
もし、家主に頼りとする業者がいないときには、気になる業者に問い合わせや見積もり請求をするのがいいでしょう。
問い合わせを受けた業者は、ガーデンデザインの提案をするために現場調査や写真の提供などを行います。現場調査とは、庭の形状や面積、現状がどうなっているのか、日当たりなどを確認するための作業です。今後、どのようにしたいのかを含めて調査をするため、立ち会いが必要な場合もあります。
さらに、現場調査では、どのような庭のリフォームをしたいのか、変更する部分と残したい部分などのヒアリングを同時に行うケースが多いです。
その上で、業者側は現地調査で明らかになったことを反映させ、具体的なデザイン・見積もりを作成することになるの、提案までにある程度の時間が必要となります。必要な期間は各業者によって異なりますが、1週間から10日前後がおおよその目安となる場合が多いようです。
デザインの提案と見積もりの提示を受けて、家主は自分の要望通りなのかを確認します。庭デザインは最終的なものではないので、内容に疑問点や変更したい点があれば業者に伝えることで、作成しなおすことも可能です。
もし、家主が、要望通りだと納得できたら、その後に正式な契約となり、書類に署名捺印等をして契約の締結となります。
契約が済めば、いよいよガーデンリフォーム工事です。
日程を調整して、必要な材料の調達・運搬を行った後に作業に取り掛かります。全ての作業が終わったら、家主立会いのもと確認をすれば工事完了です。あとは、家主に業者から請求書が渡されるので、そこに記載されている金額を支払うといった流れになるでしょう。
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ウッドデッキを設置するメリット
■ウッドデッキを設置するメリット■
一般的な庭の場合、洗濯物を屋外に干したり取り込んだりする際、バルコニーやテラス以外では室内と庭の段差を上り下りしなければいけないケースが多いです。洗濯物の量にもよりますが、重い洗濯物を抱えながらの作業となると、それなりの重労働となるのではないでしょうか。
しかし、ウッドデッキを設置することで、その状況や手間が省け、重労働を解消できる可能性が高いです。
ウッドデッキの高さを部屋の床に合わせれば段差はなくなりますので、室内と同じ感覚で、ウッドデッキから洗濯物を移動することができます。また、ウッドデッキに物干し台を設置できれば、その分、動線の距離も短くなりますし、体に掛かる負担を大幅に減らすことができるでしょう。
ウッドデッキに出る際には、足が汚れないようにサンダルを履くなどして出入りしましょう。
■屋根をつければ雨が降っても洗濯物が濡れない■
外に洗濯物を干せば、日が当たりますし風通しも良いので乾く時間が短くなります。しかし、外で干すときに気をつけなければいけないのが、突然の雨です。
雨が降れば、乾いた洗濯物がまた濡れてしまいます。
そこでウッドデッキの物干し場に屋根をつけておけば、雨が降っても洗濯物が濡れる事はありません。
屋根まで大掛かりなのはちょっと•••という方には出し入れが可能なタープなどを採用する手もあります。
■ウッドデッキでくつろいだり遊んだりできる■
ウッドデッキを設置していれば、テーブルや椅子をその上にセッティングできます。休日などの自由時間に、庭の中で優雅にティータイム・コーヒーブレイク・モーニングなどを楽しむ事が可能です。近隣住民の理解を得られるならば、庭でバーベキューをするときにも最適です。
また、ウッドデッキの上なら、子供が遊んでいても土や泥で、服が汚れることはほとんどありません。庭とウッドデッキを活かして、おしゃれなウッドデッキ生活を楽しむのも醍醐味です。
■雑草が生えにくい■
庭に生える雑草は、景観を損なうだけでなく害虫や害獣が近寄りやすく、隠れ場所ともなります。美しく清潔な庭を維持したいのであれば、雑草対策を講じなければいけません。しかし、雑草を抜こうとしても根を完全に除去することは難しいですし、時間が経過すれば種が飛んできてまた生えてくるので、定期的に草むしりや除草剤を撒くなど、対策が必要となるでしょう。
そこでウッドデッキを設置しておけば、ウッドデッキの下は日光が遮られるため、雑草が生えにくく、雑草を取り除く手間を省くことができます。ウッドデッキによって、常に一定の日光を遮り、植物の成長を妨げることで植物の成長を留めることに繋がります。
ウッドフェンスを設置するメリット
■自然の温もりを感じられる■
ウッドフェンスは、材料となる木材の種類によって、見た目や肌触りを楽しむことができます。人工木や天然木の場合、金属やコンクリートのように無機質な材料と違い、木材の持つ温かみを感じられることがメリットです。
庭に美しい花や樹木を植えてガーデニングをすれば、ウッドフェンスの持つ温もりと調和して、敷地内に自然のおしゃれな雰囲気を演出することができるでしょう。
そうした自然のおしゃれな雰囲気は解放感や自然感を生み出し、室内から眺めていても癒やしを得ることができるでしょう。
■プライバシー保護■
道路や隣家との境界に人の視線を遮るフェンスや生け垣がないのであれば、ウッドフェンスが活躍します。十分な高さのあるウッドフェンスを設置すれば、家の中やガーデニングの花壇スペースや家庭菜園などを覗き見る事はできません。これは防犯ということでも重要な意味を持ちます。
道路から家の中を覗き見ることができるならば、空き巣は家に人がいるのかどうかを簡単に調べることができるでしょう。また、家の中にあるものを品定めすることもできます。ウッドフェンスで視線を遮ることで、空き巣は下調べをしにくくなるため、防犯の予防にもつながるということです。
■デザイン性に優れている■
多様なデザイン性をつくりだせることが、ウッドフェンスのメリットでもあります。ウッドフェンスに用いる木材は、さまざまな色があり形状や硬さも異なります。さらに、木材同士の隙間をつくったり並べ方を変えたりすることで、見た目や印象が一変します。
家や地域にあわせて、お好みのデザインでウッドフェンスを設置することができます。不安なく自分のライフスタイルに合わせて楽しめることも魅力的です。
ウッドデッキ・ウッドフェンスの注意点
■メンテナンスが必要■
一般的な木材を使ったウッドデッキやウッドフェンスは、防腐剤・撥水剤・防虫剤といった薬剤を、木材の表面に塗ることで耐久性を高めることができます。しかし、永久に効果を保てるわけではありません。時間が経過し風雨にさらされることで、徐々に木材を保護する力は失われていきます。
ウッドデッキの美しさと性能を維持するためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。塗装などの塗り替えや補修を含め、大掛かりなメンテナンスに加え、隅に溜まりやすいゴミ掃除や、掃き掃除など、日頃のお手入れもしなければなりません。メンテナンスやお掃除をせず、付着した汚れやホコリを放置していると、木材に少しづつ浸透し、落としにくくなってしまうので注意しましょう。
しかし、人工木材を採用すれば、塗装の塗り替えなどの大掛かりなメンテナンスなどは不要です。また、天然木材とは異なり、水や洗剤を使用してキレイに掃除することができます。ですから、日頃のお手入れやメンテナンスが心配という方は人工木材のウッドデッキ・ウッドフェンスをおすすめいたします。
見た目は普通の木材と変わりなく、質感にもこだわって製造しているため、触り心地も良いです。人工木材のウッドデッキやウッドフェンスを実際にお手元でご確認いただける無料サンプル請求もございますので、ぜひお試しになってみてください。
■さらなる雑草対策もやっておこう■
前途でもお話ししましたが、ウッドデッキは日光を遮断するので芝生などに生える雑草が育ちにくくなります。しかし、間に隙間があれば、そこから地面に日が差し込んで雑草が伸びてしまいます。
完璧な雑草対策をしたいのであれば、ウッドデッキの下にコンクリートを打ったり防草シートを敷いておいたりするほうが良いでしょう。なお、防草シートにも寿命があるので、必要に応じて定期的に敷き直すということも考えられます。
ウッドデッキ・ウッドフェンスは人工木材
ウッドデッキ・ウッドフェンスで用いる木材ですが、天然木材だけでなく人工木材もあります。人工木材には天然木材にはない魅力や特徴があり、おすすめです。
その中でも、特におすすめなのが人工木材「Eee-Wood」です。「Eee-Wood」は、純度100％の天然木粉を更に細かくしてから樹脂とあわせ、天然木材のような見た目に仕上げています。
木目のある天然木材でなければ、独特の温もりを感じる事ができないと思う人もいるでしょう。しかし「Eee-Wood」の優れた表面加工の技術は、人工木材でありながら高級な天然木材のような見た目をつくりあげており、理想的な見た目のウッドデッキ・ウッドフェンスを設置できます。
見た目だけでなく耐久性に優れているというのも、人工木材の「Eee-Wood」をおすすめする理由です。
天然木材は、定期的に防腐剤・撥水剤・防虫剤などの薬剤を塗らなければ腐敗したりシロアリに喰われたりして崩れてしまいます。
その点、「Eee-Wood」は、細かくした木粉と樹脂が材料となるため、天然木材のように水分を吸収して腐ることは起きにくいですし、防虫性能にも優れておりシロアリに喰われる心配もありません。天然木材のように、薬剤を塗り直す手間を省けます。
水を吸収しないということは、表面の汚れを落とすのも簡単です。水とブラシを使って簡単に掃除ができます。
また、耐久性に優れているということは、薬剤の塗り直しや劣化した部分の交換にかかる費用も節約できることを意味します。長期的な視点に立てば、「Eee-Wood」は非常に経済的です。
最近では子育て世代や老後のセカンドライフとしてアウトドアや移住をする方が増えています。山奥や自然溢れる環境でも人工木材であれば耐久性も耐水性も優れているので、汚れやすい環境だとしても安心して使用可能。また、メンテナンスフリーということは家計の負担にもなりにくいです。
丈夫な材料とは言え、傷がつくこともあります。もし、傷がついてしまった場合には、傷がついた部分を削るだけで修復が可能です。均一に材料を混ぜ合わせた人工木材ですから、内部まで性能が変わる事はありません。
天然木材だと削ることで見た目や色合いが変わってしまいますし、削った部分から腐朽菌が入り込む恐れがあります。その点、人工木材「Eee-Wood」であれば、そういったことを心配する必要がないことが魅力の一つでもあります。
安全性という点でも、人工木材「Eee-Wood」はおすすめです。
天然木材は、綺麗に加工したつもりでもささくれができることがあります。ささくれのあるウッドデッキやウッドフェンスに素肌で触れてしまうと、刺さって怪我をしてしまう可能性があります。特にお子様がいるご家庭では、ウッドデッキの上を裸足で走り回ることもあるかと思います。子供がささくれた部分を踏んでしまって怪我をしないように要注意です。
一方で、「Eee-Wood」ならばささくれなどの心配がいりません。加えて木粉と合わさっている樹脂は、ポリ袋などにも使われている材料であり触れてかぶれるようなものでもないので安全です。そのためペットがいる場合にも安心して使えます。
庭は安全でおしゃれな人工木材で実現
ガーデンリフォームでウッドデッキ・ウッドフェンスを設置すれば、生活が彩り豊かに、おしゃれな暮らしを楽しめます。中でも、天然木材ではなく人工木材を選ぶことで、キレイな状態を維持しつつ楽しむことができます。腐敗や虫喰いを心配せずとも済みますし、使用中に怪我をすることも減ります。
家族が安心して暮らせることを求めているならば人工木材のウッドデッキ・ウッドフェンスがおすすめです。是非、空間の作り方や材料の選び方など、アートウッドにお気軽にご相談下さい。
この記事を監修した人
一級建築士事務所サーロジック株式会社 高尾 裕稔
アートウッドの人工木材Eee-Woodは耐久性・耐候性ともに優れており、ササクレなどもできにくいため、小さなお子様やペットがいるご家庭でも安心です。ぜひ住宅の外構工事やリフォームをご検討の方は、品質の高い人工木材Eee-Woodをご利用ください！
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