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ウッドデッキの木材について比較解説!

2023年07月29日

ウッドデッキを作る際は、使用する木材をよく検討する必要があります。木材の種類によってウッドデッキの耐久性や仕上がりなどが異なるからです。今回は、ウッドデッキに使用する木材について詳しく解説しつつ、比較していきます。

ウッドデッキ

<この記事のポイント>

✔︎ウッドデッキにおすすめの木材がわかる
✔︎おすすめの木材を使用した施工例がわかる

《目次》

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ウッドデッキに使用する木材とは?

ウッドデッキに使用する木材は主に、天然木と人工木があり、それぞれ特徴が異なります。ウッドデッキの材料を選ぶ際は、まず天然木と人工木の違いを把握することが大切です。ここからは、天然木と人工木の特徴についてを紹介します。

比較表

天然木とは何か?詳しく天然木を解説

天然木とは、加工が施されていない本物の木材のことです。特定の種類の木材を表すものではなく、突き板や集成材、一枚板など、様々な種類の材料があります。以下で、そのメリットやデメリットを見ていきましょう。

天然木

■天然木のメリット■

天然木のメリットは、本物の木の風合いを感じられることです。本物の木は、味のある優しい雰囲気があります。人工木の質が向上しているとはいえ、天然木の風合いが好きだという方も少なくありません。また、杉などの香りを放つ木材を使用すると、木の香りを感じられリラックス効果にも繋がります。

天然木 

■天然木のデメリット■

天然木のデメリットの一つは、コストが高いことです。初期費用は安いのですが、定期メンテナンスが必要で、長期的な目で見るとトータルコストが高くなる可能性が考えられるのです。天然木は、何もしないで屋外で雨風にさらされると傷みやすいです。そのため、定期的に塗装をするなどのメンテナンスの手間がかかります。また、天然木は湿気を吸収しやすいため、1年に1回程度は防腐処理を施す必要が出てくるかもしれません。このような定期メンテナンスを怠ると、天然木は数年で腐ってしまうかもしれません。

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天然木は主に2種類に分類される

天然木は大きく分けて、ハードウッドとソフトウッドの2種類があります。では、ハードウッドとソフトウッドには、どのような違いがあるのでしょうか。

■ハードウッド■

ハードウッドとは硬い木材のことです。繊維が細かく密になっており、木の変形に強いのが特徴。木材の種類にもよりますが、防腐処理や塗装などを頻繁にやりかえる必要はありません。ただ、ソフトウッドと比べると、比較的価格が高いものが多い傾向にあります。特に近年では森林保護などの観点から、伐採量が調整されており価格が高くなっています。また、見た目以上に比重が重く、持ち運びしづらいというデメリットもあるので注意が必要です。

ハードウッド

■ソフトウッド■
ソフトウッドとは、名前の通り柔らかい木材のことを指します。ソフトウッドは加工しやすい素材なので、DIYでもよく使用されています。ハードウッドより安く手に入るというメリットがあるものの、耐久性が低いのが難点。ソフトウッドは湿気を含みやすく、腐るのが早いことに加えて、シロアリの被害にあいやすいといわれています。そのため、ハードウッドに比べると、より頻繁に定期メンテナンスをする必要があります。しかし、近年の技術の進歩により、耐久性を向上させる処理を施したソフトウッド商品なども登場しているので気になる方は検索してみるのもいいかもしれません。ただし、他の木材と比べて、価格は高めになります。

ソフトウッド
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人工木とは何か?詳しく人工木を解説

人工木とは一般的に、木粉に樹脂などを配合して作られた人工的な木材のことを指します。天然木の欠点をカバーできるように試行錯誤の上、完成したと言っても過言ではありません。ここからは、人工木のメリットとデメリットを紹介します。

【下記掲載写真使用部材はこちら→根太材・束材/無垢柱材LB(ライトブラウン)床材/無垢デッキ材LB(ライトブラウン)幕板材/無垢ボード材LB(ライトブラウン)

ウッドデッキ
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■人工木のメリット■
人工木のメリットは、耐久性に優れていることです。天然木の場合、対策をしないと湿気で腐食したりシロアリが発生してボロボロになってしまう場合があります。しかし、人工木は腐りにくく加工されており、腐食やシロアリの心配はないので安心です。防腐処理や防虫の必要もないため、日々のお手入れはホウキで掃いたり水で流すなど、簡単なお手入れだけで問題ありません。
お子様やペットがいる家庭でも安心して使用できるというメリットもあります。また、天然木とは異なり、人工木は割れやササクレがないため、子どもやペットが怪我をする心配は少ないでしょう。

【下記掲載写真使用部材はこちら→床材/ リブ付無垢デッキ材LB(ライトブラウン)根太材/ 無垢柱材LB(ライトブラウン)幕板材・ステップ台/無垢デッキ材LB(ライトブラウン)

ウッドデッキ
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■人工木のデメリット■
人工木は、熱がこもりやすい傾向にあります。特に夏場は人工木だけでなく、天然木など他素材も含め、日光があたると熱くなってしまいます。夏場はなるべく裸足ではなく、スリッパや外履き用の靴を用意したり、日除けを設置してウッドデッキに直接日光があたらないような工夫をすることがおすすめです。本物の木の質感を楽しめないという声もありますが、近年では天然木と見分けるのが難しいほど、リアルな質感の人工木材が増えてきています。本物の木の質感が好きなら、質の高い人工木を選ぶことをおすすめします。【下記掲載写真使用部材はこちら→床材/中空デッキ材LB(ライトブラウン)幕板材・根太材/無垢デッキ材LB(ライトブラウン)束材/中空柱材LB(ライトブラウン)

ウッドデッキ
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以上のように、ウッドデッキを作る際に使う木材のポイントは様々です。好みやデザインなども含め、ご家庭のライフスタイルや予算に合わせて最適なものを選択してください。ウッドデッキの費用が気になる方は、無料お見積りをご用意しております。また、実際に人工木を確認したいという方には無料サンプル請求がおすすめです。この機会にぜひご利用ください!

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無料サンプル

ウッドデッキの木材の選び方について

では、ウッドデッキに使う木材は、どのように選べば良いのでしょうか。ここからは、ウッドデッキに使用する木材を選ぶポイントを紹介します。【下記掲載写真使用部材はこちら→床板/リブ付き無垢デッキ材BL(モダンブラック)幕板/無垢ボード材NB(Hナチュラル)

ウッドデッキ
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■価格■
ウッドデッキの木材を選ぶ際は、まずは価格をチェックしましょう。安い価格の方が嬉しいかもしれませんが、あまり安い木材だと耐久性に問題があり、メンテナンス費用が高くなるといった問題が発生する可能性があります。ウッドデッキ向きの質の良い木材を、なるべくリーズナブルな価格で手に入れましょう。【下記掲載写真使用部材はこちら→中空デッキ材BL(モダンブラック)

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■耐久性■
ウッドデッキに使う木材を選ぶ際は、耐久性にも注目しましょう。耐久性が高い木材は腐食しにくいため、メンテナンスが楽です。ただし、耐久性が高い木材は価格も高価になりがちです。必要に応じて、湿気の多い場所には耐久性の高い木材を使い、日のあたる場所には価格の安いものを使うなど、価格と耐久性の両方を考えながら木材選びをするのもいいかもしれませんね。

施工事例
施行事例を見る

アートウッドでは耐久性の高い、人工木材を使用したウッドデッキの施行事例を多く掲載しております。参考になると思うのでぜひご覧ください。

施工事例

■加工性■
ウッドデッキの木材を選ぶ時は、加工性も重要なポイントの一つ。穴あけや切断などの作業が簡単にできるように、加工性の優れたものを選んでください。DIYでウッドデッキを作る時はもちろんのこと、専門業者に依頼する場合も加工しやすい材料を選ぶのがおすすめです。加工性の優れた木材を選ぶと、施工費用が安くなる傾向にあります。【下記掲載写真使用部材はこちら→デッキの床板/リブ付無垢デッキ材NB(Hナチュラル)デッキの束柱/中空柱材NB(Hナチュラル)

ウッドデッキ
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ウッドデッキはアートウッドのEee-Woodがおすすめ

ウッドデッキ用の木材なら、アートウッドのEee-Woodを選ぶことをおすすめします。弊社のEee-Woodは、純度100%の木粉と高密度ポリエチレンを混ぜ合わせて作った人工木です。

表

人工木とはいえ、Eee-Woodは独自の配合により、プラスチック感が少なく、天然木のような質感に仕上がっています。Eee-Woodの最大の特徴は、高耐久で腐りにくいことです。面倒なメンテナンスは不要で、防腐処理や塗装なども必要ありません。年数が経つと多少の色落ちはあるものの、天然木と比べるとその差は歴然で、長期間色を保つことが可能です。

人工木

また、天然木と比較して、Eee-Woodはカラーバリエーションが豊富なのも魅力です。複数カラーの木材が用意されているため、建物の雰囲気に合わせてカラーを選ぶことが可能です。室内のフローリングとウッドデッキの色と合わせると統一感が生まれ、おしゃれな空間を演出してくれます。

Eee-Woodの詳しい商品情報や品質をご確認いただくには、無料サンプル請求のサービスが便利です。

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ウッドデッキの施工事例をご紹介

次に、アートウッドのEee-Woodを使って各地の施工業者が工事した、ウッドデッキの事例をいくつかご紹介していきます。

◆手すり付きのウッドデッキ◆

ウッドデッキに手すりを付けると、布団を干すスペースに使うことも可能です。格子状の手すりに仕上げると、手すりが目隠しの役割も果たしてくれます。ご年配の方が使うなら、手すりと一緒にスロープを取り付けるのもおすすめです。
左記使用木材

根太材/無垢柱材LB(ライトブラウン) 

床材/リブ付無垢床材LB(ライトブラウン)

幕板材/無垢床材LB(ライトブラウン)

◆ウッドデッキはコンクリートとも相性抜群◆

コンクリートの建物にウッドデッキを設置するのもおすすめです。ダークカラーの人工木を選べば、モダンな雰囲気の空間に仕上がります。さまざまなカラーの人工木があるので、建物と相性の良いものを選びましょう。

左記使用木材
床材/高耐久無垢デッキ材DM140 BL(モダンブラック)
根太材/無垢柱材L90 BL(モダンブラック)

◆高所にあるウッドデッキ◆

ウッドデッキ

高所にあるウッドデッキはメンテナンスが難しいため、メンテナンスフリーの人工木を選ぶのがおすすめです。メンテナンスや交換の頻度を考えると、天然木より人工木の方が費用を抑えられるのでお得です。

左記使用木材

フェンス材/無垢フェンス材LB(ライトブラウン)

床材/中空デッキ材LB(ライトブラウン)

手すり/無垢デッキ材LB(ライトブラウン)

◆海沿いの住宅に設置したウッドデッキ◆

ウッドデッキ

海沿いなど木材が劣化しやすい環境には、Eee-Woodが適しています。人工木は塩害被害を受けにくいため、海岸沿いの住宅でも安心して使うことが可能です。駐車場などの広々としたスペースを活用するなら、鉄骨を組み上げて少し高めの場所にウッドデッキを作るのも良いでしょう。
左記使用木材
床材・手摺/無垢デッキ材LB(ライトブラウン)

手摺の柱/無垢柱材LB(ライトブラウン)

クロスフェンス/無垢ボード材 LB(ライトブラウン)

◆洗濯物干場としてウッドデッキを設置◆

ウッドデッキ

洗濯物干場としてウッドデッキが設置されているケースです。窓と同じ高さのウッドデッキを作ると、洗濯物を干すのが簡単になります。屋根も取り付ければ、雨の日でも問題なく洗濯物を干せるようになるでしょう。
左記使用木材
根太/無垢柱材BL(モダンブラック)

幕板/無垢床材BL(モダンブラック)

アートウッドでは、他にも沢山の施工事例をご紹介しております。施工業者様の事例、diyのウッドデッキ事例や既存の天然木ウッドデッキからのリフォーム事例も多数ございます。お探しのエクステリアタイプから選ぶことができますので、ぜひチェックしてみてください!

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アートウッドのEee-Woodがおすすめ!

木材の種類によって、耐久性や加工性などの特徴が大きく異なるので注意が必要です。ウッドデッキに使用する木材は、アートウッドのEee-Woodがおすすめ。Eee-Woodならメンテナンスフリーで、塗装する手間も省けます。ウッドデッキの設置を検討しているなら、長持ちで人気の木材を取り揃えているアートウッドへ気軽に相談してみてください。

ウッドデッキ
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この記事を監修した人

一級建築士事務所サーロジック株式会社 高尾 裕稔

天然木で作られたウッドデッキは、どうしても経年劣化による腐り等は避けられませんが、人工木材を使用することで耐久性や安全性に優れたウッドデッキを設置することができます。ウッドデッキをリフォームするなら、ぜひEee-Wood」でお気に入りの空間作りをお楽しみください。

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